【質問】周回遅れの人生と言われました。そんなに悪いことですか?

Q:SNSで寄ってきた人から「周回遅れの人生だねwあんたは人より人生遅れてるwww」っていきなり言われました。正直物凄く傷つきました。これってそんなに悪いことなのですか?

質問は「質問箱」から

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回答:全く悪いことではありません!

周回遅れの人生、、、。それは全く悪いことではありません。

勝手に競争してコンプレックスを創っている

まずこれは、勝手に競争していると思っている中で、その人が勝手にそう見ているだけであり、その人が自分でそう意味付けしているものでありその人の世界です。相手は相手。自分は自分。しっかりと区別すると良いと思います。勝手に競争して、自分が先を行っていると思うことで優越しようとしている場合があります。他人の人生を周回遅れの人生として見ることで束の間の安心を得たいのでしょう。

しかしこれは「不健全な劣等感」を創っているということですから、他人の人生を周回遅れとして見ている人は、どんどん心の問題が悪化していく場合もあります。心理学三大巨頭の1人アドラーは、他人と比較をして生まれる劣等感を「不健全な劣等感」と言っています。この先に待っているかもしれない問題は、深刻な劣等コンプレックス、優越コンプレックス、或いはメサイアコンプレックスなどを抱えてしまうかもしれないという深刻なものです。馬鹿にしてくる相手は、放っておけば良いだけです。その人の責任ですから。

凝り固まってくると温故知新から遠ざかる

人間は考えが凝り固まってくると、過去から学ば(学べ)なくなり、温故知新(過去から学び新しい知識を得る)を忘れ、過去を古臭くダメなものだと思い込み、過去から何かを得ることを周回遅れだと思い込んで、何やら最先端や先頭を歩いているような気になってしまう場合もあります。そして次から次へと新しい情報を取り込んではわかった気になって、捨てていきます。常に、新しいもの、新しいもの、新しいものと飢えて、それらをしっかり消化して得るものを得ていない為、未消化になるものが増えてしまい、劣等感の蓄積で深刻な劣等コンプレックスを形成し、誰かを見下してバカにしないといられなくなってしまうこともあります。するとどうなるか。モラルハラスメント加害者になります。その自分の問題から更に逃げるために、自分が先を走っている気になり、周りを周回遅れのバカと見做して安心している、、、という場合もあります。
大切なことは、新しく知ったものをもとに過去から味わうことです。支配者になるとこれが出来ないので、次から次へと過去が無価値に変わり、結果大した学びがないまま、他人が過去から学びを得ていたら「周回遅れのバカ」と悪口を言いながら加害者自身は先を歩いている気になって攻撃をする場合もあります。それはスルーで大丈夫です。勝手に寄ってきて勝手に競争して勝手に見下してくるのは、相手のコンプレックスの問題なので、このことを理解しておけば、冷静に観察したり無視したり出来るでしょう。気にならなくなります。

視点を変えてみよう!

周回遅れに見える誰かの人生、自分の人生、思える人生を違う視点で見ると良いでしょう。そうすると「周回遅れの人生」ではなく「その人だけの素敵な人生」に見えるようになることもあります。競争ではなく、その人だけの道を歩いているのだと見れば良いのです。そう見ていくと周回遅れの人生など何処にも存在しないということがわかります(支配の世界、縦の世界にはあるが)。周回遅れの人生だと他人を馬鹿にしている人たちは、自ら創った妄想(勝手な競争世界)で他人を見ているのです。例えばA地区を歩いている人がいます。それに対し全然違うC地区を歩いている人がA地区をC地区だと思い込んで違いもわからずに見ているようなものです。勘違いしたまま競争視点で物事を見ているだけです。
競争が悪いわけではありません。競争にも沢山のメリットがあります。競争の中で生きるも良し。競争から降りて生きるも良し。自分の自由です。
大事なことは他人と比較をして不健全な劣等感を創り続けるのではなく、昨日の自分と比較をして健全な劣等感を感じて、その劣等感をバネにして昨日よりも今日、一歩でも成長した自分になることです。他人とではなく過去の自分と比較をすれば良いのです。
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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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