過去の出来事や、物事に対して「肯定的な意味づけ」が出来るようになってくると、心が楽になってきます。機能不全家庭で育ったことさえも、肯定的な意味づけをすることは可能です。それまで自分の「思い込み」の外に出て、新しい視点を見つければよいのです。「肯定的な視点」はたくさんあります。
例えば、サヨナラ・モンスターに付属されている【自分の「モンスター」と「隠れた能力」を知るためのツール】、このツールもそのために役立つものです。このツールを使って、どんな感じに肯定的な意味づけをしているか。
肯定的な意味づけの例1
このツールを使って起こった気持ちの変化である「平気で嘘をつく者に陥れられて孤立する恐怖から本当のことを暴き出す力が幸せに繋がっていることに気づいた!」では、「平気で嘘をつく者に陥れられて孤立する恐怖」が「本当のことを暴き出せる力は、幸せになることに繋がっている」に変化しています。「恐怖」が「前向きな強い気持ち」に変化したのです。
これは、「平気で嘘をつく者に陥れられた事実」は変わっていませんが、ソレに対しての意味づけが「幸せになるために役立つことだった」に変わったのです。こういった1つ1つの変化が、心を楽にしてくれるのです。
肯定的な意味づけの例2
このツールを使って起こった気持ちの変化である「自分なんて生きている価値がない…無価値な扱いを受けた悲しみから「やりがいがあるから楽しめる」ことを見つけた!」では、「無価値な扱いを受けた悲しみ」が「やりがいがあるから楽しめる」に変化しています。
これは、「無価値な扱いをされて育ったと思ったこと」は変わっていませんが「だけど、それは親も一生懸命だった。その気持ちは自分で最後まで感じきって、自分にも親にも「ありがとう」って思うようになってきました。」と変化しています。例えば「無価値な扱いをしてなんてひどい親なの!」という意味づけが「人生はそんな簡単じゃない。親も一生懸命だった。価値を生み出すことはやりがいがあるから楽しめる」と変化するだけで、心は軽くなります。
このように、過去の出来事に対し、新しい意味づけをするためのツールがサヨナラ・モンスターに付属されている【自分の「モンスター」と「隠れた能力」を知るためのツール】なのです。今の自分を苦しめている、過去の出来事、出来事は変えられませんが、その過去の出来事に対して、肯定的な意味づけが出来るようになってくると、心が楽になるだけではなく心が成長してきます。
意味づけ次第で、「恨み」を「転換」させることも可能です。
自分を助けてくれるのは、自分です。その助けの「道具」になるのが、「サヨナラ・モンスター」です。あなたもよかったら試してみて下さい。この方法は僕の過去の苦しみの集大成とも言える方法です。ですので、僕が生きている限り、ずっとこの方法を広めていくでしょう。
肯定的な意味づけは、無理に行うものではない
肯定的な意味づけは、無理に行うものではありません。自然な変化がが大切です。例えば、僕の場合は「サヨナラ・モンスター」の「自分の感情を感じる(教材本編目次参照)」で未処理未消化の感情を見つけて感じていくことで、少しずつ肯定的な意味づけが出来ることが増えました。
最初に、自分が自分の親として、未処理未消化の感情を見つけて感じさせてあげるのです。そうすることで、納得が起こることがあります。納得が起これば、新しい視点が手に入りやすくなるのです。
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