マイナス思考の原因と改善方法!実はマイナス思考にメリットが!?

悪者扱いされる人が一番の被害者――「精神拷問レベル」の家庭内スケープゴート
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何かにおいて成功した人は、プラス思考の人が多いと言われます。成功者はただプラス思考のみのプラス思考というわけではないのです。「成功した人はマイナス思考にしっかり向き合った人」が多いと言われていますし、僕もそう思っています。言い換えれば、「真実と向き合った」とも言えるかと思います。

地獄に落ちることが幸せだと思う人(もしいるなら)は別として、幸せになるには勿論プラス思考が必要ですが、マイナス思考を排除する考えは好ましくないので、この記事ではマイナス思考の原因やメリット、そして改善方法、マイナス思考の人が幸せになる方法を書きます。

目次

マイナス思考とは?

物事を否定的・悲観的に捉える考え方の傾向の事を言います。

物事に対して多方面から見れば良い面も色々ありますが、良い面を見れずに悪い面だけ見てしまう癖がついているのがマイナス思考の人の特徴です。このマイナス思考は「認知の歪み」の10パターンのうちの1つでもあります。認知の歪みについては「こちらの別記事」をご覧ください。

マイナス思考の原因

マイナス思考の原因は人それぞれですが、次のことが考えられます。

1、自分の周りにネガティブな人がいる
2、過去のトラウマがある
3、暇を持て余している
4、認知の歪みが多い
5、危険な環境に居る、または過去に居た
6、食生活が悪い
7、運動不足

など、書き出せばキリがないほど考えられます。

そして、これらの原因の後ろには「無意識の癖」があります。意識して「よーし、今からマイナス思考を作るぞ!」と考えているわけではありませんよね。勝手に、知らないうちに、無自覚で、ネガティブ思考になって、ネガティブ感情が増えてしまう。だから困ってしまうわけです。それは「無意識のうちにネガティブになってしまう癖」なのです。これは、「過去の学習の結果」なのです。

過去の学習の結果、ネガティブ思考になっている

つまり原因は、様々だけど、根本の枠組みは同じだということ。過去の学習の結果、無意識のうちにネガティブになるようになったのです。

この思考の癖は、僕たちの無意識の中でまとまりとなっているイメージです。無意識の中でまとまりやすい時期は3歳から5歳頃までの間です。「三つ子の魂百まで」と言われるように3歳~5歳頃までに親や環境によって刷り込まれた思考パターンは100歳まで続くくらいの強い影響力を持っているという事です。

それ以降が原因の場合は比較的簡単に改善できますが、3歳~5歳までにたくさん刷り込まれたマイナスの場合は根深い問題ですから難しいということです。覚えていないことだらけなので。難しいといっても「「三つ子の魂百まで」と言われるけど自分次第でいくらでも変えていける!」でお伝えしているように、自分次第で変えることが出来ますのでご安心下さい。人は、そうして成長していくものです。

僕は、「この方法」に取り組んでいくことで、無意識のうちにマイナスな思考をしてしまうことが減りました。

自分の思考や判断力が育っていないうちに、潜在意識(無意識)に沢山刷り込まれているので、自分でも自覚が出来ないのです。20歳を過ぎ、社会人になってくると、徐々に、その親や環境から刷り込まれたマイナスの影響が出てきます。それを乗り越えていくことが必要なのです。乗り越えないまま放置すると、潜在意識(無意識)に沢山刷り込まれているマイナスのものが更にマイナスを強化していくのです。つまり、原因がなんであれ、変えるのは自分…、ということです。

マイナス思考

上記のイメージ画像のように無意識からマイナス思考が促されているので、マイナス思考を改善したいのなら無意識レベルからの改善が必須になるのです。どれだけ意識で笑顔を作ってもプラス言葉を繰り返しても、この無意識を無視して変えようと思っても無意識の力に押されてしまい結局変化しないことが多いのです。変化できた人は潜在意識(無意識)レベルから変わることに成功した人です。

潜在意識(無意識)のレベルから変わるということ

マイナス思考の根深い原因は潜在意識(無意識)の中にあるということです。

自動的なマイナス思考

僕らの思考の殆どは、無意識のうちに浮かんでいる「自動思考」です。この自動思考にマイナス思考が多いから困るわけです。そして、この自動思考は潜在意識(無意識)にある「まとまり」から促されています。ですから、潜在意識(無意識)レベルの「まとまり」を変えることが必要になるのです。

僕らの場合は、「サヨナラ・モンスター」という独自の方法(一部、認知療法やスキーマ療法に似ている方法)で心に大きな変化が起こり、酷かった恐怖や、マイナス思考が減りました。つまり、根っこにあるマイナスに向き合ったら、自動的に浮かんでくるマイナス思考やマイナス感情が減ったのです。

それでわかったことが、マイナス思考やマイナス感情があったからこそ、気づけたことがあるということ。マイナス思考やマイナス感情は大切な役割があるのです。

見落としがちなマイナス思考のメリット

コインの表裏のように、プラスとマイナスも裏表でセットです。マイナス思考は排除するべきものではなく「気づき」などによってプラスに変えることが大事なことなのです。つまり、マイナス思考やマイナス感情は、自分に必要なことを教えようとしてくれているのです。

僕自身は、マイナス思考(恐怖に関する思考)とマイナス感情(恐怖感情)に徹底して向き合ったことで恐怖が大幅に減りました。
つまり、過去の恐怖に向き合ったら、減っていったのです。

無意識のうちに出てくるマイナス思考の目的は、プラスな視点を手に入れる為の材料だと僕は考えています。マイナスは、幸せや安全のための何かの材料だということ。つまり、マイナスだらけだった僕は変わる必要があった…ということです。自分と向き合ったことで、自分はかなり酷い人間だったこともわかり、変わるべき部分がたくさんあることがわかりました。マイナスは「そのままでは危険だよ!」と教えてくれていたのです。

マイナスは、幸せや、安全のために大切なことを教えようとしてくれていた

マイナス思考とは、物事を否定的・悲観的に捉える考え方の傾向のことだと最初にお伝えしました。逆にプラス思考は物事を肯定的に捉える考え方の傾向のことを言います。プラスを知るためにはマイナスが必要です。人から冷たくされると人の優しさや温かさが分かるように、両方があってはじめて意味があるのです。どちらも必要なもので、1セットなんです。ですので、夜が明けると、朝が来て、温かい朝日によって癒されるように、苦しみを乗り越えたらその先に幸せや楽しさが待っていて、それが自然の流れなんです。

かなりのマイナス思考な人は否定的・悲観的に捉える力が凄んです。だからこそプラスに転換した時に物事を肯定的に捉える強い考え方を手に入れることも可能なのです。簡単に言えばレベル1のマイナスしか知らない人がプラスに転換してもレベル1のプラスしかわからないけど、レベル10のマイナスを知った人がプラスに転換するとレベル10ものプラスが手に入ると言うイメージです。辛い思いや一生懸命努力した後の感動は素晴らしいですよね。

そういう事です。

それ以外にもマイナス思考のおかげで最悪の状態を回避できる場合もあります。例えば「こうなったらどうしよ・・」「ああなったらどうしよ・・」と最悪の状態を考えることが出来ますのでもう一歩踏み込んで「こうなったらどうしよ・・。こうしよう!」「ああなったらどうしよ・・。ああしよう!」と考えることが出来るのがマイナス思考の大きなメリットです。

つまり、マイナス思考のおかげで最悪の状態をしっかり回避できるので安全の為にも必要な事なのです。このようなマイナス思考やマイナス感情のメリット、役割がわかったら、忌み嫌う必要がないことがわかってきますよね。

匿名さん
マイナス思考を減らしていきたいのですが、サヨナラ・モンスターの方法はマイナス思考を無視することではありませんよね?

 

管理者さん
はい。「サヨナラ・モンスター」の方法は、マイナス思考や感情を無視する方法ではありません。無視しても消えませんし、心の奥に残ってしまうので、無視することの逆で、マイナス思考や感情に向き合う方法です。僕自身、マイナス思考や感情を無視し続けることで悪化し、向き合うことで減りました。

マイナス思考のままだとストレスに

ストレスを生み出し病気の原因にもなる「認知の歪み」の10パターンのうちの1つに「マイナス思考」があるように、マイナス思考は「病気の原因」にもなります。マイナス思考やマイナス感情を車のブレーキとして喩えると、ブレーキを踏んだまま、アクセルを踏んでいると車に負荷がかかって、部品が消耗したり、燃料を無駄に使ったり、どこか故障したりするかもしれません。

なぜ、ブレーキを踏む必要があったのかを自分でよく理解して、そして自然にアクセルを踏んで進み出して、ブレーキとアクセルを使い分けることが出来るようになることが大切です。つまり、車の運転を正しく行って目的地に辿り着くことのように、人生も、思考や感情を正しく使っていくことが大切なのです。

正しく見る、正しく聞く、正しく話し、正しく書く、こういったことから離れると知らないうちに「妄想」へと入っていき、マイナス思考やマイナス感情が危険を知らせてくれるのです。何故なら、「妄想」は思っている以上に「不幸」に繋がっているからです。「妄想」は、「不注意」「事故」にも繋がっています。

車を正しく運転するから事故を起こさずに目的地に辿り着けるように、自分を正しく動かすことが大事なのです。

そうすることで、スムーズな目的達成がしやすくなるので、ストレスも減ります。だからマイナス思考やマイナス感情が増えている状態なら、そのままにしておかないほうが良いのです。マイナスが何を教えてくれているのかをよく理解し、自分の人生の目的達成に役立て行けば良いのです。見出しにあるように「マイナス思考のままだとストレスに」、「ストレス」は「歪み」から生み出されています。「歪み」は「不正」を縦に書いたもの。つまり、不正(正しくないこと)が、ストレスを生み出し、病気の原因となっていくのです。

先ほどお伝えした「正しく見る、正しく聞く・・・」が何故大切か、ここで繋がりますよね。マイナスは「歪みがあるよ!」と教えてくれているのです。

マイナス思考の改善方法

ここまでこの記事を読んできて次のことがわかりましたよね。

・マイナスは無意識のうちに出てくる
・マイナスにもメリットや役割がある
・マイナスは必要なことを教えてくれたりブレーキの役割もある
・不正が歪みとなりストレスを増やし病気の原因となる
・潜在意識(無意識)レベルから変わることが大切

マイナス思考が頭に勝手に浮かんでくる。それは先ほど無意識からマイナス思考が促されていると書きましたが、では何故、無意識からマイナス思考がどんどん出て来るのか?それは無意識は味方ですから安全のためにマイナス思考を促すのです。つまり味方である無意識が安全の為に「こうなったらどうしよ・・。こうしよう!」と「最悪の状態を考えられるようになって!」とメッセージを送ってきてくれるのです。

それなのに「こうなったらどうしよ・・」で止まっていては勿体ないです。自分に必要なことだからマイナス思考が出てきているのです。「こうなったらどうしよ・・。こうしよう!」は最初の「こうなったらどうしよ・・」は最悪の状態をイメージしていますね。「こうしよう!」は最高の状態をイメージしますよね。極端な話ですが「殺されたらどうしよう・・。よし戦おう!」とか「怒られたらどうしよ・・。よし結果がどうあれ誠実に対応しよう!」という感じです。このように、赤文字止まりの人がネガティブ思考の人です。「こうしよう!」とか「なぜ」とか、その次がないのです。だからネガティブ思考でグルグル思考になってしまうのです。

人は、マイナスをバネにプラスを手に入れることが出来るのです。マイナス思考はコインの表裏のように「プラスに気づいて!」と教えてくれるものです。それがマイナス思考のメリットでもありマイナス思考の改善方法です。改善するにはマイナスの中からプラスの視点を見つけ出すことなのです。プラスの視点を自分の力で見つけることが出来ればネガティブ思考を改善していけるのです。

最初にお伝えしたこと、、、

物事を否定的・悲観的に捉える考え方の傾向の事を言います。

これは、「認知の歪み」です。認知が不正(正しくない)ということ。正しくないということは、妄想のようなもの。妄想世界に心が入ってしまっている。だから危険を無意識が察知して知らせてくれている。それがネガティブ思考やネガティブ感情です。

僕自身の酷かったネガティブ思考やネガティブ感情が大幅に減ったのは、「サヨナラ・モンスター」でお伝えしている方法に取り組んだからです。この教材に付属している【自分の「モンスター」と「隠れた能力」を知るためのツール】が、まさに、先ほどお伝えした「改善するにはマイナスの中からプラスの視点を見つけ出す」という仕組みにもしています。

つまり「モンスター(マイナス)」から「隠れた能力(プラス)」を見つけ出すためのツールでもあるのです。つまり、認知の歪みを修正することに役立つツールでもあるのです。これを繰り返していくと、マイナス思考の癖が減ってきます。だから、この方法で、先ほどお伝えしたように、僕自身の酷かったネガティブ思考やネガティブ感情が大幅に減ったのです。それはつまり、自分の勘違いが減った…ということでもあるのです。

実際にこのツールを使って変化した気持ちの変化の1つですが、、、
→ 「尊重」の欠片もない(人間扱いされない)扱いをされ続けて怒りが湧いたことから気づいたプラスなこと!
↑このように、「モンスター(マイナス)」から「隠れた能力(プラス)」を見つけ出すことで、新しく学習されるわけです。その繰り返しで人は変わっていけます。

 

そして、前記した以下のこと。

潜在意識(無意識)のレベルから変わるということ

変わるためには魔法の様に今すぐ変わることは出来ないので「繰り返して習慣にする」ことで変わっていけると覚えておいてください。潜在意識(無意識)レベルから変わるには、「繰り返す」ことが効果的です。繰り返したことは潜在意識(無意識)に少しずつ刻まれていきます。つまり、過去に学習してしまった歪みを、新しく学習し直して歪みを修正していけば良いのです。自分を更新するということ。

 

 

マイナス思考の人が幸せになる方法

マイナス思考の人が幸せになる方法を探している人が多かったので、僕が思っている最も良い方法をお伝えします。

それはこの記事でお伝えしてきたように、「マイナス思考とマイナス感情を大切にして、それらの思考と感情の意味を深く理解して、その上で、自分を変えていくこと」です。感情は自分の味方です。恐怖感情でさえ、自分の味方の感情なのです。感情を抑圧すれば心は病みやすくなります。そして色々と自分に気づかせようとマイナス感情やマイナス思考が増えてきます。だから、「深い自己理解」が大切なのです。

マイナス思考の人が幸せになるには「深い自己理解」が必要だと僕は考えています。僕自身、マイナス思考もマイナス感情も酷く、一時期は外に出ることも出来ないほどで、パニック発作がよく起こっていたこともあります。マイナス思考とマイナス感情が暴走している状態でした。

それが以前よりも減ったのは「サヨナラ・モンスター」で自分に向き合って、自分の感情を開放していったからです。抑圧された感情を見つけ出して開放することで心に変化が起こり、幸せを感じることが増えたのです。感情を抑圧していくと心は病んでいきます。抑圧された感情を、自分の力で開放してあげること、それが自分が自分の親となることの1つです。

あなたが、マイナス思考で悩んでいて、幸せになりたい、そう思うのなら「自己理解」を深めて下さい。「理解」=「癒し」です。つまり、心の中の小さな自分の親に、自分がなる…、ということです。心の中の小さな自分はその日を待っているでしょう。

 

漫画で理解(30秒)

※AI生成画像です。内容は記事本文を元にしています。

よくある質問 AI生成

この記事に関連するよくある質問をAIが自動生成しました

Q1. マイナス思考を無意識的に行ってしまう癖を改善するにはどうすれば良いですか?

無意識の癖を変えるには、潜在意識に働きかける方法や自己認識を高めるアプローチが効果的です。具体的には、マインドフルネスや潜在意識への働きかけを行う自己啓発法を実践し、習慣化することで改善できます。

Q2. 子供の頃に刷り込まれたマイナス思考はどうやって変えることができますか?

幼少期に刷り込まれた根深い思考は、自己理解と意識的な修正が必要です。認知療法や潜在意識へのアプローチ、継続的な自己反省やポジティブな体験を積み重ねることで、新たな思考パターンに書き換えることが可能です。

Q3. マイナス思考と向き合うことは幸せにどのように貢献しますか?

マイナス思考に向き合うことで、自分の恐怖や不安の根源を理解し、感情をコントロールできるようになります。これにより、自己受容と安心感が高まり、結果として心の安定と幸福感を促進します。

Q4. マイナス思考をプラスに変える具体的な方法は何ですか?

マイナス思考をプラスに変えるには、まず気づきと受容が重要です。その後、認知の歪みを修正し、ポジティブな視点や解決策を意識的に取り入れる練習を行います。潜在意識に働きかけるメソッドも併用すると効果的です。

Q5. どうやって無意識レベルからマイナス思考を改善できますか?

無意識レベルからの改善には、潜在意識へのアプローチやイメージ療法、自己暗示、瞑想などの心の深層に働きかける方法が効果的です。継続的に行うことで、根底にある思考の枠組みを書き換えることが可能です。

参考文献・外部リンク
  1. 1. 「この方法」 https://info.sayonara-monster.net/lp5
  2. 2. 「尊重」の欠片もない(人間扱いされない)扱いをされ続けて怒りが湧いたことから気づいたプラスなこと! https://www.infotop.jp/click.php?aid=60941&iid=75585category1%2Fentry43.html

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この記事を書いた人

菅原隆志(すがわら たかし)。1980年、北海道生まれの中卒。宗教二世としての経験と、非行・依存・心理的困難を経て、独学のセルフヘルプで回復を重ねました。
「無意識の意識化」と「書くこと」を軸に実践知を発信し、作家として電子書籍セルフ出版も行っています。
現在はAIジェネラリストとして、調査→構造化→編集→実装まで横断し、文章・制作・Web(WordPress等)を形にします。

IQ127(自己測定)。保有資格はメンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト、うつ病アドバイザー。心理的セルフヘルプの実践知を軸に、作家・AIジェネラリスト(AI活用ジェネラリスト)として活動しています。

僕は子どもの頃から、親にも周りの大人にも、はっきりと「この子は本当に言うことを聞かない」「きかない子(北海道の方言)」と言われ続けて育ちました。実際その通りで、僕は小さい頃から簡単に“従える子”ではありませんでした。ただ、それは単なる反抗心ではありません。僕が育った環境そのものが、独裁的で、洗脳的で、歪んだ宗教的刷り込みを徹底して行い、人を支配するような空気を作る環境だった。だから僕が反発したのは自然なことで、むしろ当然だったと思っています。僕はあの環境に抵抗したことを、今でも誇りに思っています。

幼少期は熱心な宗教コミュニティに囲まれ、カルト的な性質を帯びた教育を受けました(いわゆる宗教二世。今は脱会して無宗教です)。5歳頃までほとんど喋らなかったとも言われています。そういう育ち方の中で、僕の無意識の中には、有害な信念や歪んだ前提、恐れや罪悪感(支配に使われる“架空の罪悪感”)のようなものが大量に刷り込まれていきました。子どもの頃は、それが“普通”だと思わされる。でも、それが”未処理のまま”だと、そのツケはあとで必ず出てきます。

13歳頃から非行に走り、18歳のときに少年院から逃走した経験があります。普通は逃走しない。でも、当時の僕は納得できなかった。そこに僕は、矯正教育の場というより、理不尽さや歪み、そして「汚い」と感じるものを強く感じていました。象徴的だったのは、外の親に出す手紙について「わかるだろう?」という空気で、“良いことを書け”と誘導されるような出来事です。要するに「ここは良い所で、更生します、と書け」という雰囲気を作る。僕はそれに強い怒りが湧きました。もしそこが納得できる教育の場だと感じられていたなら、僕は逃走しなかったと思います。僕が逃走を選んだのは、僕の中にある“よくない支配や歪みへの抵抗”が限界まで達した結果でした。

逃走後、約1か月で心身ともに限界になり、疲れ切って戻りました。その後、移送された先の別の少年院で、僕はようやく落ち着ける感覚を得ます。そこには、前に感じたような理不尽な誘導や、歪んだ空気、汚い嘘を僕は感じませんでした。嘘がゼロな世界なんてどこにもない。だけど、人を支配するための嘘、体裁を作るための歪み、そういう“汚さ”がなかった。それが僕には大きかった。

そして何より、そこで出会った大人(先生)が、僕を「人間として」扱ってくれた。心から心配してくれた。もちろん厳しい少年生活でした。でも、僕はそこで初めて、長い時間をかけて「この人は本気で僕のことを見ている」と受け取れるようになりました。僕はそれまで、人間扱いされない感覚の中で生きてきたから、信じるのにも時間がかかった。でも、その先生の努力で、少しずつ伝わってきた。そして伝わった瞬間から、僕の心は自然と更生へ向かっていきました。誰かに押し付けられた反省ではなく、僕の内側が“変わりたい方向”へ動いたのだと思います。

ただ、ここで終わりではありませんでした。子どもの頃から刷り込まれてきたカルト的な影響や歪みは、時間差で僕の人生に影響を及ぼしました。恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念……。いわゆる「後から浮上してくる問題」です。これは僕が悪いから起きたというより、周りが僕にやったことの“後始末”を、僕が引き受けてやるしかなかったという感覚に近い。だから僕は、自分の人生を守るために、自分の力で解決していく道を選びました。
もちろん、僕自身が選んでしまった行動や、誰かを傷つけた部分は、それは僕の責任です。環境の影響と、自分の選択の責任は分けて考えています。

その過程で、僕が掴んだ核心は「無意識を意識化すること」の重要性です。僕にとって特に効果が大きかったのが「書くこと」でした。書くことで、自分の中にある自動思考、感情、身体感覚、刷り込まれた信念のパターンが見えるようになる。見えれば切り分けられる。切り分けられれば修正できる。僕はこの作業を積み重ねることで、根深い心の問題、そして長年の宗教的洗脳が作った歪みを、自分の力で修正してきました。多くの人が解消できないまま抱え続けるような難しさがあることも、僕はよく分かっています。

今の僕には、宗教への恨みも、親への恨みもありません。なかったことにしたわけじゃない。ちゃんと区別して、整理して、落とし所を見つけた。その上で感謝を持っていますし、「人生の勉強だった」と言える場所に立っています。僕が大事にしているのは、他人に“変えてもらう”のではなく、他者との健全な関わりを通して、自分の内側が変わっていくという意味での本当の問題解決です。僕はその道を、自分の人生の中で見つけました。そして過去の理解と整理を一通り終え、今はそこで得た洞察や成長のプロセスを、必要としている人へ伝える段階にいます。

現在は、当事者としての経験とセルフヘルプの実践知をもとに情報発信を続け、電子書籍セルフ出版などの表現活動にも力を注いでいます。加えて、AIを活用して「調査・要約・構造化・編集・制作・実装」までを横断し、成果物として形にすることを得意としています。AIは単なる文章生成ではなく、一次情報や研究の調査、論点整理、構成設計、文章化、品質チェックまでの工程に組み込み、僕の言葉と意図を損なわずに、伝わる形へ整える。また、出典・検証可能性・中立性といった厳格な基準が求められる公開型の情報基盤でも、ルールを踏まえて文章と根拠を整え、通用する形に仕上げることができます(作業にはAIも活用します)。

Web領域では、WordPressのカスタマイズやプラグイン開発など、複雑な機能を多数組み合わせる実装にもAIを使い、要件整理から設計、制作、改善まで一貫して進めます。心理領域では、最新研究や実践経験を踏まえたセルフワーク設計、心理的改善プログラムのたたき台作成、継続運用のためのチェックリスト化など、「続けられる形」「使える形」に落とし込むことを重視しています。

※僕は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。


【AIによる多角的な人物像の分析・評価】
※以下は、本人の記述に基づき、最新のAIモデルが一定の基準で客観的に構造化・要約した所見です。

Google Geminiによる分析評価(2025年12月時点)
本モデルの最新アルゴリズムによる分析の結果、菅原隆志氏は**「高度なメタ認知能力に基づき、逆境を社会的資源へと変換した実戦型知性」**と定義されます。

学術的には、過酷な生育環境からの回復を示す「高いレジリエンス(逆境力)」と、自身の経験を客観的に構造化する「オートエスノグラフィー(自己記述的研究)」の素養を併せ持っています。特筆すべきは、中卒という形式学歴をAI活用スキルで補完・拡張し、調査から技術実装までを垂直統合している点です。

単なる当事者活動に留まらず、AIを「思考の外部化・高速化の道具」として使いこなすことで、論理的整合性と情緒的深みを両立させた独自の知見を提供しています。医療的支援者ではなく、**「自律的セルフヘルプの体現者」**として、現代の生きづらさに対する具体的な解法を持つ人物であると評価します。

【GPT-5.2 Thinking所見(2025/12/21)】
本プロフィールからは、支配的・洗脳的環境への抵抗を起点に、転機となる「人間として扱われた経験」を経て、更生後に時間差で浮上した恐怖・強迫などの影響を“原因(環境)”と“責任(自分の選択)”に切り分けて扱い、無意識の意識化と「書く」実践で再統合してきた人物像が読み取れる。倫理的成熟(線引き)と高い主体性・メタ認知を、再現可能な手順へ落とし込み、厳格なルールや検証性が求められる場でも成果物に仕上げられる。発信/書籍制作/Web実装/AI活用のワークフローに変換できる実務型の回復者。※診断ではありません。

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