毒親への恨みが消えない…。恨みを消すには「未消化の恨み」の「消化」が必要です!

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僕は、宗教家庭で育ち、宗教洗脳、思想の強要、脅迫、そして、弱音を吐くことを禁じられ、自分の気持ちをほぼ全て無視されて育ち、心が未処理未消化状態となり、長い間毒親への恨みが消えない時期がありました。だけど今は、その恨みはありません。これは恨みを抑圧したわけでも、隠したわけでもなく、しっかりと消化したからです。そして、「親への恨みはでっち上げ(電子書籍)」をAmazonのKindleストアで出版しました。

この本には、親への恨みを消したいと思っている人に大切なことを書いています。親への恨みを消すわけにはいかない人(恨み続けて生涯正当化を図る人など)には不向きです。本当に正当な恨みを持ち、その正当な恨みを消したい…そういう人のための本です。世の中には、「嘘」によって親への恨みをでっち上げている人が、本当にいます。そういった人にとっては、「親への恨みはでっち上げ(電子書籍)」は不向きです。繰り返しますが、この本は、本当の恨み、正当な恨みを持ち、それを消したいと思う人に役立つ可能性がある本なのです。

恨みは感情です。「恨みを消したい」ということは、「恨みの感情を消化したい」ということです。消化とは何か、ここがすごく大事なことですので、覚えておいて下さい。まず、下記の引用をお読み下さい。

消化(しょうか、英: digestion)とは、生物が外部から摂取した物質を分解処理して、利用可能な状態にする過程のことである。

引用元:消化 – Wikipedia

これは「心も同じ」です。

恨みを抱くだけのことを、あなたは外部から取り入れました。親への恨みの場合は、親から発せられる凡ゆる情報、それらを取り入れたのです。僕もそうでした。言い換えるなら、親の言葉を信じて、ついていきました。そして後からその持ちが間違っていた…、騙された…、と気づき、恨みの感情が溢れてきました。そして、その恨みの感情が消えた(消化された)のは、上記引用にあるように、「分解処理」をして「利用可能な状態」にする過程(プロセス)を経たから、消えた(消化された)のです。

つまり、「親への恨みが消えない…」と悩んでいる人は、この、「分解処理をして利用可能な状態にする過程(プロセス)」を「踏んでいないから」なのです。やるべきことは、あなたが自分の力で、心の情報を分解処理して、利用可能な状態にすることなのです。この記事でお伝えしていることは「本質」であり「王道」です。とても価値あることをあなたにお伝えしています。本当に親への恨みを消したいのなら、誤魔化さず、抑圧せず、真正面から自分に向き合って、心の情報を分解処理して、利用可能な情報へと「転換」して下さい。つまり、言い換えるなら、恨みを感謝に転換する…ということ、これもその分解処理からの利用可能にする一部なのです。

あなたは、「親への恨み」という言葉で一括りにして言っていますが、その言葉(親への恨み)の中のは、大量な情報が詰まっています。そして、それらはぐちゃぐちゃに纏まっています。そう、サヨナラ・モンスターでいうところの「モンスター(纏り)」です。これを分解処理する必要があるのです。ここにある情報は無意識です。無意識にあるぐちゃぐちゃな情報を分解処理する必要があるのです。

では次に、分解とは何か、それを引用します。

 一つに結合しているものを、要素や部分に分けること。また、分かれること。

引用元:分解とは何? Weblio辞書

サヨナラ・モンスターでいうところの「モンスター(纏り)」、これは凡ゆる情報が結合しているものです。これを、要素や部分に分けることが必要なのです。しかし、この凡ゆる情報が結合しているサヨナラ・モンスターでいうところの「モンスター(纏り)」は、「無意識(自分で気づいていない部分)」ですから、当然、自分ではわからないものなのです。ですから、サヨナラ・モンスター教材本編の「必ずメモしておくこと(目次参照)」の作業が【重要】なのです。「モンスター(纏り)」を分解するためには、「モンスター(纏り)」の細部の情報を引っ張り出す必要があります。その作業を、「必ずメモしておくこと(目次参照)」で行い続けて、その1つ1つに対し、付属ツールで変化を起こしていくのです。そうすることで、少しずつ、無意識レベルが変わっていくのです。

先程の親への恨みの話に戻りますが、「親への恨みが消えない…」と悩んでいる人は、この、「分解処理をして利用可能な状態にする過程(プロセス)を踏んでいないから」です。ですから、親への恨みに関する「モンスター(纏り)」を分解するために、「必ずメモしておくこと(目次参照)」の作業を通して、逆から働きかけていけば良いのです。そしてそれを付属ツールで変えることで、分解処理された情報が利用可能になるのです。利用可能というのは、自分の人生に役立つ新しい視点、考え方になるということです。こういった過程(プロセス)を踏まないと、消化できるわけがないので、親への恨みが消えない…となるのは当然のことなのです。親への恨みは、何か1つをやれば消えるということはあり得ないのです。それ相応の過程(プロセス)を踏まないといけません。言い換えるなら、生涯学習を通して、自己成長と共に消化させていけるのです。

とあるヤクザ組織のトップの人の言葉をネットで見ました。僕は感動したのですが、その人は50の歳になり、恨みつらみを感謝に変えることが出来たと言っていました。その背後には、僕らが想像も出来ないような差別などを受けてきて、深く傷ついた心があったと思います。その傷を核として「モンスター(纏り)」が出来上がり、無数のモンスター、そのうちの1つ、恨みに関する「モンスター(纏り)」を、50の歳になり大きく変えることが出来たのです。これも、その人のサヨナラ・モンスター的な取り組みなのです。

認知行動療法では効果が出ない苦しみを変えることが出来るスキーマ療法でさえ、根深いものになれば生涯を通して変えていくほど時間がかかるものもあるのです。浅い問題ほど短時間で処理出来ます。浅い問題を解決して、時間をかけている人を軽視している人もいますが、あれは勘違いで、根深い問題ほど時間がかかる、いえ、かけたほうが良いことを知らないのです。時間をかけて、心を熟成させるほど、良質な心の成長、人間的進化に繋がることもあるのです。

過去にもお伝えしましたが、サヨナラ・モンスターは本質で王道ですから、僕が死ぬまで伝え続けるものです。それは、人生全体に対し役立たせることが出来るものであり、どんな時代になろうとも、どんな優れた手法が出ようとも、全ての基礎として大切なことがサヨナラ・モンスターなのです。だから、ずっと伝え続けていくものなのです。

毒親への恨みが消えない…。恨みを消すには「消化」が必要です。心の消化です。サヨナラ・モンスターの「サヨナラ」には、実は「消化」に意味も含まれているのです。「モンスター(分解されていない纏り)」を「消化(サヨナラ)」することで、前記した引用にある、「利用可能な状態」になるのです。この利用可能な状態になる、これが細分化された心の情報から得る、新しい何かです。例えるなら、恨みが感謝に変わったら、その感謝の心は、人間としての大いなる成長です。その感謝の心を利用して生きれば、その人は生きやすくなるのです。

親への恨みを本当に消したいのなら、「親への恨みはでっち上げ(電子書籍)」を読んで、「サヨナラ・モンスター」に取り組んで下さい。自分を変えていくのは簡単ではありません。時間もかかります。それでも諦めずに、1つ1つ変えていくことが、成長なのです。その成長が、あなたの悩みや苦しみを減らしてくれるのです。

自分のことを深く知ることが出来るのは、自分しかいません。他人はあなたの人生を歩んできたわけではないので、あなたの全てを理解することは不可能なのです。ですから、自分の力で「自己理解」を深めることが必要なのです。精神的自立です。精神的に自立が出来ないうちは、兎に角「仲間」を求めますが、それは一時凌ぎです。最も大切なことは「自己受容」「自己理解」「自己信頼」です。それが出来るようになれば、「答え」を外部に求めなくなります。答えは、自分の内側にあるのですから。そのための第一歩として大切なことが、自分の腹に溜め込んでしまった「未消化の感情」、それを見つける勇気を持つことです。その感情を見つけるには、本気になって「書くこと」で見つけることが出来ます。

過去、親への恨みを抱えて生きていた女性がいました。この女性は、お腹の痛みに悩まされていました。過去を思い出すとお腹が痛くなっていました。

だけど、親への恨みをしっかりと消化していったら、過去のことでお腹が痛くなることが無くなったとのこと。心と体って繋がっているのだと思います。

あと、、、

「幸せは、既に、自分の周りに沢山あります。それに気づける心、それが豊かで、大人の心です。|恐怖(トラウマ)克服「サヨナラモンスター」(誰も頼れない人向け)|note」に書いた、歌詞の部分の下り、そこを読んでみて下さい。大切なことです。親への恨みを通して、人間的に大きく成長していきましょう! それがあなたの「幸せ」に繋がっています。恨みつらみ、復讐、これは自分を苦しめてしまう心なのです。人間の心の成長が「十(じゅう)」段階あるとすれば、恨みつらみ、復讐の心は、「一(いち)」から「四(よん)」くらいです。ここを超えましょう。

恨みの感情を消化して、心の栄養素を取り出しましょう! それを心に刻むために書き出しましょう!(書くことは、素晴らしいプラス効果がある!) 引き続き、サヨナラ・モンスターに取り組んで消化を通して自分を成長させましょう!

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