トラウマを思い出して泣くあなたは、それで良い。だけど・・・

トラウマを思い出して泣くあなたは、それで良い。

トラウマを思い出して泣くあなたは、それで良いのです。何故良いのかと言うと、泣くことにプラス効果があるからです。そのプラス効果がトラウマによるマイナス影響を軽減してくれています。ちゃんと役割があるのです。僕も散々、トラウマを思い出して泣いたことがあります😢 とても大切なことです。

しかし、それだけではその状態から抜け出すことが出来ませんので、心理的変化、そして脳を育てていく必要があります。

続きはログインしてお読み下さい。

1、心理的変化、つまり心的外傷後成長(PTG)を目指す
2、脳には可塑性があり、何歳になっても脳は育つから、人間らしさの司令塔(前頭前野)と記憶の司令塔(海馬)を活性化させる

この2つで、精神が強化されていくのです。やらないと何も変わりません。やらないままストレスを感じ続けると脳の前頭前野や海馬も弱ります。最悪萎縮してしまいます。しかしやれば変わります。脳は嘘をつきません。

上記の2つを促進させる方法が、下記の【三種の神器】です。

【三種の神器】
サヨナラ・モンスターで書く
エモーションプラスで感情を創って利用する
トラウマ転換ウォーキングで心身の健康と転換の更なる促進
(どれか1つの取り組みでも十分良い効果が期待出来る)

この【三種の神器】は脳の前頭前野と海馬の活性化を促す方法です。だから精神も強くなっていくのです。精神や心の正体は脳です。心の病や脳の病なのです。脳を育てないといけません。【三種の神器】の目指すところは、トラウマをトラウマとしない脳づくりに繋げていくことです。

同じ出来事を経験してもトラウマになる人とならない人がいます。ならない人は、ならない意味づけをしているのです。そのならない意味づけが出来る脳になっているのです。トラウマになりにくい脳は、前頭前野と海馬がしっかりしています。トラウマの最大の問題は何か? あなたもお分かりだと思いますが、「恐怖を伴う記憶」です。これが「恐怖が弱くなっちゃった記憶」になればどうでしょう? トラウマがトラウマとして機能しなくなってきます。だから恐怖を弱めれば良いのです。

では恐怖を弱めるには? それが先ほどお伝えした「脳の前頭前野の活性化」にあるのです。恐怖は脳の扁桃体の暴走です。つまり扁桃体が暴れて興奮して恐怖を強くしているのです。だからそれを鎮める必要があります。それを鎮めてくれるのが、脳の前頭前野です。ここが弱っていると、恐怖を鎮められないのです。だからトラウマ記憶も強いままです。だからこれらの記憶を書き換えてことが大事だと分かりますよね? ここまで理解出来ましたよね? どうすれば良いか? 海馬は記憶の司令塔です。ここを刺激しながら書き換えていく方が、上手くいくのです。だから前記した【三種の神器】によってとても高い効果が期待出来るのです。トラウマ転換ウォーキングは海馬を刺激しますから、記憶を変えやすくなるのです。

【三種の神器】は、様々な研究者の研究から効果があるということが明らかになっていることが沢山含まれている方法なので、しっかりやればそれだけ良い効果も期待出来ます。変化がないという人がもしいれば、それはやっていないからです。

【三種の神器】
サヨナラ・モンスターで書く(1日20分以上が効果的
エモーションプラスで感情を創って利用する(日常生活の中でどこでもやれるので、好きな時に
トラウマ転換ウォーキングで心身の健康と転換の更なる促進(1日30分以上が効果的。週5日はやった方が良い
(どれか1つの取り組みでも十分良い効果が期待出来る)

色々な研究者らがいうことから考えると上記に赤文字部分にある時間を取り組むのが効果的だと思います。そしてそれらの作業において、出来るだけ脳の前頭前野と海馬を意識して活性化させていくことが大事ですから、前頭前野の活性化に繋がることを理解して、その上で、それも含めて入れ込んでおくことが効果的です。簡単です。例えば音読は前頭前野の活性化にかなり効果的ですから、これを覚えておけば、自分がサヨナラ・モンスターで書いた文章、そして調べ物をしたときの記事を音読で読むなど、これを意識するだけでも全然違ってきます。音読で脳の前頭前野が真っ赤になります(脳画像で)。【脳 音読 血流 画像 – Google 検索】を見ればわかります。前頭前野を使って生活していくと、恐怖に強くなってきます。

目次

トラウマを思い出して泣くあなたは、それで良い。だけどそれだけでは抜け出せない。

抜け出す為に、恐怖を減らす必要があります。その為に脳の前頭前野と海馬を鍛えていけば良いのです。その中で、サヨナラ・モンスターの作業で、気づきを生んで、それをまとめて書くことでアウトプットして定着していくという繰り返しを行えば育ってきます。わかってしまえばとても簡単です。良くなった人たちは皆、このような方向性に向かったから良くなったのです。

脳が育ってくると、心の問題も減っていきます。

楽しんで心理的な努力をしていくことが大切です。自分が良くなる為のことなのだから楽しめると思います。

準備ができたら、この3つを使って自分を育てていきましょう! 育たないと良くなることはありません。育つから良くなるのです。

【三種の神器】
サヨナラ・モンスターで書く(1日20分以上が効果的
エモーションプラスで感情を創って利用する(日常生活の中でどこでもやれるので、好きな時に
トラウマ転換ウォーキングで心身の健康と転換の更なる促進(1日30分以上が効果的。週5日はやった方が良い
(どれか1つの取り組みでも十分良い効果が期待出来る)

脳の前頭前野を鍛えて精神を強化する

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

コメント

コメントする

目次