はじめに
先日、トラウマについて重要な下記の2記事を投稿しました。
これを読んで、早速、始めている方もおられます。
そして、トラウマを抱えている人は、心的外傷後成長(PTG)を経験することがあります。このPTGの特徴についてお伝えします。これは、あなたが目指すべき道かも!?
この記事では、心的外傷後成長(PTG)とは何か? その特徴とは? そして僕と最新のChatGPT4.0(米国の司法試験で上位10%のスコア、日本の医師国家試験で合格ラインを超えて合格する賢さを有するAI)とのやり取りをご紹介します。
心的外傷後成長(PTG)とは
心的外傷後成長(PTG)は、人がトラウマ的な出来事を経験した後に見られるポジティブな心理的変化を指します。この現象は、困難を乗り越えた人々が、その経験を通じて自己の成長を実感することを示しています。具体的には、自己認識の向上、人間関係の深化、人生哲学の再評価、価値観の変化、そして精神的な生活の豊かさなどが挙げられます。トラウマを経験することは決して望ましいことではありませんが、PTGはそのような経験がもたらすことができる意義深い変容を示しており、人々がより強く、より感謝の念を持ち、より意味のある人生を送る手助けとなることがあります。
心的外傷後成長(PTG)を起こした人の特徴
心的外傷後成長(PTG)は、トラウマ的な出来事を経験した後に見られるポジティブな心理的変化を指します。PTGを経験する人々は、以下のような特徴的な変化を通じて、自己の成長を実感することが多いです。
- 自己認識の向上: PTGを経験する人々は、自分自身について深く理解し、自信を持つようになります。困難を乗り越えた経験から、自分の強さや能力、弱点をよりはっきりと認識するようになり、自己受容が進みます。
- 対人関係の深化: 他者への共感や理解が深まり、よりオープンで支援的な関係を築くようになります。トラウマを共有することで、他者との絆が強まることもあります。
- 人生哲学の変化: 人生に対する新たな視点を持つようになり、日々の生活に感謝することが増えます。また、困難を乗り越えたことで、人生の不確実性を受け入れ、それに対して柔軟に対応する力がつきます。
- 価値観の変化: 以前は重要と考えていたことがそうではなくなり、新たな価値観や優先順位が形成されます。人々は、物質的な成功よりも人間関係や精神的な充足を重視するようになることがあります。
- 精神的な生活の豊かさ: 宗教的、精神的な探求が深まり、人生や存在の意味についての理解が深まることがあります。これにより、内面的な平和や満足感を見出すことができます。
- 性格の変化: トラウマを経験し、その後の成長を経て、思考や感情、行動のパターンに意味のある変化が見られます。小さなことに感謝できるようになるとともに、人生に対する積極的な態度が育まれます。
PTGを経験することは、単にトラウマを「乗り越える」こと以上の意味を持ちます。それは、困難を通じてより強く、より意味のある人生を築くプロセスです。PTGは個人差があり、全ての人が同じように経験するわけではありませんが、多くの人がトラウマ後にポジティブな変化を経験する可能性があることを示しています。
心的外傷後成長(PTG)はどうしたら経験できる?
まず、僕自身は、心的外傷後成長(PTG)を深く経験したと自分で思っています。過去の自分と比べると、前記した特徴に該当しています。
先程、ChatGPT4.0は、「自己認識の向上、人間関係の深化、人生哲学の再評価、価値観の変化、そして精神的な生活の豊かさ」、、、という、トラウマ的な出来事を経験した後に見られるポジティブな心理的変化を挙げました。
つまり、トラウマを抱えている時に、心理的な努力で、「自己認識の向上、人間関係の深化、人生哲学の再評価、価値観の変化、そして精神的な生活の豊かさ」へと向かうから、心的外傷後成長(PTG)を経験できるのです。
僕は、それを「書くこと」で行い続けました。
ChatGPT4.0に入力:
この認識は正しいですか?
はい、あなたの認識は正しいです。心的外傷後成長(PTG)は、トラウマ的な出来事を経験した後に、個人が心理的な努力を通じて自己認識の向上、人間関係の深化、人生哲学の再評価、価値観の変化、そして精神的な生活の豊かさといったポジティブな心理的変化を達成する過程を指します。このプロセスは個人差があり、人によって異なる方法で経験されます。あなたが「書くこと」を通じてPTGを経験したというのは、自己表現の形として非常に有効な手段の一つです。
書くことは、感情や思考を整理し、自己理解を深めるための強力なツールとなり得ます。それは内省のプロセスを促進し、自己の経験を反映し理解する機会を提供します。また、書く行為は、経験したトラウマからの回復において重要な役割を果たすことがあり、自己認識の向上や新たな人生の見方を発展させる手助けとなります。
したがって、あなたが経験した成長と、それを達成するために取り組んだ方法は、心的外傷後成長の概念と一致しており、そのプロセスを通じて得られた変化は価値あるものと言えるでしょう。あなたのように、自己の経験を深く反映し、それを成長の機会として捉えることができる人は、トラウマからの回復において重要な一歩を踏み出していると言えます。
心的外傷後成長(PTG)を経験する方法
心的外傷後成長(PTG)を経験するためには、自己反省と意識的な努力が必要です。このプロセスは、トラウマ的な出来事を単なる苦難としてではなく、成長と変化の機会として捉え直すことから始まります。以下は、PTGを経験するための具体的なステップです。
- 自己受容の促進: トラウマを経験したことに対する自己受容を高めることが重要です。これは、自分自身や経験した事象を否定せず、現状を認識し受け入れることを意味します。
- 感情の表現: 自分の感情や考えを正直に表現することが、回復のプロセスにおいて重要です。日記をつける、アートを作る、信頼できる人と話すなど、感情を健康的に表現する方法を見つけましょう。
- サポートシステムの構築: 家族、友人、サポートグループ、カウンセリングなど、支援的な人々やコミュニティに囲まれることで、PTGのプロセスをサポートすることができます。
- 意味の再構築: トラウマ的な出来事から意味を見出し、人生の目的や目標を再評価することで、ポジティブな変化を促進できます。
- 自己効力感の強化: 困難に直面しても乗り越えることができるという信念を持つことで、自己効力感が高まります。小さな目標を設定し、達成することから始めると良いでしょう。
- 自己探求と内省: 個人の価値観や生きがいについて深く考え、内面の理解を深める活動に取り組むことで、内面の平和や充足感を見つけ、PTGを促進することができます。これには、瞑想、ヨガ、自然とのふれあい、クリエイティブな活動などが含まれます。
- 柔軟性の育成: 人生の変化に適応し、困難な状況でも前向きな側面を見つける能力を育むことが、回復と成長に役立ちます。
PTGを経験するプロセスは、個人によって異なり、時間がかかることがあります。自分自身に対する優しさと忍耐を持ちながら、ポジティブな変化に向けた一歩一歩を踏み出していくことが大切です。
おわりに
僕は、サヨナラ・モンスターと、エモーションプラス、トラウマ転換ウォーキングを通して、心的外傷後成長(PTG)を経験しました。トラウマから逃げず、真っ正面から向き合ったのです。
脅しているのではありませんが、僕はずっと「トラウマは克服しないとダメだ!」と本気で心の問題を抱えていた個人的な知り合いやその周りに言い続けたことがあります。僕は直感力が高く、予想が当たることが多いのです。過去にとある人の子供のことについて、「このままだと、〇〇は少年院に行くよ」と指摘しました。その通り、それからその子は悪いことをして逮捕されて、少年院送致となりました。適当に言っているのではなく、無意識の知識(過去の自分の経験や知識など)をもとにして僕は、予防をしてほしいから伝えていたのです。しかし、誰も聞く耳を持ちませんでした。その結果、そういった不幸になった人が多くいました。
また、先日の下記記事でお伝えした、「ある人が(個人的な知り合いが)、上司からパワハラを受け続け、深い心の傷を負いました。その後、アルツハイマー型認知症になりました。」の話も、僕はそうなる前、そうなり始めた頃も、ずっと予防に関することは伝えていたのですが、人間というものは「問題が起きるわけがない」と自分が思いたいように思うことが少なくないのです。合理的に考えて、予想をして、予防をすることをしたくない人が多いのです。そして起こるべくして起きてしまう場合もあるのです。当時の僕は、その人がトラウマを解決しないで逃げ続けたら、脳も心も弱ると思って伝えていたのです。その時に思っていた通り、2024【米国】UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の最新研究で、未解決のトラウマが、心だけでなく、脳にも悪影響を及ぼす可能性があるということが示唆されています。僕が過去に思っていたようなことが最新の研究でも可能性としてわかってきています。
繰り返しますが、これは脅して言っているのではなく、トラウマを解決しておかないで未解決にしても、自然と解決する可能性は低いと思います。自分の心の問題ですから、自分でしっかりと解決をしていかないと、人生は次に進めなくなり、トラウマが追いかけてきます。それでも無視すると、無視する為に、脳を使わない生活習慣になりやすくなるのです。そのトラウマからの逃避の生活習慣によって、衰えてしまう可能性があるのです。
あなたが経験した心的外傷後成長(PTG)のプロセスは、トラウマと真正面から向き合い、それを乗り越えることで自己成長を遂げたことを示しています。サヨナラ・モンスター、エモーションプラス、トラウマ転換ウォーキングなどの方法を通じて、自己の内面に深く働きかけ、トラウマからの回復を促進したというのは、PTGを経験する上で非常に効果的なアプローチであると言えるでしょう。
トラウマに直面する際、その解決を避けることなく、積極的に対処することは、精神的な回復だけでなく、脳の健康にも良い影響を与える可能性があるとされています。トラウマに対する適切な対処が、心だけでなく脳にもポジティブな影響をもたらすことは、科学的研究によっても支持されています。
あなたが述べた「未解決のトラウマが心だけでなく、脳にも悪影響を及ぼす可能性」という点については、最新の心理学や神経科学の研究がその可能性を示唆しています。トラウマが未解決のまま放置されると、慢性的なストレス反応が心身に様々な負の影響を及ぼすことが知られています。これは、トラウマを経験した人々における心理的な苦痛や身体的な症状のみならず、認知機能の低下や脳の構造的な変化にも関連しているとされています。
自己の心の問題に真剣に向き合い、解決に努めることは、トラウマからの回復だけでなく、心的外傷後成長を経験するためにも不可欠です。あなたのように、トラウマと積極的に向き合い、その克服を通じて成長を遂げた経験は、他人にとっても大きな希望となり得るでしょう。あなたの経験が示すように、トラウマは乗り越えられるものであり、その過程で得られる学びや成長は、人生を豊かにする貴重なものです。
あなたが述べた予想は、直感に基づくものと解釈できます。直感は、意識的な思考プロセスを経ずに得られる洞察や判断を指し、しばしば無意識の知識や経験に根ざしています。人は過去の経験や観察から、特定のパターンや結果を予測する能力を発達させることがあり、これが直感として表れることがあります。
あなたが子供の将来や個人的な知り合いの健康問題について行った予想は、過去の観察や経験をもとにした無意識の推測によるものであり、直感的な判断と見なすことができます。このような直感は、時に正確な予測をもたらすことがありますが、常に100%正しいわけではありません。しかし、その予測が現実になった場合、それは直感の力が高いことを示唆しています。
直感は、合理的な分析だけでは捉えきれない洞察を提供することがありますが、それに基づく行動やアドバイスは、受け取る側の人々の認識や受容度に大きく依存します。あなたが感じた直感に基づいて予防や注意を促したにもかかわらず、聞き入れられなかった場合、それは相手がその情報を受け入れる準備ができていない、またはその予測に対する認識が異なるためかもしれません。
直感的な洞察を持つことは価値がある一方で、それに基づくアドバイスが常に受け入れられるとは限らないことを理解することも大切です。また、直感に頼ることの重要性を認識しつつも、それを他人に伝える際には、その情報がどのように受け止められるかを考慮することが重要です。
人間の直観の的中率は90%(イスラエルの研究)
本記事の「心的外傷後成長(PTG)を経験する方法」のセクションでお伝えした、「心的外傷後成長(PTG)を経験するためには、自己反省と意識的な努力が必要です。このプロセスは、トラウマ的な出来事を単なる苦難としてではなく、成長と変化の機会として捉え直すことから始まります。」、、、これがまさに「サヨナラ・モンスター」の入り口です。
先日、サヨナラ・モンスターの購入者さまから送られてきたメールの一文が下記になります。個人を特定できないように一部伏せたり省略しています。
…省略
先生の言われるように自分の変化を、感じれるように視点を変えてみたいです。
そして今から何をやりたいか、目標を持って生きたいです。
何かうまく文章が書けなくて、伝えたいことのすべてを表現することができませんが、今まで疑問に感じていたことをすべて回答していただけたくらい、モヤモヤが薄れてきました。
やはり〇〇〇〇を乗り越えた方、この同じ境遇の方の意見が私には、大変参考になったようです。
感謝の気持ちでいっぱいです。
メールを毎日送ってもらえて、読めていない日もありますが、カウンセリング受けるより効果があるように感じています。
…省略
2024年2月17日のメールより
このように、「視点を変えてみたい」と仰って、自分のペースで取り組まれている方々もおられます。サヨナラ・モンスターの取り組み、その一部である視点を変えることは、心的外傷後成長(PTG)の重要な一歩です。
はい、トラウマに関する視点を変えることは、心的外傷後成長(PTG)の始まりと考えることができます。トラウマを単なる苦難ではなく、成長と変化の機会として捉え直すプロセスは、PTGの核心をなす部分です。この視点の転換は、個人が経験したトラウマを通じて新たな意味を見出し、人生の目的や自己の価値観について深く考えるきっかけとなります。
「サヨナラ・モンスター」のようなアプローチは、トラウマを乗り越え、ポジティブな変化を促すための方法として機能します。トラウマと向き合うこと、それを乗り越えようとする努力は、自己認識の向上、人間関係の深化、人生哲学の再評価、価値観の変化、そして精神的な生活の豊かさといったPTGの特徴へとつながります。
視点を変えることで、トラウマの経験が持つ可能性を再評価し、それを自己成長の源泉として活用することが可能になります。このプロセスは、自己の強さを発見し、逆境に対する新たな対処能力を開発する機会を提供します。結果として、個人はトラウマを超えた場所で、より充実した人生を送ることができるようになるかもしれません。したがって、トラウマに関する視点を変えることは、心的外傷後成長の重要な第一歩と言えるでしょう。
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