心の苦しみの原因。人は自分で創ったもので苦しんでいる。

心の苦しみの原因。人は自分で創ったもので苦しんでいる。

まず、人は自分で創ったもので苦しんでいます。その「自分で創ったもの」が下記になります。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

マザー・テレサの言葉

人は上記のように創っています。自覚の有無は関係ありません。無自覚で創っています。今この瞬間も創っています。この文章を読んで意識的な思考と無意識の思考、自動思考、それらがしっかりと働いて創っています(思考だけではありませんが)。休むことなく瞬間瞬間創っているのです。凄まじいほどの数で創り続けています。だからマザーテレサは「気をつけなさいよ!」と言っています。

では、「気をつける」というのはどういうことか。「気」に対しての僕の定義は「思考+〇〇」の融合物です。エモーションプラスなどを読んだ方は〇〇が何か覚えていると思います。「思考+〇〇」=「気」です。これをしっかりと自分につけておくこと、それが「気をつける」です。つまりこの瞬間にどんな「思考+〇〇」を自分につけるか?つけ続けるか? それで自分の未来を創っているのです。だからマザーテレサは気をつけないと言っています。人生を左右するほど重要なことだからです。ここを軽く考えている人間が90%〜98%くらいいると思います。そして自分で創っている部分に責任を持てていないので、その点が別の点に繋がって結果を引き起こしていることがわからないので、人は不幸な結果が創られてしまった時に「こんなの望んでない!」と叫びたくなるのです。

望む、願望、その意味は「【現実的】潜在意識書き換えワーク」の中の、「願いを叶えるための王道(電子書籍の目次参照)」に書いています。

いいですか。あなたの今この瞬間の思考、自覚の有無は関係ありません。その1つの思考も1つの「点」です。その点は必ず別の「点」に繋がっています。これは1つの点でも、点の纏まりであっても、です。非常に複雑にたくさんのものと繋がっています。それが結果へと繋がっています。

アップル社の元CEO、スティーブ・ジョブズ氏の有名なスピーチで、「点と点の繋がり」について、語られた動画あります。

その動画では、こう語られていました。

将来をあらかじめ見据えて、
点と点をつなぎあわせることなどできません。
後で振り返ってみて、
つなぎ合わせることしかできないのです。

だから、私たちは今やっていることが
いずれ人生のどこかでつながって
実を結ぶだろうと信じるしかないのです。

自分の勇気、運命、人生、カルマ…
それが何であれ、信じるのです。

やがて点と点がつながると信じることで、
たとえそれが皆の通る道からはずれていたとしても、
自分の心に従う自信が生まれます。

これが大きな違いをもたらすのです。

スティーブ・ジョブズの言葉

これは良くも悪くもです。だから1つの点に、出来るだけ責任を持った方が良いと言えるのです。悪い点ではなく良い点を増やすことが大事です。言い換えるなら「点」ではなく「種」でも良いでしょう。良い種を蒔き、良い芽が出て、良い結果が起こります。誰もがこうして創っています。その畑が無意識です。自分で無意識に種を蒔いています。自分の思考も全て種になります。

そしてこれらの蓄積によって、その結果によって、人其々苦しんだり、幸せになったりしています。だから前記したよう、マザーテレサが言っていることを気をつけた方が良いのです。何故かというと、人は最期、自分で創ったソレに絡め取られてしまうからです。その「ソレ」が「悪いもの」だとすると、それは心理的な悪いシステムとして無意識のうちに無意識下で稼働します。多くの人々はそれを「悪魔」と呼びます。悪魔は実在しません。悪魔の正体は潜在意識(無意識)にあるシステムです。自分で創ったシステムが良いものなら人はそれを天使だと神と呼びます。悪いものなら悪霊だとか悪魔と言います。それは自分の問題なだけです。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

マザー・テレサの言葉

ここを気をつけましょう!それはいつか運命になってしまいます。だからこの過程(プロセス)に働きかけていき、ソレを変えていくことが大事なことであり、その時間を与えられていることは有り難いことなのです。自分が不幸になってしまうものを未然に変える時間があるわけですから、有り難いことです。

これを変える方法がサヨナラ・モンスターです。サヨナラ・モンスターは上記のマザーテレサの名言でいうところの、「習慣」や「性格」を変えていく方法です。不幸な運命になる前に、しっかりと阻止して、良いものへと転換していく作業です。これによりサヨナラ・モンスターへの理解がまた一歩深まったと思います。しっかりと「習慣」や「性格」を変えていきましょう!これらは既に無意識に定着しています。だから無意識にアクセスし、そして変える方法(サヨナラ・モンスター)で変われる可能性があるのです。ただの認知療法では深い部分は変わりません。それは無意識にアクセスしていないからです。無意識にアクセスをして、サヨナラ・モンスターで認知を変えるのです。これだと、認知行動療法では効果の出ない深い部分さえも変えていける可能性があります。無意識にアクセスするという意味がわからないのであれば、わかるまで教材本編や会員限定コンテンツを読んだり、僕に質問をしたりして「心でわかる」という状態になって下さい。これは難しいことではありません。無意識にアクセスをしないで変えようとしても表面の薄皮しか変わらないから、マザーテレサが言うところの「習慣」や「性格」を変えることは無理です。無意識にあるものを変えるには無意識にアクセスしないといけないのです。その方法は沢山あります。サヨナラ・モンスターでお伝えしてることもその1つです。

無意識は「自動システム」です。ここが未来を決めています。だから自分の無意識に責任を持って、自分が舵を取らないとまずいことになるのです。舵を取らない人間たちが、やれ洗脳された、マインドコントロールされたと騒ぎますが、それは自分の心の管理者になっていないこと、自分の無意識の舵を取らないこと、だから洗脳者などが「ここ空いてんの?じゃあ操作するね!」と操作しているに過ぎないのです。洗脳もマインドコントロールも結局は自分の依存の問題ですから。

心の苦しみの原因。人は自分で創ったもので苦しんでいます。だから創り変えていこう。その時間があることに感謝して。

途上国の子どもたちは、勉強できることに幸せを感じています |NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパンのプレスリリース

上記の記事タイトル、素晴らしいですね。発展途上の子どもたちは人間らしさが育つための勉強ができることに幸せを感じています。人は煩悩にまみれすぎると「何が勉強だよ!気持ちわりーwww」となります。そう、過去の僕です。13歳で勉強を放棄して勉強していた人たちを嘲笑い、小馬鹿にしていました。世の中を憎み、勉強している人たちを哀れなオタクだと思い込んでしまいました。そんな僕が心苦しみ、そして勉強によって心が軽くなったのです。人は自分で苦しみを創り出しています。だから変わる為に勉強をし始めて、その時間や、その情報があることに感謝することが大切です。僕の本を読んでくれた人が、「こういった情報に感謝です」と言ってくれることがあります。それを読んだ時、とても嬉しい気持ちになります。そしてそれと同時に「やっと俺も人間らしい心を持てるように戻れたか」と思ったこともあります。

過去の僕は、勉強もせず、薬物中毒になり、幻覚世界で遊んでヘラついて、勝手に苦しんだのです。要は廃人のようなものですよね。普通だったらとっくに死んでます。それでも自分を変える時間があることは感謝であり、その時間は多くの真っ当な人たちが築いているからあることであり、故・安倍元総理のような国益(国民が夢を追えるような平和な国)の為に尽力をされた方がいたからこそ、一般人は勉強出来る時間、変われる時間が与えられている面もあるわけです。人は自分では気づけない多くの恩恵を受けています。そこに気づけるようになるからこそ、自分も少しは変わりたい。正したい。そう思うわけです。

自分が出来ることは、自分を変えることです。自分の認知を変えていきましょう。そして自分の心の変化はどんな小さなことでも書き出して、それを発信しましょう。発信方法は何でも良いのです。コメントでも、レビューでも、動画投稿でも、ライブ配信でも、SNSに投稿することでも。要は良い心の変化を発信すればそれが次に繋がります。「執着を手放す方法と悩みの正体!(第二版)」の「おわりに」でお伝えした「心のバトン」の話です。そうするとあなたの変化に関する文章やその他の表現を読んだり触れたりした誰かが変わります。その連鎖が世の中を進化させます。今の僕が昔より変われたのも、誰かの変化に関するものに触れたからです。そうやって連鎖しています。

この記事で「習慣」「性格」を変えていくことをお伝えしましたが、心理学三大巨頭の1人アドラーは、人は死ぬ1日から2日前まで性格を変えられると言いました。これは死を目前とした時に、避けることの出来ない現実を目の当たりにし、目が覚め出して、その人間次第ですが、非常の深いカタルシスが起こる可能性があり、それは潜在意識の深い部分から心を浄化させる場合がある為だと僕は考えています。とある専門家は著書で「人は起きながらにして寝ている」と言いましたが、本当にその通りだと思います。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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