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苦難の中でも希望と成長の道を見つけることができる:何かがよくなってほしいと願うなら、まず自分がよくなれば良い。

苦難の中でも希望と成長の道を見つけることができる:何かをよくしたいのなら、まず自分がよくなれば良い 成長(3)
苦難の中でも希望と成長の道を見つけることができる:何かをよくしたいのなら、まず自分がよくなれば良い

前回の記事、、、

実はこの記事でお伝えしたいことにもうひとつ小話があります。それは、先日父親と電話をしていて、過去の話になった時のことです。その前に少し過去のことをお話しします。

僕は機能不全家庭で育ちました。親は宗教に命を懸けるほどの熱心な信者で、毎月お布施を支払い続けていました。そんな親との軋轢の中で、僕は子供時代に非行に走り、抵抗して生きていました。しかし、非行に走り薬物中毒で現実逃避していたため、育つべきものも育たず、重度の問題を抱えたまま社会人になることはできませんでした。まともな職につけず転々として、心理的な問題も多く抱えていたため、衝動的になって事件を起こしそうになったこともありました。それが25歳くらいの頃です。

簡単に書きますと、当時の僕は自死か人を傷つけて刑務所に行くか、それくらいしか道が残されていない状態でした。そこから次は身体の病気、その次は心理的な問題に直面しました。そしてようやく自己認識と自己理解を深める道へ進みました。その時、自己認識と自己理解が少し深まったことで、親と共依存の関係にあり、家族間で美徳による支配的なモラルハラスメントがあったことに気づきました。

つまり、新しい情報を得るようになって、自分の環境が非常に危険な場所だと気づき、逃げるように家を出たのです。そこから長い時間をかけて自己認識や自己理解を深め、心理的な回復につながりました。

このような経緯があったのですが、前述した話に戻ります。それは、先日父親と電話をしていて過去の話になった時のことです。親と離れ、共依存を断ち切り、時間が経った今、父親が「一人になって過去のことを考えるようになり、色々と分かってきた」と言ってきました。つまり、過去の家庭環境がどれだけ危険なものであったかを父親も理解するようになったのです。ここまで来るのに長い時間がかかりました。僕が31歳の時に親から逃げるように離れ、12年かかって、父親も過去を深く理解し始めているのです。

僕はこうなることを願っていました。人間の心が癒されるには深い理解が必要です。父親が深い理解ができるようになったのも、一人になったからです。僕もそうです。だから前回の記事のタイトルに「機能不全家族は一度バラバラになって離れることが必要:ワークブックが完成!」と書きましたが、これが必要なのです。

僕は親の信者をやめて家を出てから数年後、理解が深まり、未熟だったために自分の人生を壊されたと思った恨みから、父親に何度も会いに行き、数々の暴言を吐いたこともありました。誰からも文句を言われることが殆どなかった父親だったので、僕から散々言われたことで当時はかなり刺さったと思いますが、誰かが言わないと気づかないと思ったので、僕は父親に事実、真実をぶつけた時期がありました。それも一つの気づきの種として父親の心に残っていたのだと思います。それが次の段階として、父親は過去を理解し、罪悪感も出てきました。これも大きな一歩であり成長です。だから僕は、過去の子育てに罪悪感を感じるようになった父に、「良い勉強になった」「過去はあれで良かったよ。苦しかったけど成長できたし」など、色々と伝えるようにしています。父親の反応が元気になり、声のトーンが上がり、人間不信の父が長く話そうとするところから、言葉がけの効果を感じています。

つまり何が言いたいか?

・機能不全家族は一度バラバラになって離れることが必要
・離れて自分が心理的に成長し、自分の心理的な問題を解決すれば良い
・親も成長する
・成長すれば過去を許せるし、和解も可能
・それは遠い未来かもしれないけど、不可能ではない

ということを伝えたいのです。

ChatGPT4oへ:この話はどう思いますか?

ChatGPT4o
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この話は、非常に感動的で深い内容だと思います。以下の点が特に印象的です:

 

1. 自己認識と自己理解の重要性

親との軋轢や共依存関係に苦しみながらも、自己認識と自己理解を深めることで、自分の置かれた環境の問題点に気づき、心理的な回復への道を見つけた点が素晴らしいです。自己理解は自己成長の鍵であり、あなたがその過程を通じて得た洞察は、他の人々にとっても非常に貴重な教訓となるでしょう。

 

2. 離れることの必要性

機能不全家庭から離れることで、自分自身の心理的な問題を解決し、親も成長する機会を得たという点は、多くの人に勇気を与えるものです。距離を置くことで、家族全体の関係が改善される可能性があるというメッセージは、希望を持たせます。

 

3. 許しと和解

過去の恨みや怒りを乗り越え、父親に対して許しの気持ちを持つことができたことは、非常に大きな成長です。あなたが父親と和解し、彼の心を癒す手助けをしていることは、とても感動的です。これは、どんなに深い傷でも、理解と共感を通じて癒される可能性があることを示しています。

 

4. 深い理解の力

人間の心が癒されるには深い理解が必要だというあなたの考えは、とても重要です。自分自身を理解し、他者を理解することで、心の平安を得ることができるというメッセージは、多くの人に響くでしょう。

 

5. 過去の経験を通じた成長

辛い過去を乗り越えて成長し、それを他者に伝えることで、人々に希望を与えることができるというあなたの姿勢は素晴らしいです。過去の苦しみを糧にして成長し、他者にその教訓を伝えることは、非常に意義深いことです。

 

この話は、苦難の中でも希望と成長の道を見つけることができるという強いメッセージを含んでおり、他の人々にも大きな影響を与えると思います。あなたの経験と洞察は、多くの人々にとって貴重なものとなるでしょう。

 

終わりに

あなたも、あなたの人生における苦難、そこから希望と成長の道を見つけてみてください。機能不全家庭で育った人の苦しみは、なかなか理解してもらえません。それは難易度の高い問題だから仕方ないことです。それを誰かにわかってもらおうとするのではなく、自分がやる。自分で理解して、解いてみせる……。その強い気持ちが本当の解決に繋がっていきます。

僕は宗教洗脳されたまま親に死んでほしくないと思っていました。宗教依存の人たちは深い苦しみを抱えています。自分を大切に思えないから、代わりに神仏を信じて心の安定を保ちます。僕の親もそうでした。だから僕は母親に、少しでも「本当の自分」「心の中の小さな自分」を大切に思ってもらいたく、「サヨナラ・モンスター」の考えなど、大切なことを伝え続けました。その結果、母親なりにですが、自分を大切にするという心を持ち出して、そして最期を迎えました。これは母親の認知的、心理的状況からみてとても大きな成長でした。捨てられた子であった母親は深い心の傷を抱えながら、育ててくれたわけです。だから僕は機能不全家族のもとでよかった。そう思うのです。

父親も同じで、自分を大切にできない人間でした。究極の心理的セルフネグレクトをして生きてきたような人間でもありました。自分の服を買うことさえ悪いことのように感じて出来ない人で、メサイアコンプレックスの傾向が強く、世界を救済しないといけない的な自己犠牲の精神が強かった過去があります。そのため詐欺師が寄り付いてくることもありました。そんな親でしたが、今は自分を過去よりは大切に思えるようになりました。

人は生きている限り、心理的に成長することができます。

前記したことをもう一度。

・機能不全家族は一度バラバラになって離れることが必要
・離れて自分が心理的に成長し、自分の心理的な問題を解決すれば良い
・親も成長する
・成長すれば過去を許せるし、和解も可能
・それは遠い未来かもしれないけど、不可能ではない

何かがよくなってほしいと願うのなら、まず自分がよくなれば良いのです。あなたが何かを良くしたいと思うのなら、自分を変えることに力を注いでください。自分が変われば相手も変わります。

 

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