今回の非行少年の逮捕、少年院か少年刑務所か結果はまだですが、たとえそれが騙された道でも、自分の1つ1つの「反応」と「取捨選択」によって「不自由」になったのです。

※これは修正前の文章です。

 

人生は、自己責任です。そして「自由」=「責任」です。責任とは「正しく反応する能力」のこと。つまり、自分の1つ1つの「反応」と「取捨選択」が「自由」か、それとも「不自由」かを決めていくのです。この本当の意味が理解できるまで時間がかかるものです。だから人生勉強が必要なのです。

病気は自分で作るものだから治すのも自分です。心の病も同じです。それを誰かに治してもらおうと依存しすぎると、最後には不幸が待っています。僕は、それを16年の変化と共に、そうなっている人を目の当たりにしてきた。自分の心を救うのも癒すのも自分がやるべきことです。

そして人は40過ぎると顔に生き様が表れてきて、体にも、現れてくる。長い間自分で築き上げてきたものが固定化し、自動システムとして稼働し、自分で作り上げたものに良くも悪くも飲み込まれていくのです。だから早いうちに心の奥深い部分にあるまとまりを紐解いておいたほうが良いのです。

「心の奥深い部分にあるまとまり」が無意識のうちに「自動的な思考」を促しています。本人は気づいていません。その自動思考に突き動かされているの。人生を決定しているのは「心の奥深い部分にあるまとまり」です。そしてこのまとまりは「自分で作り上げたもの」です。人生は自分で決定しています。

「心の奥深い部分にあるまとまり」は人生を決定しています。とある少年が少し前に逮捕されました。僕は過去、その親に「変わる必要がある」と伝えました。その理由は、「その流れのままいくと、その子供が逮捕されると予測していた」からです。その時は「ありえない」と、相手にされませんでした。

しかし今、その少年は現実に逮捕され、よくて少年院、それか少年刑務所になるであろう…、という話です。これは過去に、その家庭、少年、親の「心の奥深い部分にあるまとまり」の流れが「逮捕」に繋がると予測し、予測通りになったのも、先ほど書いた「心の奥深い部分にあるまとまり」を見ていたから。

僕は、「心の奥深い部分にあるまとまり」がどこに向かっているかがなんとなくわかります。その先が崖か。心温まる場所か。だけど事が起きないと人は聞く耳を持たない。だから人生は経験が必要で、何事も人生勉強なのです。問題が起こったことは大チャンスです。よくなるためのチャンスです。

そして、非行少年の親が、狂ってしまった過去を認め「もう1度親子関係をやり直す」と決心しました!今まで如何に子供を傷つけていたかわかってきて、同時に自分の傷もわかってきて、「再出発する」と決めたと言っていました。問題が起こった時はチャンスです!これから幸せな家庭を築くための。

その親から相談を受けた時に「サヨナラ・モンスター」の仕組みを意識して心の奥深い部分にあるまとまりが解けるよう意識しアドバイス。あなたはダメなんかじゃない。あなたも傷ついている一人の人間。だから、傷を癒し、問題解決をしていけば幸せに近づけると。それを理解し「再出発」し始めたのです。

そして、その少年の周囲にはやはり「スケープゴートをしている者」がいて、その少年はスケープゴートをされていた者でした。専門家が言うよう、スケープゴートをする側は「煩悩」を抱えているというのも間違いないですね。スケープゴートをしている側は「煩悩まみれ」です。その悲劇が「非行」です。

少年少女の非行を本当に減らしたいのならば、絶対に「煩悩まみれ」に関して触れないといけません。つまり、更生は「煩悩まみれの者」について徹底して勉強し、その上で、その悪影響を遮断できる自分にならないといけないのです。「煩悩まみれ」のものに囲まれた時、誰かが非行に走るのです。

「”精神分析理論によれば、スケープゴーティングは自分の中にあるこのような邪悪な思考や感情(不安、罪悪感、性的欲望、低能力、劣等感)を抑圧して意識外に追いやり、さらに、それを他者に投影することによって、解消しようとする無意識の試みであると説明される。”」https://synodos.jp/society/18244から

本当に、この通りです。非行少年の周囲に煩悩まみれの者、詐欺師、平気で嘘をつく者、陥れる者、でっち上げる者、演技とすり替えが得意な詐欺師(役所相手にバレないよう詐欺している)などがいることもあります。そこで追いやられた子が非行に走るケースもあります。

今回の非行少年の親は、このことについて理解してきています。やっと目が覚めてきたわけです。そして、周囲に潜んでいた詐欺師に気がつき始めたのです。これで一安心です。(※これらの話は特定されないよう名前を伏せてネットに書いていいと許可を頂いています。)

煩悩まみれの者も、息を吐くように嘘をつく者も、ふざけた心理士も、承認欲求の塊で自分が思いやりある人間だと思われたい心理士も、詐欺師も、世の中には色々います。それら外部のものを変えようとすることは意味がないのです。それが自然なのだと受け入れ、その中で自分がどうするか、です。

最初にお伝えしたように、自分の1つ1つの「反応」と「取捨選択」が「自由」か、それとも「不自由」かを決めていくのです。今回の非行少年の逮捕、少年院か少年刑務所か結果はまだですが、たとえそれが騙された道でも、自分の1つ1つの「反応」と「取捨選択」によって「不自由」になったのです。

だから、煩悩まみれの者も、息を吐くように嘘をつく者も、ふざけた心理士も、承認欲求の塊で自分が思いやりある人間だと思われたい心理士も、詐欺師も、世の中には色々いることも勉強しないといけない人もいます。知らないと防ぐことも出来ないからです。自分らしく生きるために「知ること」も必要。

「煩悩まみれ」のものに囲まれた時、誰かが非行に走るのは、煩悩まみれの者たちが隠している邪悪なものから生まれる「悪」を、「非行に走る子(スケープゴートタイプ)」の所為にされて追いやられているから。そして徹底して繰り返される「悪人に仕立て上げるためのレッテル貼り」を受けている。

簡単に言えば、煩悩まみれの者が素直な子(非行予備軍)に、「悪のレッテル貼り繰り返す」のです。この時点での悪は、煩悩まみれの者自身の投影です。こうやって作り出されています。つまり逆を言えば、意図的に非行少年少女を作り出すことも簡単だということ。繰り返し悪い暗示をかけ続ければ。

煩悩まみれの者から繰り返し悪い暗示をかけ続けれられた被害者が、非行に走らざるを得なくなるのです。その間に、様々な「レッテル貼り」があります。その根っこは煩悩まみれの者が隠している邪悪なものってこと。それを素直で暗示にかかりやすい相手の所為にしていること。それが原点。1つのケース。

再犯を防ぐには、本人が、この「煩悩まみれの者」を知り尽くさないといけない。勿論、悪い暗示、心理誘導、マインドコントロール、洗脳についても。これらをしっかり勉強したうえで、自分の隠れた傷を癒し、回復したら反省し、そこからが人生の再スタートですね。

心に深い傷があるまま反省など出来るわけがない。例えば、腹がえぐられている状態で冷静に物事を判断することなんて出来ない。だから、まず傷を癒すこと。過去の傷(首根っこを捕まえてもかまわない)。そして自分の真の敵を明らかにして戦うことで、罪のない者を傷つけたことを反省出来るようになる。

堂々と、過去の傷と向き合い、自分が自分の親となり「よくも汚い手口を使って我が子を傷つけやがったな…」と怒るべきです。その怒りをそのまま出してはいけない。怒りを燃料に、長期的に、計画的に取り組んでいけば良いのです。これが「矛先を正す作業」です。「矛先を正すこと」が「更生」です。

「矛先を間違えたこと」が「非行」です。自分の怒り、恨み、そういった心の奥深い部分にあるぐちゃぐちゃなものを、無関係な罪のない人、社会に間違って向けること。それが「矛先を間違えた(非行)」ということなのです。だから矛先を正して、特定し、向けるべきところに向ければよいのです。

(※これらの話は特定されないよう名前を伏せてネットに書いていいと許可を頂いています。)今回の非行少年の親は、数年前、逃げていました。しかし、今は違う。我が子を大切に思い、理解に努め、矛先を正し始めた。心の奥深い部分に「健全なまとまり」が出来始めているようです。

お子さんに、つい、辛く当たってしまう親がいたら、その人たちの問題を責めるより、その人たちの「心の奥深い部分にある傷」を理解するよう努めた上で優しく話をすると、その親も子供に優しくなっていきます。優しさは連鎖します。勿論、その逆も、です。”何を連鎖させるか”が大事です。

このようにスケープゴーティングによってスケープゴートされた者は、レベルの違うなどもありますが、そこから抜け出すのは非常に困難です。抜け出せずに理解できないまま自殺した者も沢山いるでしょう。それほど強烈なのです。勉強無しで抜け出すことは無理です。スケープゴート対象者は勉強が必要。

僕は、あの家族から人生の大半をスケープゴートされてきた。悔しくて、殺意を抱いたこともあった。しかし、今は、「区別したうえでの感謝」も持っている。ここまで変化するのは本当に苦しかった。ここまで気持ちが変わったのは「自分の心の奥深い部分にあるモンスター」を紐解いたからです。自己理解。

スケープゴーティングの手口も巧妙で、経験したことのない者には理解の出来ないことばかりです。だから話せば話すほど自分が傷つくだけだった。つまり「誰かお願いわかって!」と助け(理解)を求めていたのです。この難しい問題を他人に理解してもらおうとしていたことが間違っていたのです。

このことがわかってくると「なんでわかってくれないんだよ!」と思うことがなくなります。わかってくれないことが普通です。もし、わかろうとしてくれる人がいたなら、それは「ありがたいこと」なのです。このように心の基準が修正されるのが「サヨナラ・モンスター」です。

自分が歩んできた道のことを他人は1%も知らない。だから話を聴いてくれ、心の声を聴こうとしてくれて、その為に日々勉強している心理士、カウンセラーの方などの存在もありがたいことなのです。心の基準を修正すればするほど「幸せ」に気づいていきます。実は、既に、身近にあった幸せに…。

必要だったのは「「苦しい気持ちをわかってくれ!」という「わかってほしい欲求」が消えた理由!(https://bright-ms.net/post-13716/)」に書いたことでした。これを行うことで、スケープゴートの苦しみを誰かにわかってほしいという欲求も消えました。自分が自分のことをわかろうともしない虐待者でした。

自分で自己理解も深めずに、最も難しいスケープゴートに関する自分のことを他人にわかってもらおうとする。これは他人をナメていることだなと気づいたのです。他人の時間を無駄に使い、他人に負荷をかける自分の弱さだなと。如何に自分がお子様だったか気づいたのです。必要なのは「自己理解」です。

自分の苦しみは今まで自分が生きてきた結果で出来たもの(心の深い部分にあるモンスター)。その道を歩んできたのは紛れもない自分。道は歩んだ。だけどその後始末を他人にやってもらうなんて酷すぎる。だから「自己理解(本当の癒し)」が大切なのです。

生きづらさ、深い苦しみ、これは「心の奥深い部分にあるまとまり」から生まれているものです。だから、「自己理解」によって、このまとまりが小さくなるのです。「理解」=「理」+「解」。理(みちすじ)をもって解くことが理解。「心の奥深い部分にあるまとまり」は、理解で癒されるのです。

その「自己理解」のための教材が「サヨナラ・モンスター」です。だからサヨナラ・モンスターに取り組むと心が癒されてくるのです。モンスターを理で解くから。更に、解けない部分は「○○」を使って解く仕組みです。「○○」を使わないと解けないものもあるからです。

自分の心の深い部分(潜在意識)にあるモンスターたち。これは「○○」を使ったことが前提での「自己理解」によってのみ、解ける仕組みなのです。つまり、真剣に、本気になって、自分が自分の親となり、自分で自分を救うことでしか解けないのです。他人に解いてもらうことは出来ません。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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