複雑な事情があり、親の葬儀に出ない人もいます。

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複雑な事情があり、
親の葬儀に出ない人もいます。

それを悪いことだと思っている人もいますが、
僕は、「悪いことではない」と考えています。

人に死に関わる事に対し、”それだけのこと”があるから、
葬儀に出ない、出たくないとなるわけです。

”それだけのこと”がないのなら、
出ない理由がないから出るでしょう。

親から虐待をされていたから出たくない人、
家族の中で悪者扱いされ続け、
スケープゴートにされてきたから出たくない人、
出たくない、ではなく、苦しみから出れない人など。

まずは、自分が抱えている、
親の葬儀に出れない理由、”それだけのこと”を大切にした上で、
最善策を考えれば良いのです。

僕自身も、家族全員が集まる場合は、
ずっと前から、そこに行けないので、母の葬儀には出ていません。

行けないというのは、症状が出てくるからです。
家族内で、「でっち上げられ続けて生きてきた日々」、
これが、僕の中で、相当深い傷となっており、
過去より、かなり回復できましたが、
まだ、家族の集まりとなると、苦しみが蘇ってきて、
非常に不安定になってくるのです。

つまり、この部分の答えが出せていない、
記憶の処理が済んでいない状態です。

このことは、父も理解してくれており、
母も、生前、全てではないけど理解をしてくれていました。
だから、僕が葬儀に出なくても、
母も、父も、嫌がることは全くない心の状態、関係構築していました。

理解は癒しにも繋がる。相手に理解してもらうには、
「理(物事の道筋)」を順を追ってわかりやすく説明すること。
これが出来ないのなら出来るようになるまで文章を書き続ければいい。

話は戻って、

だけど、どうしても、直接、母にお別れをしたいから、
みんなが集まる前に、母に会いにいきました。
パートナーと、父と、一緒に、母にお別れをしました。

そしてそれ以外は、僕なりの、「心の葬儀」をしました。
僕にとっては死ぬほど嫌な兄弟でも、
父や母にとっては、大切な子供ですから、、
「来ないでくれ」とは言えません。
この場合は、僕の勝手な一存で、左右すべきことではないのです。
僕は元々スケープゴートですから、
集まりの場合、僕がいない方が家族はうまく回るのです。

母は、昔のように、争いのない兄弟に戻って欲しい、
そう願っていましたが、そうなるにはあと10年は必要だったでしょう。
まかり通っている「数々の悪影響だらけの嘘や、事実の歪曲」を消さない限りは無理なので。
つまり、嘘に頼っている側の人間的成長が必要不可欠なのです。

今回、母の死という「現実」で、嘘を使い続けた側は、
これから少しずつでも目が覚めてくれれば良いとは思っています。
母が死を持って教えてくれているように思います。
大切な人の死は、強力な力で、現実の大切さを認識させます。
それほどのことがないと目が覚めない場合もあるのです。

僕のように、生前の母、父にも理解をしてもらうために、
長年、話し続け、伝え続けて、相手が変に思わないように、
1つ1つ説明をして、理解を深めてもらっておけば、
親の葬儀に出ないということは、問題ないと僕は考えます。
相手も、嫌な気持ちになることもありません。

大切なのは、「心」ですから。

葬儀という形も、とても大切なことです。
特に儀式は、心の扉を開くためのものですから、
葬式によって、心の扉が開き、現実に目覚める意識状態になります。
(現実認識のための儀式)
だから、こうしておけば良かった、ああしておけば良かった、
そしてそれまで気づかなかった視点に気づき、
驚くほどの心の変化が起こるのです。
儀式によって、変性意識状態になるから。

ですから、葬式、葬儀、形も大切なことなのです。
形から入り、心の扉を開け、心の深い部分を変える、
気づくべきことに気づく、
そして心から、本気で、温かい気持ちで送り出してあげる。
それが葬儀の大切さの1つです。

ですから、葬儀に出るか、出ないか、
それは大きなことでは無いのです。

大事なことは、自分の心の在り方です。
僕自身は、自分が死んだら、墓に入らなくてもいいし、
入っても、どうでもいいと思っています。

大切なのは心です。自分の心の状態がどうなのか、
僕は、家族みんなが集まって、心が苦しくなり、
嫌な記憶が蘇ってくる、そんな状態で母を送り出すのは嫌だから、
心が穏やかでいられる自分のやり方で、パートナーと一緒に送り出しました。

このことについては、何も後悔もないし、良かったと思っています。

財産目当てで、綺麗事を並べ、
形だけにこだわる人間も世の中にいますが、
そういった者たちと争うのではなく、
静かに、自分が引いた方が良いでしょう。

争っている場合じゃないのです。
しっかり現実を認識して、感情も解放し、
感謝の心で、冥福を祈って、温かい送り出しをすること。
これが、最も大切なことだと、僕は考えています。

今度はどんどんオンライン葬儀になると思いますが、
どんな形になっても、大切なのは、「心の在り方」です。

あなたの心の在り方が、それ相応のものであれば、
どんな形から入っても良いと思います。
良い心につなげやすい形として、
葬式、葬儀、これを準備してくれる素晴らしい方々がいるのです。

そういった方々にも感謝しつつ、
感謝の心で、冥福を祈って、温かい送り出しをすること。

それが最も重要なことだと思います。

 

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    この記事を書いた人

    1980年、北海道に生まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)。中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家であり、作家・AIコンテンツクリエイターとしても活動。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済、無宗教)。5歳までほとんど喋らない子供だったそうで、周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱えた。生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走。以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避を続ける。

    その後も恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念など、多岐にわたる心の問題を抱え続けたが、親や自身の境遇を恨む中で独学と自力で1つ1つ解決を試みるようになる。特に「書くこと」による癒し効果で心に大きな変化を起こし、幼少期から潜在意識に根を張っていた宗教の洗脳を自力で解き、恨みを克服し感謝の心を育むに至った。この過程で得た知見をもとに情報発信を開始し、多くの人から好評を得るようになる。

    現在は、心の根深い問題を抱えた当事者だからこそ伝えられる情報を発信し続け、電子書籍出版をはじめとする表現活動にも力を注ぐ。AI技術を活用したクリエイティブ活動も行い、「AIコンテンツクリエイター」としても情報発信や書籍の執筆をサポートする形で幅広く活躍中。こうした活動は他者だけでなく、自身の心の成長や癒しにもつながることを実感し、その素晴らしさを伝え続けている。

    自分自身の無意識にあった心理的な問題を意識化し解き明かす過程で得た知見を、心理的セルフヘルプの実践例として書き残し、さらにAIを用いたコンテンツ生成や書籍執筆の新たな可能性を追求している。

    ※私は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。

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    AIコンテンツクリエイターとして、主に以下のような活動を行っています。

    • ChatGPTを活用した長文記事の執筆大量の記事作成

    • WordPressに独自機能を追加するプログラムの開発

    • 一度だけですが、アプリの制作経験もあり

    • FXの相場分析をChatGPTと行い、勝率アップのため日々練習中

    • MT4・MT5のインジケーター作成

    • Macのターミナルから使えるスクリプト(自動化や便利ツール)を、ChatGPTと一緒に開発

    「こういうのが作れたらいいな」と思ったときに、ChatGPTをはじめとしたAIを活用して、アイデアを実際の形にすることを意識して取り組んでいます。


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