自分のことはわからないものです。
わかる部分もあるけどわからない部分も多いです。
だからわかる為の心理的努力が必要なのです。
わかってほしいという気持ちが消えた
自分の辛さや苦しみをわかってほしい……。と強く切望すること、これは僕も経験があります。特に親に対して思っていて、きょうだいに対しても思っていました。スケープゴートの立場だったので余計に強かったと思います。そしてその切望していた「自分の辛さや苦しみをわかってほしい……」という気持ちは消えました。全くないのかと言われたらほんの少しはあるかもしれませんが、9割以上は消えました。殆どありません。
なぜ消えたか?
どうして消えたの? どうやって消したの? と言われたら、答えはいつも通り「サヨナラ・モンスターのやり方で書き続けていたら消えました」ということになります。抜け出してしまうとすごく簡単なことで、要は自分が自分のことをわかっていないから、その分だけ他人に求めてしまうのです。つまり自分が自分のことを深くわかってしまうと、他の誰かにわかってもらいたいと思わなくなるのです。誰かが自分のことをわかろうとしてきても、いえ、結構です。全然大丈夫ですので、あなたはあなたのことをわかってあげて下さい。という感じになれます。
区別が出来て安定する
例えば僕のきょうだいが精神的に成長し、機能不全家庭において起こっていた数々の問題が如何に酷いことがあったかなどがわかるようになってきて、人間的に成長して「やっとわかったよ」「本当に申し訳なかった」と言ってきたとしても、僕は「やっとわかってくれたんだ……!(やっと救われた)」とはならないのです。そうなるということはまだまだ依存しており、他人に支配されちゃう自分ということです。僕はそういったところから抜け出しているので、相手が理解を深めて謝罪してきても、そうならなくても、僕の中では完結しているので何の変化も起こらないのです。相手が自分の為に気づくべきことに気づいて自分の幸せに繋げていけるのであれば、それはその人にとって良いことだと思います。このように、それ以上でもそれ以下でもないわけです。しっかりと健全な分離がされているような感じです。このようになると右往左往しにくいですし、安定した自分でいられます。
自分の過去を紐解いて答えを出すと安定します。
あなたは自分の答え、出しましたか?
自分史を書くくらい書き出して解いてしまおう!
この安定した自分を手に入れる為に、自己理解を深めて、サヨナラ・モンスターで書き続けて、自分史を書くくらい書き続けて、自分を深く知ってしまうと良いのです。人は皆、自分のことをわかっていません。人生のどこから本気になって自分と向き合って自分史を書くくらい向き合う続けた人だけが自分を深く知ることが出来るようになってきます。それに関する過去記事もお読み下さい。
心の中の小さな自分の親は自分しかいません。
自己理解を深める、、、。それは自分の親として当然の義務です。
自己理解を深めて「答え」を出した人間は、他人からの決めつけなどに動じなくなってきます。
サヨナラ・モンスター教材本編の「必ずメモしておくこと」の作業、これが自分のことを自分でわかるようになる為の最初の一歩です。そこから「理」を持って深めていき、そして、解いて、自分の答えを出して下さい。その繰り返しによって大きく変わっていけます。
あなたは誰よりもあなた自身のことを深く知るべきなのです。
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