うつ病の人はマイナス思考が強く止まらない……、どうやって改善!?

うつ病の人はマイナス思考が強く止まらないことが多いです。

目次

マイナス化思考

うつ病の認知療法の創始者(アメリカの医学者、精神科医のアーロンベック)の弟子である、デビッド・D・バーンズ氏は次のように言ったとされています。

バーンズによれば、認知障害の中でも最もたちが悪いという。[mfn]引用文献:認知の歪み – Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E3%81%AE%E6%AD%AA%E3%81%BF)[/mfn]

上記は認知の歪み10パターンのうちの1つ「マイナス化思考」についてです。うつ病の人によく見られる「マイナス化思考(詳細はこちら)」は認知障害の中でも最もたちが悪い(一番の問題)と言われています。確かに一番の問題はここだと思います。「マイナス化思考」が強いが故に、凡ゆる物事をマイナスに捉えてしまい、自分で自分をネガティブな心のトンネルに入れ込んでしまう傾向が強いと思われます。簡単に言えば、凡ゆる物事をマイナスに捉える癖が強いということです。そしてそこから脱却出来ないでいます。

例えば僕がこうして記事を書いています。それを読んで「役立つ情報を与えてもらった!ありがとう」と捉える人もいれば、ネガティブに捉えて、悪い意味づけをして、そこに妄想までくっつけて勝手にネガティブになる人もいます。結局は自分次第なのです。

ではどうすればマイナス化思考の癖を改善出来るのか

どうすればマイナス化思考の癖を改善出来るのかの前に、過去の僕自身のことを書きたいと思います。

心の滞りとネガティブな自動思考

僕自身も認知の歪みの1つ「マイナス化思考」が強かった過去があり、25、26歳の頃には希死念慮のピークを迎え、死を決意し始めていました。計画も立てていました。その頃の心の状態は全てがマイナスで、絶望していたのです。視野が狭くなっていたのでネガティブな心のトンネルへと入り込んでしまっていたのに気づけなかったのです。自分自身の心を取り巻くもの、それらが何かもわからず、ただそれらに巻かれ、取ることも出来ず、心のトンネルに入っていくだけでした。そんな心の状態を知られてはいけないと必死に隠していたので、それもまた悪化の原因の1つだったのです。小さい頃から弱音を一切吐くなというふうに育てられたため、悲しい時に悲しいと言えず、怖い時に怖いと言えず、何時しか「言えず」が「思えず」「感じず」に変わり、心の中に抑圧されるようになっていきました。そして自分でもわからない心の領域で、病理が肥大化していき、それに食われ出して、結果死のことばかり考えるようになったのです。これらを簡単に言うと「心の滞り」です。この心の滞りがネガティブな自動思考を生み出すことに関係していたのです。

心の滞りを解消しよう

まずは心の滞りを「書くこと」「感情解放」で少しずつ解放していくことが効果的でした。その作業はサヨナラ・モンスターでお伝えしていることです。簡単に言うなら教材本編「モンスターの正体の図」でお伝えしている複数のこと、それらに良い変化を起こしていくということです。それが出来るようになると徐々に心の滞りが減ってきますから(モンスターが小さくなる)、本来の自分の心が働き出します。

本来の自分の心が働き出したら心を管理しよう!

そして少しずつ回復をしてきたら、その後は、目的達成の為に感情を創って利用することを始めます。そのことについてはさっき「note」に書いたので下記記事をお読み下さい。

感情を創って利用する(EQ構成要素の1つ)感情を爆発させて利用しろ!|恐怖(トラウマ)克服「サヨナラモンスター」(誰も頼れない人向け)|note

回復してきたら、更にサヨナラ・モンスターの取り組みが捗ります。そうすると徐々に自分の心の管理が出来るようになってきます。サヨナラ・モンスターの付属ツールでは「サヨナラ・モンスター管理」という部分があり、そのページにはそれまで自分が入力してきた情報が一覧で表示されますので、それらを見ることで自分の心の状態の全体像がなんとなく見えてきます。管理とは何か。辞書からの引用です。

よい状態であるように気を配り、必要な手段を(組織的に)使ってとりさばくこと。[mfn]引用文献:管理とは – Google 検索 Oxford Languagesの定義[/mfn]

自分の心を管理するのも同じです。自分の心がよい状態であるように気を配って、必要な手段を使って取り捌く(処理する)ことです。つまり自分の心がうつ病の原因になるようなネガティブだらけにしない為に、自分で管理することが大事なのです。その管理の中に「ポジティブを増やす」という管理項目も含まれます。

僕の場合は、心がよい状態になる為に必要な手段として、サヨナラ・モンスターとエモーションプラス等で心を処理しました。これが管理です。この管理を、サヨナラ・モンスターの付属ツールで入力し続けた情報の中で、悪い方に繋がるであろうものを良いものへと変えていきました。こうすることで「心の癖」が変わります。前記した、認知の歪み10パターンのうちの1つ「マイナス化思考」も変わったのです。その癖をしっかりと変える為に「強力なポジティブ感情を創り出して感情爆発させる」も取り入れました。これにより心の癖を変える力が数十倍のも跳ね上がる感覚になり効果的なので。

うつ病の人はマイナス思考が強く止まらない……。思考は無意識のうちに浮かんでいる自動思考が殆どです。だから自動思考(マイナス思考)のもとである心の深い部分の認知を変えることが大切であり、その認知をは変えにくいので、別経由で変えようとすれば変えやすくなる場合もあるのです。その別経由で変えるというのが、サヨナラ・モンスターなどです。サヨナラ・モンスターの目的の1つも認知を変えることです。しかしそれを別経由で変えるというわけです。何故か? 僕は別経由で変える試みをした方が圧倒的に変えやすいことに気づいたからです。その根拠は下記になります。

【公式】恐怖克服「サヨナラ・モン...
【ボストン大学の最新研究】海馬活性化で記憶の更新が効果的になると判明! | 【公式】恐怖克服「サヨナラ... 最新研究記事(ソース:ボストン大学)に(10月3日)、海馬活性化で記憶の更新が効果的になることがわかったと書かれていました 。 海馬活性化は非常に効果的であると思...

僕が販売しているサヨナラ・モンスター、トラウマ転換ウォーキング、エモーションプラスなどのやり方は、海馬活性化を意識していますので、記憶の更新が効果的になることが期待出来るのです。人は過去の記憶に支配されています。今ネガティブが強い人も過去の記憶に支配されています。だから記憶を更新すればいい。しかし変えにくい。だから海馬活性化を伴わせて記憶を更新しやすくした上で、認知を変えれば良いのです。高い効果が期待出来ます。

僕はこうして、小さい頃から植え付けられた宗教洗脳は偏った思想などを、変えれる部分から変えてきました。この方法じゃないと、僕の場合は無理でした。宗教洗脳は、潜在意識(無意識)にものすごい力で入り込みます。そして思想や信念を変えられます。それを再度変えるには、凄まじい力が必要なのです。その凄まじい力の1つ、それが感情爆発です。EQの力です。それを使って書き換えれば良いのです。自分の心の管理者は誰か? 自分です。管理者なのだから書き換えの権限を持っています。自分が自分の心を管理して良いものを残し、良いものを高め、不要なものは捨ててしまう。そうやって心を管理して、書き換えて、更新しちゃえば良いのです。遠慮なんか要りません。自分が良くなるのに、何の遠慮も要りません。それを支配しようとする者は支配者ですから、心の中で粉々に粉砕してやれば良いのです。

自分はネガティブで生きたいのか。それとも書き換えたいのか。自分で決めて自己責任で自分を変えれば良いのです。こういった「本気の書き換え」を行えば止まらないネガティブ思考も止めることが出来ます。

人は勇気がないから、自らがそこに留まっているのに、それを他人に支配されていると言い訳を言います。誰にでも経験があることかと思いますが、その心の鎖を引きちぎる力は誰にでもあります。それを自分で引き出せば良いのです。

積極的に「書くこと」でポジティブを増やしていきましょう!時間は有限です。ポジティブを発見するのは自分次第で出来ます。それをサヨナラ・モンスターの付属ツールの流れで書き出してまとめていくと良いです。

マイナス思考やマイナス感情にも役割があります。そして必要なものとそうではないものがあります。例えば魂の殺人者が誹謗中傷を繰り返してきてマイナス思考を抱かせ、マイナス感情を抱かせ、それを継続して病ませる為にダブルバインドで縛るとします。その時に被害者が感じるマイナス感情、マイナス思考が必要か。僕は不要だと思います。その時の外部からの働きかけで抱くマイナスは、最悪自死の道へと向かいます。魂の殺人者が仕掛けてきたままネガティブになるということは「相手の思う壺」です。だからこそ、そんな時こそEQ(心の知能指数)の高さEI(心の知能・emotional intelligence)が役立つわけで、抜け出す為に「感情の利用」が必要なのです。「ネガティブから抜け出す」という目的達成の為に、感情を創り出して利用すれば良いのです。そうすれば、止まらないマイナス思考さえも勝手に止まることがあります。

強力なネガティブにこそ強力なポジティブが隠されています。それを発見しましょう!

サヨナラ・モンスター購入者さまは1日5分でも15分でも良いので、付属ツールに書き出していき、その過程において何らかのポジティブを発見して書き留めるようにして下さい。その繰り返しでポジティブな思考回路が強化されます。このやり方、流れだと、ただポジティブになろうとするよりも、圧倒的に身につきやすくなります。マイナス思考が止まらないのは「モンスター(心のまとまり)」が肥大化しているからです。だからモンスターに働きかけて小さくしていけば良いのです。そして人は誰もが物事をすぐに忘れがちになりますので購入者さまは「会員限定コンテンツ | 【公式】恐怖克服「サヨナラ・モンスター」」をサラッと見てこの大切さを思い出すようにして下さい。

自分の心を管理しましょう!
管理の為に、強力なネガティブにこそ強力なポジティブが隠されています。それを発見しましょう!

最後にもう一度、、、管理とは何か。辞書からの引用です。

よい状態であるように気を配り、必要な手段を(組織的に)使ってとりさばくこと。[mfn]引用文献:管理とは – Google 検索 Oxford Languagesの定義[/mfn]

自分の心を管理するのも同じです。自分の心がよい状態であるように気を配って、必要な手段を使って取り捌く(処理する)ことです。その「必要な手段」としてご用意したもの、それが「サヨナラ・モンスター」です。この方法で自分の心を処理することで、良い変化が期待出来ます。

自分の心を管理して、まだ知らない素晴らしいポジティブな面、それらを発見しましょう!その発見は、あなたがあなたのネガティブな心の声を大切にすることで発見しやすくなります。付属ツールの質問文Bの1、そこでネガティブも大切にして下さいね!!

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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