「恨み(怨嗟)」は「感謝」に転換出来る!! 恨んだまま人生を終わらせないで!! 感謝と幸福感を養って!!

僕が皆様にお伝えしたいことは山程あるのですが、その1つに、(何かに恨みを抱えている人たちに)、「恨んだまま人生を終わらせないで!!感謝と幸福感を養って!!」というものがあります。

目次

このことを伝えたい理由

なぜ僕が「親への恨みはでっち上げ」というタイトルの書籍を出版したか。その理由の1つに「恨んだまま人生を終わらせないで!!感謝と幸福感を養って!!」という思いがあるからです。つまり「恨み(怨嗟)」は「感謝」に転換出来ることを、僕は身をもって体感したからです。体感したことで不可能ではないとわかりました。恨んだからこそ深い感謝の気持ちを持てるようになる場合もあるのです。そのことを1人でも多くの人に知ってほしい、、、そう思っています。恨んだまま人生終えて幸せなわけがない……。そう思います。

感謝に関する書籍に、また高評価(星五つ)が掲載されました。ありがとうございます。いつか「親を恨んでいたけど、感謝出来るようになりました!」というような前向きなレビューコメントが多く掲載されることを期待しています(そういう人がきっと増えてくるでしょう)。

恨んだまま人生を終えてしまったとしたら、二度とやり直すことは出来ません。恨んだまま人生を終えてしまうということは不幸だと思います。本当にそれで良いのか? 限られた時間の中で生きているのに、恨んだままの自分で良いのか? そんな自分を好きになれるのか? そんな自分を信じることが出来るのか? そんな自分を信頼出来るか? 恐らくは無理だと思います。僕は無理でした。

恨むだけのことは確かにあった。だけど新しい解釈を打ち立てることで抜け出せることも出来るのです。サヨナラ・モンスターの作業(書くこと)をしている中で、気づける場合もあります。そして心から納得が起きて、無意識レベルでの転換が起こることもあります。「恨み(怨嗟)」は「感謝」に転換することが出来るのです。真剣に向き合っている人たちは、恨みから感謝を発見します。このことをわかってほしい、そして自分を救ってあげてほしいと思っています。

ヤクザ組織のトップの人も恨みを感謝に変えていた!

過去にヤクザ組織のトップの人のインタビュー記事を読んだのですが、そこにも書かれていました。恨みが感謝に転換されたということが……(記事中では逆転という言葉で書かれている)。そしてそれを若い世代に伝えていきたいと……。

このようにどんな世界で生きていても、人は皆、思い悩み、苦しんで、手探りで「何か」を探して生きています。その中から感謝を発見する場合もあるのです。それはとても難しいことであり(非常に難解な心の問題であり)、苦しんできた証拠だと思います。苦しみの底について深く苦しんだからこそ、そこから芽生え出す場合がある、それが恨みの転換による感謝です。

それについての記事は、下記になります。引用させていただきご紹介したいと思います。

引用元:在日3世の任侠団体山口組代表 従軍慰安婦や在日への見解|NEWSポストセブン – Part 3(https://www.news-postseven.com/archives/20170717_585535.html/3)

引用1

織田は在日3世として典型的なヤクザの道をたどる。彼はギクシャクしている日韓関係をどう考えているのか。

「自分も壁に突き当たったとき、自分は一体何者だと思いました。刑務所にいるとき、本を差し入れしてもらい、勉強したんです。と同時に、自分の記憶をたどって、じいさん、ばあさん、両親のこと、時系列で合わせて考えていく。と、なるほどなと見えてきたものがあります。[mfn]引用文献:在日3世の任侠団体山口組代表 従軍慰安婦や在日への見解|NEWSポストセブン – Part 3(https://www.news-postseven.com/archives/20170717_585535.html/3)[/mfn]

上記引用の言葉は、「過去理解」と「過去受容」の両方の要素を含んでいます。サヨナラ・モンスターの場合、これを「書くこと」で行って、自分の過去を1本の線になるまで書き続けていくことで深い納得が起こることがあります。「なるほど」という表現は、「納得した」「理解した」という意味で使用されることがあります。自分の過去に納得が出来た人は、深い感謝を発見する場合があるのです。

サヨナラ・モンスターに取り組んでいる人たちは、自分の過去を理解し、受容して、深い納得を起こすことが出来れば、そこから感謝の心が育ってくると思います。

引用2

その中でいわゆる女郎屋の女衒も関係していたでしょう。それは日本国内でもあった話で、女を無理やりとか騙してとか、悪い人間もおったでしょうけど、全体でいうと、需要と供給の中で、各国で同じようなことがあったと思います。残念だけど仕方なかったことじゃないかと、思いますね。まあ戦争が生んだ悲劇の一環じゃないかと。

だから、そこで在日側からする恨みつらみはよくない、と。あんまり敏感に反応することじゃなく、もっとこう世界全体を見てほしい。在日の若い子らに言いたいのは、ありのままに受け止めてほしいということです」[mfn]引用文献:在日3世の任侠団体山口組代表 従軍慰安婦や在日への見解|NEWSポストセブン – Part 3(https://www.news-postseven.com/archives/20170717_585535.html/3)[/mfn]

上記引用の言葉は、視点を変えることを勧めていて、偏った味方ではなく全体を正しく見ることを勧められています。

引用3

本国の韓国人とは異なり、「恨(ハン)」の文化からは離れている気配だ。織田は「韓国は生みの親、日本は育ての親」という。

「どちらも大事だが、どちらかいうと、育ての親に決まってます。私らは韓国語もしゃべれない。日本に育ててもらったことに感謝し、育ての親に親孝行する。これのどこが悪いのか、と。[mfn]引用文献:在日3世の任侠団体山口組代表 従軍慰安婦や在日への見解|NEWSポストセブン – Part 4(https://www.news-postseven.com/archives/20170717_585535.html/4)[/mfn]

多くの一般人は、何も知らないのに、勝手に暴力団とか不良品だと決めつけてレッテルを貼ることもありますが、上記引用の言葉にあるように、皆、同じ人間であり、心を持っていて、感謝の心もあれば、涙もあり、大切にしているものがあります。生き方が違うだけなのです。そして住む世界が違うことで理解が難しくなり、勝手に決めつけて見ていることが沢山あります。上記の引用の言葉は素晴らしい言葉だと僕は思います。立場が上の人から率先して恨みを感謝に転換していけば、きっとそれは、下にも伝染していくと思います。

僕は、在日差別は「スケープゴーティング現象」の一形態である可能性があると考えています。在日差別をなくすために、まずは1人1人が、自分の心の問題と向き合い、偏見や差別意識にも向き合い、理解を深めて共感の心を養って、人を尊重することを学んでいくことが大切だなと思います。

引用4

自分も50の歳になってようやく一つの答えが出ました。これを発信して今、頭を壁にぶつけている若い世代に伝えたい。恨み、つらみはよくない、と。1世、2世は確かにいわれない差別を受けた。

が、日本という国にお世話になり続けたのも事実です。恨み、つらみを逆転して感謝に変えたとき、清々しい気持ちになれる。在日が日本人とともに日本国民のために、命がけでがんばろうというのは男として、1人の人間として、全然恥ずかしいことじゃない」[mfn]引用文献:在日3世の任侠団体山口組代表 従軍慰安婦や在日への見解|NEWSポストセブン – Part 4(https://www.news-postseven.com/archives/20170717_585535.html/4)[/mfn]

素晴らしい考え方だと思いました。恨むだけのことはあった。だけど、それは一部であり、また別の一部には感謝出来ることもあるということが示唆されています。そして恨みを逆転して感謝に変えることを言われています。これはサヨナラ・モンスターの考え方と同じ方向性です。

誰もが辛い過去や苦しい気持ちを抱えています。苦しくても自分と向き合って、自分や親、恨んでいることについて深く理解して、新しい解釈を打ち立てて自分を楽にしてあげたほうが良いと思います。僕はそう思ったので、諦めずに、自分に様々な情報をインプットして、アウトプットも繰り返して、心からの納得が出来る新しい解釈(恨みを転換して感謝に変える)を打ち立てました。その結果、恨みが消えて、感謝の気持ちも少し育ってきて心が軽くなりました。

生き方が違っても、違う世界で生きていても、人は皆、苦しみを抱えています。そんな中、自分なりの成長をして生きています。

恨むからこそ、苦しむからこそ、感謝に転換出来るのです。

深い自己信頼で死に対する恐れも減る

どんな辛いことがあっても、苦しいことがあっても、人生の最期に、感謝と幸福感を持っていれば、後悔のない終わり方が出来ると思います。死ぬことだって怖くなくなると思います。避けることの出来ない死を受け入れることも出来ると思います。自分と向き合って、自分を理解して、自分の親となり、自分を救った人間は、1人で生まれてきて、1人で死んでいくことを恐れず受け入れることが出来るのです。

内なる自分と繋がった者、心の中の小さな自分の親になった者は、それは揺るぎない真実です。その真実を心に置いている人は、非常に深い安定感があります。死後はどうなるかわかりません。わからないけど、内なる自分や心の中の小さな自分に対して「自分がいるから大丈夫」「俺は絶対に裏切らないし見捨てない」というものを持っていますから、死後が何であろうが、天国があっても地獄があっても、そういったわからないことに左右されない心を持つことが出来るのです。

この心(深い自己信頼)を持つには、心の中の小さな自分の親になり、それを通して自己成長して、感謝の心を育てることで持つことが出来る場合があり、そしてそれにより死に対する恐れさえも減ることがあります。

人生の最期に後悔しない為には自分の心を養うしかない

恨んだことや苦しみなどをもとにして自分の心を養うことで心理的に成長ができて、それまでに気づいていなかった大切なことに気づけるようになってきて、その中で感謝すべきなどが見えてくるようになるのです。ただ見えるだけではなく、その深さも感じ取れるようになってくるのです。自分の心が養われていくと感謝の心が育ってきて、感謝脳が育ち、小さな幸せに気づけるようになってきます。

僕の場合は最初、支配や洗脳などに抵抗する為に非行に走って、縛られることを嫌って自由に生きて、そしてその後、心が病んで苦しんで、それを解決する為に少しずつ心理的に成長したら、自分なりに大きく成長出来たような気がしています。その成長の一部が「感謝の心を持つこと」です。まだまだ全然入り口で程度ですが、その大切さは直感的に感じ取っています。人生において最も大切なことの1つ、それが感謝の心だとわかってきました。感謝の心がないほど恐怖が強くなり、不幸になるということもわかりました。

おわりに

恨みを抱えた人、苦しんだ人は、それを経験したからこそ、そのことを忘れることが出来ずにいます。そのことを忘れることが出来ないということは、無意識のうちに少しずつ深い部分を考えているのです。それによって物事の深さを知ります。その恨みや苦しみに関して深い部分を知ることが、自己認識力を高めることに繋がります。自己認識力が高まることで、感謝の心も育ちやすくなります。その理由についてChatGPT3.5に聞いてみましたので、最後にそれを読んで下さい。

自己認識力が高まることで感謝の心が育ちやすくなる理由はいくつかあります。

  1. 自己の欲求や満足度の理解: 自己認識力が高まると、自分自身の欲求や必要なもの、充足される要素をより明確に理解することができます。自己の欲求や満足度を把握することで、それに対して感謝や喜びを感じることができます。
  2. 自己の成長や進歩の認識: 自己認識力の向上によって、自己の成長や進歩をより明確に認識できるようになります。自分自身が達成したことや乗り越えた困難、克服した課題に対して感謝の気持ちが生まれます。自己の成長を認識することで、自分自身や自身の努力に対して感謝することができます。
  3. 他者の支援や協力の認識: 自己認識力が高まると、自分自身だけでなく他者の存在や支援の重要性も認識しやすくなります。他者の支援や協力によって自分自身が成長し、困難を乗り越えることができた場合、感謝の気持ちが生まれます。
  4. 現在の状況への感謝: 自己認識力が高まると、自分自身や自身の周囲の状況に対してより敏感になります。自己の意識が過去や未来にとらわれずに現在の状況に集中するようになることで、現在の喜びや恵みに対して感謝することができます。

これらの要素が組み合わさることで、自己認識力が高まると感謝の心が育ちやすくなります。自己の内面や成長、他者の支援や現在の状況に対して感謝の気持ちを持つことで、より充実した人生や幸福感を得ることができます。(ChatGPT3.5)

「恨み(怨嗟)」は「感謝」に転換出来ます。恨んだまま人生を終わらせないでほしいと思います。感謝と幸福感を養ってほしいです。辛いことや苦しいことは、自分の成長の為の必要な経験です。そこから何かを発見しましょう!

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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