感情的知性(EQ・EI)を高めないとあなたは感情に支配される。

何故僕が、感情的知性(EQ・EI)を高めるために役立つエモーションプラス(第二版)をあなたに勧めているかわかりますか? その理由は沢山ありますが、今回はそのうちの1つをお伝えします。

EQ(心の知能指数)
EI(感情的知性・心の知能)

目次

エモーションプラス(第二版)をあなたに勧める理由

これまで何度もお伝えしてきたように、EQ(心の知能指数)を構成する要素の1つに「感情の利用(感情を創って利用する)」があります。これが出来ない人ほど自分の感情に支配されやすくなります。

自分の感情は必ずしも自分を幸せにしないということを理解して下さい。恨み、憎しみ、怒りで人生を棒に振ってしまった人、絶望から自分の命を絶ってしまった人など、自らの感情に背中を押されてしまい不幸になってしまった人もいます。だからこそ我々人間は、自分の感情をしっかりと管理していく必要があるのです。

自分の感情を管理することは、自分の心を管理することの一部です。自分の心を管理しないとどうなるか? 心の奥のモンスターが知らないうちに増えたり、肥大化したりして、そのモンスターに支配されてしまうことがあるのです。つまりは、自分の無意識にあるモンスターに支配され、管理され、コントロールされてしまい不幸になってしまうこともあるのです。

だからそうならないよう、自分が管理者になっておく必要があります。例えば、感情的知性(EQ・EI)を高めないとあなたは感情に支配されるるのです。逆に感情的知性(EQ・EI)を高めれば、自分が自分の感情を支配出来るのです。管理出来ます。

下記の言葉をお読み下さい。心理学者で作家のデボラ・ロズマンは、次のように指摘しています。

If you don’t manage your emotions, your emotions will manage you.

もしあなたが自分の感情を管理しないなら、あなたの感情はあなたを管理するでしょう(DeepL翻訳)。

心理学者で作家のデボラ・ロズマンの言葉

この通りです。自分の感情を管理しない者は、自分の感情、いえ、感情を含めた無意識の「まとまり」に支配されることになります。だから、まずは、自分で感情を創ること、そして創った感情を自分の目的達成の為に役立てることをやってみて下さい。その具体的な方法を学びたい方は、エモーションプラス(第二版)を手に入れて実践し始めて下さい。感情を創れるようになってくると、「人々は無意識のうちに自作自演をしている」ということの意味もわかると思います。人は気づいていないけど、自分で創って自分で演じています。例えば悲劇のヒロインになることが目的の人は、無意識のうちに悪役を創って、悲劇を演じます。感情を創れるようになってくると、どんな目的があり、どんな感情を創って、何を演じているのかがわかるようになってきます。アドラーの目的論(人には何らかの隠された目的があり、現状を創り出しているという考え方)が感覚的にわかってくると思います。人は自分の無意識にある隠された目的に沿って感情を創っているのです。

そしてその目的は、必ずしも自分が設定したものではないのです。どういうことか。例えば自分の心を明け渡した人、何らかの絶対的信者になった人などは、その目的設定領域さえも明け渡している可能性がありますので、それはその人の心を支配する側が設定したものになりますから、その支配者の感情を創っているのです。カルト宗教などがそうです。信者は教祖の目的を自身の心に置き、教祖の感情を感じています。それもまた自分で選ぶ自分の人生ですから、他人がとやかく言う必要はないでしょう。

支配されたくない人は、心を明け渡さず、自分が自分の親となり自分の心の管理者になって、まずは自分の感情の管理者になりましょう。

もう一度、心理学者で作家のデボラ・ロズマンの言葉をお読み下さい。

If you don’t manage your emotions, your emotions will manage you.

もしあなたが自分の感情を管理しないなら、あなたの感情はあなたを管理するでしょう(DeepL翻訳)。

心理学者で作家のデボラ・ロズマンの言葉

あなたは今日1日、どんな感情を無意識のうちに創りましたか? 幸せな感情、感謝、思いやり、愛、これらは自分で創っていくものです。人間は黙って周りに期待しているとネガティブになるようになっています。何故なら、黙って待っている人ほどネガティブニュースが舞い込んでくるような仕組みになっているからです。ネガティブニュースは黙っていても、あなたの目や耳に入ってきます。そして流されます。自らポジティブ感情を創る人たちはネガティブニュースが流れてきて影響されても、すぐに自分でポジティブを創り出しやすいのです。その力が高ければ高いほど、すぐに切り替えが出来るのです。さっきまで悲しんでいたとしてもすぐに切り替えて楽しい気持ちになりやすくなります。感情的知性(EQ・EI)が低いとずっと囚われてしまいます。

EI(感情的知性・心の知能)を構成する4つの能力は、自己認識、自己管理、社会的認識、人間関係管理です。マサチューセッツ工科大学理学修士のMargaret Andrews氏は「自己認識が全ての基礎」であると言っています[mfn]参考文献:How to Improve Your Emotional Intelligence – Professional Development | Harvard DCE(https://professional.dce.harvard.edu/blog/how-to-improve-your-emotional-intelligence/)[/mfn] 。自己認識と自己管理、まずはここからです。僕がお勧めしているサヨナラ・モンスターやエモーションプラス(第二版)は、自己認識、自己管理を高めるものでもあるのです。これがしっかり出来てくると、今度は自分以外に役立つ能力へと繋がることが期待出来るのです。自分を知れない者に他人は知れません。だからまずは自分なのです。自分の心の管理者になる為に、自分の目的達成の為の感情を創れるようトレーニングして下さい。

感情的知性(EQ・EI)を高めないで、自分の感情に支配されるか、
それとも、、、
感情的知性(EQ・EI)を高めて、自分の感情を管理するか。

後者をお勧めします。自分が創ってしまった恨み辛みなどの感情、それらを増幅させてしまうと、いつかそれらの感情に食われてしまい支配されてしまうことになる、、、場合もあります。だからこそ前向きなものを創っていくことがとても大事なことなのです。

心の管理者になれ!

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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