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【質問】感謝できない人は何かの障害があると思いますか?

Q:感謝できない人は何かの障害があると思いますか?またどうすれば感謝できるようになりますか?

質問は「質問箱」から

回答:人格に障害があるかもしれない。理性を育てていけば良い。

ご質問ありがとうございます。

感謝できない人は人格に障害がある可能性があるのかもしれません。また感謝できるようになるには理性を育てると良いです。

まず、僕自身も感謝のできない人間でした。今もまだまだ全然足りていないと思いますが、昔に比べるとだいぶ感謝の心が養われてきたと実感しています。そんな感謝が全くなかった頃を振り返って、自分にどんな障害があったと思うか。僕のことを書きたいと思いますので、参考になれば幸いです。

まず僕自身にどんな障害があったと思うか。その1つは人格に障害があったと思っています。要はパーソナリティ障害です。自己診断であり、医師からの診断を受けたわけではありませんが、自分が当て嵌まるものとして「反社会性パーソナリティ障害(ソシオパス)(この障害は虐待やトラウマで発症リスクが高まる)」がありました。昔の僕は、この障害も抱えていたかもしれません。そして運よく引き返すことが出来ました。そんな過程を経て今思うことは、昔は異常な生活習慣によって脳の前頭葉・前頭前野(人間らしさの司令塔であり、人格にも深く関与している部位)がかなり衰えていたと思います。例えば前頭葉を損傷した人には人格変化が見られるように、人格にも深く関与している部位ですから、そこが衰える(血流低下)ということは人格にも問題が起こる可能性があります。そして前頭葉(前頭前野)の中には犯罪抑制に関する部位もありますから、前頭前野が衰えることは犯罪抑制が出来なくなる可能性もあります。僕はそれを「犯罪者脳」と呼んでいます。そして感謝の習慣で前頭前野の厚みが増すなどの研究結果もあることから、感謝と前頭前野(人間らしさの司令塔)には深い関係があることがわかります。この前頭前野を活性化させて育っている脳を「感謝脳」と呼んでいます。

1、「犯罪者脳」・・人間らしさの司令塔(前頭前野)が衰えている
2、「感謝脳」・・・人間らしさの司令塔(前頭前野)が発達している

人を傷つけずにはいられないモラルハラスメント加害者も「1」の状態(人格に大きな問題がある状態)ではないかな、と思います。感謝できない人に何らかの障害があるのならば、脳の機能障害が1つ(衰えが原因)、考えられます。つまり感謝できない人は昔の僕のように脳の前頭葉(前頭前野)が弱っている可能性があるかもしれません。

使わないと衰える。だから使っていくことが大切!

難しく考える必要はありません。人間のカラダはその部位を使えば血流量が上がります。使っていない部位が衰えてきて、使っていけば活性化されます。無理をしてはいけない場合を除いて、問題がない場合は自分の身体の使っていない部位を把握して、その部位を使うように心がけると良いと思います。また使いすぎもよくありません。バランスがとても大切なことだと思います。脳を使わないと脳は衰えますし、脚を使わないと脚も衰えます。昔、僕は膝が悪く、しゃがむと膝から音が鳴っており、痛みもあり、膝が弱っていたのですが、それから毎日ジョギング、ウォーキングを繰り返して数年、その膝の問題も改善しました。今では、痛みもなく、音も鳴らなくなりました。最近は毎日ではありませんが、出来るだけ歩くようにして、週に数回、1回1時間くらいのウォーキングをしているので悪化予防に繋がっていると実感しております。

下記は名古屋膝関節症クリニックの記事からの引用です。

研究グループも「膝でポキポキと音がする症状は、変形性膝関節症のリスクを持つ人の識別や、発症の予測に有用」と結論づけています。
変形性膝関節症は進行性の疾患です。膝の音が鳴る頻度が高い場合は、一度クリニックを受診することをおすすめします。1文献:膝の音がジャリジャリ鳴る原因と、注意すべき点を教えてください。|名古屋膝関節症クリニック(https://www.knee-nagoya.com/faq/no9/)

昔の僕の膝は、ポキポキ鳴っていたので、変形性膝関節症まではいかない初期の段階の問題だったのではないかなと思います。その時点で生活習慣を変えたことが良かったと思っています。10代の頃は人間らしい生活をしておらず、更にはシンナー中毒だった為、身体も弱っていた(骨や関節も衰えていたのではないか)のだと思います。シンナーは脳障害、関節痛、骨が弱くなるなど、それ以外にも様々な問題がありますので、とても怖いものです。僕の場合は、脳も脚もまともに使わない子供時代だったので、その部位が衰えてしまったのだと思います。育つ前に衰えたという感じだったと思います。それを少しでも取り返していく為に、弱った部位(脚・脳)を使うように心掛けました。その結果、弱った部位が改善されたのです。使い続けたことで改善されました。

そして話は戻りますが、感謝と関係ある部位が、脳の前頭前野です。その部位を使わない生活習慣によって脳の機能に何らかの障害が発生している可能性もあるのかもしれません。例えばゲームばかりしている子はキレやすくなります。ゲームをしている最中は脳の前頭前野を全く使っていません。だからゲームばかりをしていると理性を司る前頭前野が衰えてきてキレやすくなるのも当然のことです。このような状態になると感謝からかけ離れてしまっています。だから感謝できない人は脳の前頭前野を使う生活習慣を身につけていけば良いかと思います。そうすることで感謝できる自分へと変わっていく可能性があります。

はっきりさせて改善計画を立てるのも良い

気になる方は、一度医療機関を受診してみると良いかと思います。障害(問題)があることが判明したら、そこからじゃあどうすれば良いか、改善へ向けての計画を立てることが出来ますので、専門家の方のお力をお借りして自分を育てていけばどんどん良くなります。悪いものがあるなら良くすれば良いのです。衰えている部位があるのなら使って鍛えていけば良いのです。人間のカラダは正直であり、過去の情報の集大成とも言えるくらい、カラダには情報があります。カラダは嘘をつきません。脳も身体も昨日今日でいきなり育つものではありません。脳は特に、ほんの少しの成長でも長い時間がかかります。衰えている部位は、それだけ過去において使っていなかった部位である可能性があります。前頭前野が弱っているのなら過去において人間らしい生活習慣ではなかった可能性がありますので、生活習慣の見直しも大切だと思います。障害があるのなら、乗り越えていけば良いと思います。

脳の前頭前野が育ってくると、感謝できるようになることが増えます。昔の僕は、煩悩まみれ、勉強嫌い、ゲームばかり、薬物中毒、怠け者、運動嫌い、これで脳が衰えていきました。そこから有酸素運動、読み書きを繰り返していたら脳が育ってきて、自分の未熟さ、問題に気づき、感謝の心も芽生えてきました。人間は自分の生活習慣によって創られている生き物ですから、感謝出来るようになるには生活習慣を変えないといけません。そしてその生活習慣が自然と脳の前頭前野を使うものになっていると、徐々に良くなっていくでしょう。

理性が育つと感謝出来る

ちょっと厳しく感じる人もいるかもしれませんが、とても大切なことが書かれている格言をご紹介します。

朝起きたら、太陽の光と、おまえの命と、おまえの力とに、感謝することだ。どうして感謝するのか、その理由がわからないとしたら、それは、おまえ自身の中に、罪がとぐろを巻いている証拠だ。

ネイティブ・アメリカン

この通りです。過去の僕は、信仰の強要、洗脳教育などに抵抗する道として非行で徹底反発しました。そんな中、悪い方に染まってしまった部分も沢山ありました。それは自分の心の中に罪を蓄積させたということです。潜在意識(無意識)の中にあった罪の情報、それが自分自身の本来の心の働きを阻害し、感謝とは無縁の心の状態になっていたのです。そこから目を覚ます方へと少しずつ向かっていくことで、なんとなくですが、上記の格言にあるようなこと(実は、毎日感謝しても感謝しきれないことが身の回りに沢山あること)にぼんやりとですが、気づき出しました。そしてそれが理性を司る脳の前頭前野の活性化と共に起こり出したことです。理性が無いが故に、人は、自分の身の回りにある「有り難いこと」に気づけず、「有り難いこと」なのに「当たり前のこと」だと勘違いしているのです。理性が育つと、「当たり前のこと」だと思い込んでいたことが、実はとても「有り難いこと」であったことに気づけることがあります。そこにある物事の深さを知る為に理性が必要なのです。何故なら、深さを知るには、道筋を持って入らないといけないからです。その道筋となるものが「理」なのです。理性が育ってくると、物事の深さを辿って知ることも増えるので、有り難いこと(それが有ることは実はとても難しいこと)であることがわかるようになってくるのです。

「感謝できない人が感謝できるようになるために大切なこと!」に書いたことをご紹介します。

これは僕の考えですが、「ありがたい」という言葉の意味は、「それは本当に難しいことで、それが有ることはとても貴重だ(それが有ることは難しいことだ)」という意味なのです。漢字にすると「有り難い(ありがたい)」です。それほど、難しいことをしてもらった。だから、「有り難い…」ことなのです。

「感謝できない人が感謝できるようになるために大切なこと!」から

理性が育つと、気づきが増えて、感謝も増えます。

脚注リスト(引用文献・参考文献)

  • 1
    文献:膝の音がジャリジャリ鳴る原因と、注意すべき点を教えてください。|名古屋膝関節症クリニック(https://www.knee-nagoya.com/faq/no9/)

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この記事を書いた人(寄稿者)

菅原隆志
1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

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