感情に対して繊細になっていこう!EQ(心の知能指数)が高まっていく!!

昨日投稿した記事はこちら。

幸せの種「気づき」
EQ(心の知能)の4つ能力の1つ「感情の利用」について | 幸せの種「気づき」 これからの時代において必要なのはIQではなくEQと言われています。EQは「心の知能」のことで、「感情を上手に管理して、利用する力」のことです。このEQは4つの能...

昨日は、EQ(心の知能)の4つ能力の1つ「感情の利用」についてお伝えしました。「感情を上手に管理して、そして感情を創って、自分の問題解決の為に感情を利用していく」ことでEQを高めていくことが出来るのです。そのトレーニング(感情トレーニング)になるのが、「エモーションプラス(第二版)」だとお伝えしました。

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エモーションプラス(第二版)ペーパーバック・紙の本

感情の利用は、サヨナラ・モンスターの取り組みにおいても大切なことです。自分の心を変えるために感情を利用するのです。それは認知を変える為だっかり、記憶しやすくする為(学習効果を高める為)でもあります。

目次

感情は自分で創っている

感情を創る、これはこれからの時代においてますます必要になってきます。これからはEQの時代です。そして人は誰もが感情を創っています。しかしその殆どが「無自覚・無意識」です。自分で気づいていないうちに感情を創っているのです。だから自然に感情が生まれていると思っているのです。それはその自然に感情が生まれるという、感情発生のプロセスを知らないからです。だから勝手に自然に生まれているものであり、自然に生まれた感情だけが本物で、創ったら偽物だと勘違いしてしまうのです。創っても本物です。自覚しているかしていないかの違いで、誰もが自分で感情を創っています。

そして感情は、更に周りに創られています。周りに創られていることも自分で創っていることのうちなのです。例えばネガティブなニュースを見てネガティブ感情が生まれる。これもニュースによって創られましたが、それを自分に見せるという選択をしたのは自分です。そしてそれにどう解釈をしたのかも自分です。解釈の結果感情は創られます。結局は自覚の有無に関わらず自分で感情を創っているのです。ネガティブなニュースを見てポジティブになるかネガティブになるかはその人次第なのです。

だからそこを意識的にコントロールしていかないと、どんどん流されてネガティブになってしまうのです。

ネガティブ感情を暴走させないことが大事

ネガティブな感情が強いと病んでしまうこともあります。誹謗中傷でまいってしまう、心が折れる、これもネガティブ感情の発生、そして感情の暴走です。実際、パニック発作が起きて恐怖に慄いている人の心は「ネガティブ感情が暴走」しています。僕も経験があります。エモーションプラス(第二版)の第1章「ネガティブ感情を減らす方法」の最後の方で、とあるメンタルクリニックの記事の引用と一緒に「僕自身も、発作が起こった時のことを思い返しても、数ヶ月前からストレスになることが強くなって続いていて、それが限界に達した時に、発作が頻繁に起こるようになりました。」とお伝えしました。このようにパニック発作は、数ヶ月も前から既に発作が起こる準備が始まっている可能性もあるのです。そこをコントロールしていないことで、数ヶ月先に発作が起こる場合もあります。

発作が起こるとき、不安と恐怖が暴走しています。そんな時に「エモーションプラス(第二版)」の方法を取り入れたらパニック発作が起きにくくなり、あれから長い時間が経ちますが、今も起きていません。EQ(心の知能)の4つ能力の1つ「感情の利用」をパニック発作が起きにくいことにも役立てることが出来るのです(感情面においてネガティブ感情の暴走を予防出来る、或いは止めれる)。僕の場合は、「エモーションプラス(第二版)」第2章でお伝えしている感情を創り出す生活をしました。それにより発作が起きにくくなっていきました。

このように自分に合ったコントロール方法を見つけて、自分でコントロールできる範囲をしっかりコントロールしていくことがとても大事なことであると僕は考えています。そのコントロールの為にも、「エモーションプラス(第二版)(感情を創って利用すること)」が役立つ(問題解決に繋がる)可能性が高いのです(期待出来る)。

感情トレーニングを行っていこう!

例えば、感謝の気持ちによって人間らしさの司令塔である前頭前野の厚みが増したという研究結果もあります。ということは感謝の気持ちを創り出す「感謝トレーニング」を行う生活習慣をつくれば、前頭前野が厚くなって、人間らしさがアップする可能性もあるのです。だから多くの優れた支援者、専門家、研究者などが、感謝トレーニングの大切さを伝えているのです。感謝トレーニングをするか、それとも恨みトレーニングをするか、あなたはどっちが良いですか? 後者は時間が経つほど人間としてヤバくなってしまうと僕は思います。心の奥から根腐れが起きてしまうこともあります。根腐れが最高レベルになると、最悪、腐乱死体をなどを好むネクロフィリア(死体愛好)な心になることもある為、我々人間は「腐敗」を嫌がることが大切だと僕は考えています。ネクロフィリアがいるところは、腐敗、破壊、汚物、こういったものが増えていきますから、それが組織に根付くと隠蔽体質になるのです。その腐敗した隠蔽体質が教育の場に広がると、子供の自殺が増えます。助かるべき命が助からなくなるのです。子供が自殺しやすい環境には、紳士淑女を装った魂の殺人者モラルハラスメント加害者や、ネクロフィリアが隠れている可能性も否定は出来ません。だから恨み辛みなどの感情を長い間、悪化させながら持ち続けるのはやめた方が良いので、僕は良心に則って「親への恨みはでっち上げ」を書いたのです。腐敗を好む者は、これを否定したくなるでしょうが、腐敗が中心になってはいけないのです。中心に置くべきは「健全さ」です。そうしないと人が育たないからです。人が育つには健全な教育が必要なのです。

また、恨みつらみから事件を起こす人も多いです。それは当然です。恨みつらみを創るのは脳の前頭前野を使わないからです。だから人間らしさの司令塔が徐々に弱っていくのです。犯罪抑制に関する部位も前頭前野にあります。これらが弱るのですから事件を起こしやすくなります。恨みつらみを抱えている人は事件をおこなさくても、隠れて陰険な嫌がらせをするようになることもあります。恨みつらみ復讐心は、一部は、歪みから生まれた不健全な感情です。だから早いうちに恨みの辛みの幽霊のような世界(うらめしや〜の世界)から脱出することが自分の為になるのです。脱出する時の「道しるべ」は「感謝」です。感謝の心を持って進めば、間違えた道に行くことはないでしょう。

昔の僕は、自分の家庭環境、境遇を恨みました。小さい頃から宗教の洗脳教育により、思想は左翼的な思想を植え付けられ、この世を悪に見て、悪いのは国だ、政治だ、公務員だ、思い込んでいました。数年間はその宗教の総本部にも通い、熱心な信者としてそれを信じ込んでいた時期もあります。で、それらの洗脳が解け出して、現実を見るようになって恨みつらみが出てきたのです。よくも騙したなと。俺を間違えた道に進ませやがって。俺の人生がことごとく上手くいかないのはあんな思想を持てば当たり前だろと。なんだこれはと。だけどそれも転換し、肯定的に解釈することが出来るようになりました。だから恨みも消えました。恨み続けたら恨みトレーニングになります。どんどん歪んでしまいます。だから解釈や意味づけを変えていく必要があります。それを別方向から行うのが「エモーションプラス(第二版)」です。つまり「エモーションプラス(第二版)」で感情を創って利用すること(感情トレーニング)を繰り返しているうちに、解釈や意味づけにも変化が起こってくるのです。何故なら感情は解釈の結果生まれる、これは逆も然り。感情を創ることを繰り返していると解釈にも変化が起こってくるのです。例えば感謝を創って利用しているうちに、新しい感謝の視点に気づいたり、解釈に変化が起こってくるのです。人間のよくないところは「自分を変えようとしないこと」です。

自分を変えず他人を変えようとしている人間が今日もSNSで吠えています。万年吠えています。吠えて噛み付いているうちに牙だけは研がれて一丁前になり、誹謗中傷という心へ攻撃する牙だけは鋭くなっています(指殺人・魂の殺人者)。鋭いから、相手の心に刺さり、昨今では死人まで出ています。そのような攻撃者は変わらないことにメリットを感じています。なぜかわかりますか? 腐敗を好んでいるからです。人が良い方に変わるということは、「清廉高潔(せいれんこうけつ)」に近づいていくということです。上に立つべき人間、政治家、宗教家、自衛隊、警察などは、特に「清廉高潔(せいれんこうけつ)」を目指すべきなのです。下記の引用をお読み下さい。「防衛省・自衛隊」の「学校の概要」という記事からの引用です。

開校以来受け継がれてきた「質実剛健にして清廉高潔」なる校風のもと、厳しい教育訓練を通じて、幹部自衛官として統率力に優れ国民に信頼され、世界に通用する人材の育成を行っています

[mfn]引用文献:学校の概要(https://www.mod.go.jp/gsdf/ocsh/gaiyou/gakkoushoukai2.html)[/mfn]

このように、陸上自衛隊、幹部候補生学校では、「清廉高潔(せいれんこうけつ)」を大切にしながら人材育成を行っています。これは腐敗の反対にあるものなのです。だから自衛隊の良き教育を受けた人などは、腐敗を嫌う傾向にあるのです。元自衛隊の素晴らしいユーチューバーの動画を見ましたが、その人から、「清廉高潔(せいれんこうけつ)」が備わっているような感じを受けました。「清廉高潔」の反対は「腐敗卑劣」です。誹謗中傷加害者がまさにこれです。

腐敗卑劣の誹謗中傷加害者は自分を変えません。どんどん勝手に腐敗していきます。良い方に変わらないことにメリットがあると勘違いをしているのでしょう。実際は変わることにメリットがあり、変わらないとどんどん不幸になるのです。加害者は自分の不幸を常に他人にせいにしているのです。だからそうならないよう、どんどん新しい視点を手に入れて、自分の心を変えていくことが大切なのです。感謝の気持ちを持ち、清廉高潔を目指すと、腐敗からどんどん離れていけます。

その為に、日々の感情トレーニングが大事なのです。どんな感情を創って、利用するか。その合計が人生観となるのです。

繊細になっていくことが大切!

人間的に成長していくには、繊細になることが大切です。この動画の1:37を見てもらいたいのですが、与沢翼さんが言っていることが如何に大切なことであるかがわかるのです。SNSよりも大事なことがあると気づくと、人はどんどん成長します。与沢翼さんは自分で1:00くらいのところで、昔の自分は鈍感で厚顔無恥だったけど繊細になってきたと言っています。人間は、人間的に成長してくるほど繊細になっていきます。そして徐々に裏方に移行していくのです。表に出たがる時は、承認欲求を欲するレベルです。まだまだ欲求のレベルが低い状態なのです。鈍感で承認欲求が強い人らが、SNSで頑張るのです。僕も少年院に入る前はかなり鈍感で(心を閉ざして捻くれて鈍感になっていった)、「自己憐憫からの脱出(克服)」第3章「憐憫の感情は暴力性を鎮める」に書いたように、、、

例えば、暴走族の時に時間を守らない人の家に押し入って、部屋にあった釣竿で頭を引っ叩いたことがあります。金具などによって頭から血を流していたのですが、、、その時の僕の感覚は、何も可哀想だと感じなかったのです。自分が扱われてきたように他人を扱う、普通の感覚でした。

「自己憐憫からの脱出(克服)」第3章「憐憫の感情は暴力性を鎮める」より

このように鈍感でした。鈍感さを治してくれたものの1つが「自己憐憫」でした。人は繊細になればなるほど、繊細に戻れば戻るほど、上記引用のようなことが出来なくなります。子供のうち、未熟なうちは鈍感です。人間として成長するほど細部まで責任を持つようになりますから、細部のことに気づいたり感じたりする能力が格段に上がるので、その分、繊細になり、誹謗中傷のダメージも一時的に大きくなりやすいのです。つまり誹謗中傷加害者は鈍感なので、自分の加害者としての酷さや恐ろしささえもわかっておらず、更に鈍感でいることが良いと勘違いしているので、奴隷の鎖自慢状態に陥りやすく、比較の世界で生きて、劣等感を抱えて他人を攻撃するのです。その時に繊細な人を見つけて攻撃します。こうやって繊細な人の(抜け出そうとする人の)足を引っ張るのです。だから与沢翼さんのように大きく成長している人たちは、徐々にSNSから抜け出して、自分の大切なもの、家族、家庭、それを中心として幸せに生きていくのです。鈍感な加害者が届かない状態になります。透明の壁が分厚くなっていくのです。

だから鈍感な加害者に負けず、感情に対して繊細になっていきましょう! 感情に対して繊細になるほどこれからの時代に必要なEQ(心の知能指数)が高まっていきます!! サヨナラ・モンスターで自分の感情を選択することも、書き出すことも、エモーションプラスで感情を創ることも、全てEQが高まることに繋がります。まずは自分の感情をよく知り、創り、利用していきましょう。それが出来るようになってくると、他の人の感情もわかるようになってくるのです。自分のことがわかるようになる(自己理解)、これが先にやるべきことです。

繊細になり始めた時は、些細なことで傷つきます。それを通過して繊細さと強さを兼ね揃えたものになるのです。この繊細さが真の強さです。鈍感でいるということは実はとても弱いことなのです。鈍感になろうと思えば誰でもなれます。

最後に、アメリカ合衆国の精神科医であるエリザベス・キューブラー・ロスの言葉をご紹介します。

私が知りうる最も美しい人とは、もがき、苦しみ、敗北を知り、苦労が水の泡になっても、なお自分の力で道を切り拓いた人だ。彼らは繊細で、感謝を忘れない。その人生は、理解や親切心、愛情深さで溢れている。美しい人の存在は、偶然ではない。

エリザベス・キューブラー・ロス

僕も同じように思います。繊細で感謝の心を持っている知性ある人が、最も美しい人だなと思います。

洗脳されていた子供時代はこの逆でした。馬鹿で、鈍感で、気狂いのようなことが出来る人が良いと思っていました。だから僕も認められたくて馬鹿で鈍感で悪いことをしたくなったのです。

人は繊細になればなるほど、優しさと強さを持ち、人間としての美しさが出てきます。

EQを高めるトレーニング(感情トレーニング)

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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