新着記事の読者登録をしてくれる方々がいて申し訳ないのですが、最近は記事投稿があまり出来ていません。出来ない理由は老犬介護で疲れていて記事を書く気力が無いからです(どうしてもやらないといけないことを優先的にやっている)。
介護というのは思っていた以上に大変です。そして老犬介護は、はっきり言って一人では難しいです。基本的に介護は一人では無理だと思います。介護疲れによって介護される側をする側が殺めてしまう…という悲しい事件もありますよね。『「限界だった」たった1人の介護の果て なぜ22歳の孫は祖母を手にかけたのか | 毎日新聞』のように、親族間殺人の中にはとても悲しい事件もあります。
誰か一人に介護を背負わせて、その一人が追い詰められて事件を起こしてしまうケースもあります。だから介護は1人で頑張るのではなく、出来る人たちみんなで力を合わせて助け合い、支え合って行うことが大切ですね。誰か一人をスケープゴートにして介護をさせてはいけないと思います。
僕が今飼っている犬は16歳です。昔の彼女が捨てていった犬です。少し前まで食欲もしっかりあって普通に歩いていて老犬の割には元気だったのですが、急にフラフラするようになり、発作のようなものが起こり、意識障害で気が狂ったような感じになり、ゲージに手を挟めて悲鳴をあげたりして、動物病院では「おそらく脳炎か脳腫瘍」とのことでした。歳や体力のことを考えても全身麻酔をしてMRI検査をして負担をかけることで全身麻酔だけで死んでしまう可能性もあるとのこと。
今は、回復を願いつつ出来ることをやろうということで、今、自宅で老犬介護をしています。ですので、記事投稿に関しましては投稿数が減ると思いますので、もしよかったら僕が書いた過去記事を検索してみたり、出版している本などを読んでいただけたら有り難いです。温故知新という諺があるように、故きを温ねて新しきを知る。つまり過去の記事を読むことでそこから新しい発見がある場合もあるのです。僕自身も過去に買った本を読み返して新しい発見をしたり、過去に読んだ記事から新しい気づきがあったりしています。その時に気づけなかったことでも、自分に変化が起こっていることで、その変化によって別の視点に気づけることがあるのです。温故知新、とても大切なことです。
老犬介護は僕とパートナーの2人でやっているのですが、僕もパートナーも機能不全家族の元で育ち、今は親族と離れていて関わっていません。仲良くすることが出来ない家族でした。必ず攻撃をしてくる家族でした(矛先を内側に向ける家族)。ですから困った時に助けてくれる親族はいません。僕は、どうせ人間はいつか死ぬんだし、死ぬ時は一人なんだから自分が介護される側になるなら凍死でもすればいい(北海道の豪雪地帯に住んでいるので)とか思っていましたが、やはり死ぬ時は温かい気持ちで終わりたいものです。
そして、老犬の介護をしてみて「一人では難しい(二人でも難しい)」という大変さを痛感しています。飼い犬の今の状態だといつ死ぬかわかりません。もしかしたら数日中に死んでしまうかもしれないし、回復する可能性もあると思います。思いつく限り出来ることをやっています。今日は昨日に比べて落ち着いていて発作が少ないです。負担になるのでお風呂に入れることも出来ないので汚れを落として温かいタオルで拭いてあげたり(パートナーが看護師なのですごく助かっている)、温かい濡れたタオルで首を温めたり、他のもので身体を温めたり、観葉植物を置いてみたり、脳炎や脳腫瘍にはマイナスイオンも良いというのでマイナスイオン発生器があるのでそれを横に置いてみたり、ネットで調べて犬がリラックス出来る音楽をかけてどれが一番落ち着くのか観察しながら負担にならないよう音楽を流してみたりして、色々とやっていると今は落ち着いています。余計な音と光はかなりの刺激になるので、脳に刺激を与えないようにしています。昨日は水も飲めなかったのに、今日は「アース ペットスエット」を飲みました。昨日に比べると少しよくなった部分が見受けられます。
アース ペットスエット
”ペットの体液に近い電解質組成。水分・ミネラルをすばやく補給。”
親族全体で仲良く出来ていたのなら、こんな時に助け合って交代で出来ると思いますが、機能不全家族というのは難しいものです。
睡眠も2時間、3時間とかの時もあるので疲れが取れません。痙攣発作が頻繁に起きたり、悲鳴のような夜泣きで殆ど寝れません。だけど、僕自身もパートナーも心の良い変化が起こり、飼っている犬の存在のお陰だと思っています。感謝。動物病院の先生が言うには「もしかしたら今日…」ってこともあるとのことです。毎日痙攣発作が起きて断末魔のような悲鳴をあげるのを見ていると心苦しくなります。
脳炎は大きく二つに分かれていて、「ウィルス、細菌、真菌、原虫などの感染が原因の脳炎」と、「特発性(原因不明、免疫異常の可能性あり)の脳炎」の2つだそうです。
脳炎だと、進行すると旋回運動といってぐるぐる回り出したり、遊泳運動といって手足を無意識でバタつかせる動きが出ます。うちの犬も全く同じ動きです。少し前に、ぐるぐる回るようになり、ゲージ内をぐるぐる回り続けるので転んで手がゲージの柵に挟まって、それで悲鳴をあげていたので目が覚めて見に行くとゲージに手が挟まっているので、手を抜いてもまた同じようになってしまうので、何か良い物ないかと探していると、脳炎になった犬の介護をしている人のブログや、(https://norikazu-miyao.com/?p=27018)の記事を見つけて、円形サークルが良いと書いてあったので、早速Amazonで購入しようと思ったのですが、、、届くのに2日くらいかかってしまいます。
これなら直径150cm(XLサイズ)あるから良いと思ったのですが、今すぐに必要だったのでホームセンターなどを探したけど売っておらず、旭川のコメリ(ホームセンター)になら在庫があるとのことだったのですぐに買いに行きました。サイズがSとMしかないとのことだったけど、普通のゲージだと怪我をしてしまうのでとりあえずコメリで八角形ペットサークルのMを買いました。これなら怪我をする心配もないのでよかったです。
今は落ち着いて寝ています。床暖をつけているのでちょうど良い暖かさだと思います。なんとか回復してくれることを願っています。犬の脳炎は完治が難しいそうで、しかも16歳の老犬です。人間で言うと小型犬の16歳は80歳とか84歳とか言われています。長く生きてくれた方だと思いますが、今死なれたら後悔が残ります。もっと優しくしてあげればよかったとか色々あるから回復して20歳までは生きてほしいと思っています。
犬を見ていて思います。犬は、最期まで生きようとしているんだなって。安楽死を勧めない獣医師もいれば勧める人もいる。オーストラリアでは、日本人に比べ飼い犬の安楽死をあっさり選ぶ人が多いという記事を見ました。その記事は『ペットの病気、「安楽死」というタブーの真実 | ペット | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース』です。
何が正解か僕にはわかりませんが、最期まで生きようとしている命を人間の判断で終わらせてはいけないのだと、今は思う。
この花は「エキナセア」というそうで、花言葉は「あなたの痛みを癒します」だそうです。うちの犬は、痛みだと思うのですが、断末魔の悲鳴のような声をあげるので、相当な痛みと苦しみだと思います。そんな痛みと苦しみが癒えて、消えていき、回復することを願っています。
記事の投稿などは、あまり出来ず投稿頻度が下がってしまいますが、投稿したらその時に読んでいただければ幸いです。
追伸:
あれからかなり良くなりました!もう歳で先は長くないかと思いますが、とりあえず回復して元気になってよかったです。
追伸2:(2022年10月17日)
足腰も弱って歩くのがやっとなくらいですが、食欲もあります!下記のキュアペットが大好きでこれをご飯にかけると食いつきが違います。
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