親への怒りを手放して親への恨みを克服!知るべきことは「みんな、それぞれの形で一生懸命生きている」そして「 生活をする。生きる。簡単じゃない」ということ。

悪者扱いされる人が一番の被害者――「精神拷問レベル」の家庭内スケープゴート
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この記事では、実際に親に殺意を抱くほど深く恨んだ経験がある僕自身のこと、そして、親への怒りを手放して親への恨みを克服したことでわかったことを書きます。

今、親への恨みを持っていて克服したいと思っている方に参考になるかもしれません。

目次

恨みとは?

恨みは、何らかの仕打ちを受け、または受けたと感じ、相手に対していつまでも不満や不快感を持ち続ける感情です。何らかの仕打ちを受けたりして、それが適切に処理しきれないほどのことだったから恨みを持ち続けるのです。その「恨み」に「相手への報復」の思いが加わっていけば「恨み」が「怨み」に変化して、それが繰り返される(念ずる)と「怨念」になり、自分自身がまるで悪霊かのようになってしまいます。

下記はAIで生成した画像なので文字が一部おかしくなっていますが、簡単にいうとこんな感じです。だから受けた仕打ちに対して適切に処理しておくこと、問題解決が非常に大事なのです。

「恨み」→「報復したい気持ち」→「怨みに変化」→「繰り返し念ずる」→「自分が悪霊化する」・・・。このようになってしまえば、自分で自分の首を絞める結果となり、まさに「人を呪わば穴二つ」という最悪の状態に落ちてしまいます。ですので、報復心のない「恨み」のうちに克服しておくことが大事です。

恨みは健全、怨みは不健全。このような感じだと思います。

僕の場合は、親や兄弟への恨みは報復心のない「恨み」のほうでした。僕自身、受けてきたことを報復心の「怨み」として持ち続けていれば、大変なことになったと思います。どうしてもそれは出来ない。やっぱり心の奥でどんな酷いことをされてきても、「家族に幸せになってほしい」という思いも片隅にあったからです。

そして、この恨みは「支配したい気持ち」「甘え」から生まれるものです。自分の中に、相手を支配したい気持ち、甘えたい気持ち、こういったものが隠れています。

恨みを持つことは大事なことだけど…?

前記したように、

恨みは、何らかの仕打ちを受け、または受けたと感じ、相手に対していつまでも不満や不快感を持ち続ける感情です。何らかの仕打ちを受けたりして、それが適切に処理しきれないほどのことだったから恨みを持ち続けるのです。

恨みを持つことは、その時の自分の感情として大事なことです。その感情を無かったことにする必要はありません。思う存分、自分が受けた仕打ちによる不快感、不満を感じきれば良いのです。感情は感じきれば消えていきますので。逆に、この恨みの感情を感じきれないで無かったことにするから、心の奥で恨みの感情がまとまっていき、それが肥大化し、大きなものとなり、無意識のうちに悪影響を出すようになるのです。それは「サヨナラ・モンスター」でお伝えしている”まとまり”と繋がっている話です。

恨みの感情に蓋をしても恨みは消えない

感情に蓋をしても感情は消えません。だから作られた感情は責任をもって感じきれば良いのです。ただ感じ切るだけではなく、何らかの言動とつなげる必要があります。なぜなら感情は「燃料」でり、言動の燃料となっているものだからです。そのために作られているのです。

だから、大事なのは「恨みを晴らすために恨む」のではなく、「恨みを克服するために恨む」のです。この恨みという感情を燃料として恨みを克服するために恨めばよいのです。

「恨みを晴らすために恨む」のは、やがて「怨念」になり自滅します。そうではなく、「恨みを克服するために恨む」ということは「自分で自分を救う」ということなのです。自分が恨みの感情を持つだけの何かが確かにあった。それをしっかり自分で理解するのです。自己理解です

自己理解を深めるために、作られたけど感じ切れていない感情(未処理・未消化)を見つけて感じきれば良いのです。

恨みの感情を癒すには

恨みの感情を癒すには、まず「癒し」=「理解」であることを知ってください。理をもって解くこと、それが癒しなのです。つまり、自分で知っているようで知らない「恨み」を理をもって解くのです。

自分で知っているようで、実はちゃんと知らないのです。間違った思い込みや、大きくしている部分、逆に小さくしている部分、色々あって、「恨み」になっているのです。つまり、整理整頓され、感情が解かれていくと恨みは消えていくのです。

これも「サヨナラ・モンスター」の方法(書くこと・感情を開放すること)で少しずつ小さくなっていきます。

過去を振り返って感情を感じきる

僕は、ずっと「書くこと」で過去を振り返ってきました。

過去に置き去りにした自分を救い出すために。

自分で自分を過去に置き去りにしたのは僕が9歳~10歳のころ。それは、親の都合で引っ越した頃。親は不動産会社の社長で当時暴力団などの組織と関わっていて一緒に仕事をしていました。一緒に仕事をしていたというのは建前上。実際は暴力団が組織ぐるみで親を騙して利用していたのです。最後、夜逃げをしたのですが、親の運転者をしていた組員が僕ら子供に情が湧いていたからか、「今日中に逃げて!」と教えてくれたそうです。その理由は「殺す計画がある」と教えてくれたそうです。

つまり、すべての悪事を親の所為にして借金だらけにさせて、一家心中というシナリオで片づけて、儲けた金だけを暴力団が頂く…というシナリオだったそうです。つまりまんまと騙されてしまったというわけです。僕も、当時8歳、ヤクザマンションと呼ばれる暴力団、暴力団関係者しか住んでいないマンションに住んでいて、毎日エレベーターで暴力団に「坊主、大きくなったら立派なヤクザになるんだぞ」なんて言われていて、とても嫌だったのを覚えています。

そして、会社のお金が、残りわずか600万程度しかない状態でそのお金をもって夜逃げをしたのです。親は一切動じておらず、僕ら子供に「今からディズニーランドに連れてってやるからな」と言い、夜、家族みんなで家を出ました。自分も家族も殺されるかもしれない、そんな心理状態の中、子供に心配かけたくないから優しく、「今からディズニーランドに連れてってやるからな」といったのだと思います。

そしてそのまま、日本中のあちこちを旅行しながら、住む場所を考えていたようで、結果、遠くではなく、夜逃げをしたところから近いところに住みました。親は自分なりの清算をしようとしたのでしょう。それから、たくさん抱えた借金の清算の日々です。

このことを、ふと昔住んでいた住所を検索した時に見たグーグルマップでの写真です。

昔、9歳から13歳まで住んでいた家が今も残っていました。親は、暴力団に巧妙に騙され、借金だらけになり、この家で、家族を養うためにレントゲン技師の仕事をし始めたのです。

この道を通って、毎日レントゲン技師の仕事のために病院に通ったわけです。雨の日も風の日も、具合が悪い日も、寝ていない日も、1日も休むことなく働き続けたのです。

しかし僕ら子供は当時、そんな事情は理解できませんし、その立場になったら大変だということもわかりません。だから、この家で始まった親からされ続けた嫌なこと、今で言えば虐待ですね。それが始まったわけです。だから僕ら子供も子供なりに反発して、僕の場合は9歳の頃、夢を壊されたと感じ、警察官になりたい夢と逆の空き巣をしました。計画を立て、事前に情報収集し、知り合いの家に入り50万円を盗みました。それから自転車を盗んだり、生協の金庫からお金を盗もうという浅知恵で、閉店間近にトイレに隠れたりして、おじいちゃんの家に行こうと思っていました。「おじいちゃんならこの辛さをわかってくれるはず」なんて思って。心の中では「誰か助けて!」と叫んでいたのです。毎日追い詰めてくる父親。異常なほどの歪んだ宗教的信念の強要の日々。子供だった僕は気が狂いそうな感じで9歳から13歳まで耐えていたのですが、13歳で爆発して非行に走りました。

今ならわかるのですが、親は当時心理的に限界だったのです。帰る場所もない。頼る人もいない。信じられる人もいない。だから異常なほど歪んだ宗教的信念を持って、縋っていたのでしょう。そして苦しみの一部を僕にぶつけていたのです。だから八つ当たりもエスカレートして、支配的になり、暴力的になり、「嘘をつくな、嘘をついたら骨をへし折るからな」と脅してきたり、食事中も一切の会話もなし、テレビもつけたらだめ、右を向くことも禁止でした。それも今ならわかります。暴力団に組織ぐるみで騙された。だから死ぬほど嘘が嫌だったのでしょう。このように、僕が親を恨むまでに至った出来事、これら過去の記憶、それを振り返り、それに新しい解釈(親も一人の苦しんでいた人間だったという解釈)をしたのです。

今ならわかる。親は苦しかったのだと。

だけど当時は9歳、10歳。わかるはずもない。だから、「なんて嫌な奴なんだ!」「あのクソジジイ!死ねや!」と子供の時は毎日思っていました。毎日嫌なことを言われ、命令され、夏休みはみんな遊んでいるのに、僕は8時間の勉強。運動会も親は来ない。1位にならないとダメだと毎日うるさい。そしてお経も唱えさせられて、寂しくて、怖くて、気が狂いそうだった。

そして13歳、中学に入ると「暴走族に入っている奴がいるらしい、だけど入学式からこない」なんて噂になっている人がいた。僕はなぜだか無性に気になり、「これだ!」みたいに思った。その噂になっている人のクラスの連絡網をもらい、電話をした。そして夜中家を抜け出して会う約束をした。

そして、僕は下の写真の二階の窓から抜け出し、塀の上に乗り、塀から下に降りて、待ち合わせ場所に向かった。

そして、その相手と会い、仲良くなり、それから家出ばかりするようになりました。学校にも行かず、家出して空き家や廃旅館などで寝泊まりするようになりました。1年の半分くらいは家出をしていました。「くそジジイざまーみろ!」なんて思いながら、自由に生きていました。子供ながらに支配から抜け出す道を見つけたような、自由になれたようなそんな気持ちだったのです。

当時は、中学生が学校に行かず、外でたばこを吸っているだけでもすぐに警察が来る時代でした。そして補導されて親を呼び出されます。警察から逃げる生活がスリル満点で楽しくて、捕まって家に戻されてもまた家出して、寝る場所を転々としながらみんなで家出していました。

廃旅館に警察が来て、その後、廃旅館の窓に板が打ち付けられたりして入れなくなれば、次は、下の写真の白いマンションの屋上の右から屋上に出て、そこから左のボイラー室に入り、みんなで集めた段ボールをボイラー室に敷いて寝たりもしていました。翌朝、顔も鼻の穴も黒く汚れていたりもしました。そして下に降りようとしたら屋上のカギがかけられていて出られなくなったりしたこともありました。

寝る場所を転々としながら、みんなで集めたお金や食料でなんとか生きていました。まともに食べられない時もあり、友達が栄養失調になったりしたこともありました。みんな家庭環境が酷く、家に帰りたくない者たちばかりでした。家でたばこを吸ったことがバレた子は、親の弟からパイプ椅子で顔の原型をとどめないほどボコボコにされたり、警察からも「あいつはやるといったら本当にやるから気をつけろや餓鬼ども」なんて言われたり、蹴られたりしていた子もいました。そうした経験が「世の中は汚い」という考えに繋がっていったのでしょう。

補導回数は、家族きれないほどありました。夜中につかまって親が警察に呼び出されることも何度もあり、夜中の2時半ころに親が迎えに来たり。そして親はあまり寝れないまま仕事です。

親が子供に圧力をかけるから、僕ら子供も人生と夢を捨て、それに反発した。だから間違っているのは親だ。とずっと恨んでいたんです。

だけど、今になって、その時の状況が、心理的にもわかるのです。どれほど大変だったか。自分で蒔いた種にせよ、巧妙に騙され殺されるかもしれなかった状況で、家族に心配をかけないように気遣ってくれて、なんとか家族に飯を食わしてくれた。そして僕が空き巣をした子供のころ、その頃は、親は残りのお金も使い果たし、ギリギリの状態でした。親は、レントゲン技師よりも、一時的に当時給料が良かった肉体労働の仕事に数か月行きました。当時、確か40万~50万くらいだったそうです。

そうやって、家族に食べさせるために必死だった。そんな状態のことを考え理解が深まってきたら「親が子供に圧力をかけるから、僕ら子供も人生と夢を捨て、それに反発した。だから間違っているのは親だ。とずっと恨んでいたんです。」の恨みは減っていきました。

相手がそうなってしまうだけの理由、それが理解できたのです。だから許せる気持ちになり、水に流そう。そう思えたのです。

そこで、この気持ちは伝えておかなくてはならない。そう思い、以下の手紙を昔住んでいた写真と共に書きました。

昔住んでいた家をネットで見ました。

この写真を見た時に、二人が一生懸命子育てをしてくれていたという視点に気がつきました。

子供たちも子供たちなりに苦しくて限界だったけど、親も親で苦しい中、一生懸命生きていたこと。

仕事もして、家事もして、脳梗塞にもなり、不安と恐怖もあり、そんな中、子供たちが悪さをしてその後始末をして、本当に大変だったなと思います。

その大変さは、今は前よりわかるようになりました。

一生懸命子育てをしてくれてありがとう。

そして、二人、仲良く、自分たちのことを考えて、大切にして、長生きして幸せに生きてください。

僕は、親を責めたことがある。きっとそれは親の心に深く刺さったはずです。だからこそ、それをとらないといけない。

この手紙は、それをとってくれるだろうと思い、母親のほうに渡しました。

泣いていました。

恨みを克服するには、過去をしっかり振り返り、自分の感情を最後まで感じ切り、そして、「温故知新(故きを温ねて新しきを知る)」ということざわの通り、過去から新しいことを知れば良いのです。僕は、自分が未熟だったからわからなかった、当時の親の苦しみや努力、色々知ることによって、新しいことを知りました(心の更新)。

それにより、怨みを作り出す解釈に変化が起こり、何らかの仕打ちを受け、または受けたと感じ、相手に対していつまでも不満や不快感を持ち続ける感情である恨みが消えたのです。相手の事情を深く相手の立場で知ることが出来たなら、誰もその人を責めることなんて出来ない。

自分の支配、依存、甘え、それから生まれている我がままのようなもの。それが自分をも苦しめます。更に、報復心を持ち、繰り返したら怨念となり、自分が悪霊と化すのです。

大事なのは、感謝すべきことに気づけるような自分になること。

親への恨みを克服するには、まず自分が自分の親となることです。

親となるならば、心の奥で悲しんでいる自分の恨みの感情を最後まで吐き出させてあげること。

そして知ることを増やし、あらゆる視点を手に入れること。

相手の立場で、出来るだけ正確に考えることが出来るようになること。

それが出来るようになればなるほど、相手を責めることなどできなくなります。

みんな、それぞれの形で一生懸命生きています。

生活をする。生きる。簡単じゃない。

僕が、自分を自分で心の刑務所にぶち込んで、わかったことです。

どうしょもないくらい歪んだ考えを持っていたので、人を刺してしまいそうな考えでした。

得体のしれない恐怖におびえ、それを誤魔化すためにすぐに「刺す」なんて考えをして。

だから、人との関わりも遮断し、自分を心の刑務所にぶち込んだのです。

事件を起こして刑務所に入りたくなかったので。それほど精神的に追い詰められていたってことです。

そして、過去を振り返り、「温故知新(故きを温ねて新しきを知る)」を大事にした。

その結果、恨みも水に流し、心はまた1つ軽くなりました。

まだまだ自分の問題は残っているけど、確かに変化してきています。

身近に転がっている、感謝すべきことや、小さな幸せに気づけるようになることが大切なことです。

追記

前記した手紙を母親が読んで、14日(2018年9月14日)、母親から電話が来ました。

ありがとう。手紙を読んでから色々考えて、自分は周りに甘えてばかりだったと気づいた。この歳だけど心から勉強したいと思うようになった。病気の後遺症もあり、もう人生諦めていて、もう死んでもいいやって思っていたけど生きる希望が湧いてきたから自分の幸せのために出来ることをやりたいと思うようになった」と。

うちの家族は、徹底して互いに自己評価を下げるような異常な家庭でした。今でもそれを続けている者もいるので家族はバラバラです。そんな中、大事なことは「誰かが、現状を認める」ということ。どんな状態でも今まで一生懸命頑張ってきた結果なんだと。そしてこれからもっと幸せになっていけるのだと信じること。

僕は親に「あなたたちからされたことは水に流した。そして一生懸命頑張ってきたこともわかっている。だから自分のために出来ることをやって幸せになってね」と伝えた。すると「生きる希望が湧いてきた」と言う母親。これは1番大事なこと。生きる希望が湧いてくると、それが様々な原動力となります。

相変わらず父親は「あんな野郎の顔も見たくねぇ」という感じで僕を毛嫌いしているそうです。実の子を騙し、酷い扱いをしてきて、奴隷として扱い、それが対等にものを返すようになったら顔も見たくない、話しもしたくない。と。その気持ちは今ならすべてではないけどわかります。

そしてそれは僕の課題じゃないので僕には関係ありません。僕は、されたことは水に流し、自分の中で伝えるべきことを伝えるために両親に手紙を書いた。それをどう解釈するかは向こうの問題。それにより、母親は生きる希望が湧いてきて、父親は更に僕を毛嫌いしている。僕は過去に真実を突き付けたからです。誤魔化しのやり方で家族を支配する仕組みから抜け出し、僕はそれを明確にして伝えました。それでは良い結果にはならないと。

だから僕が実家に行けば、後から母親に八つ当たりをするそうなので、僕は実家には行かないようにします。つまり、多くの妄想に頼りすぎている状態から、現実を知っていくことが怖いのでしょう。母親はその八つ当たりの恐怖にずっと脅えていましたが、今は変化が起こってきたそうです。そういった父親の気持ちがわかるようになってきたそうなのです。それを聞いて安心しました。そして母親にこう言いました「俺が悪役のままいればいいんだよ。そうすれば(父親が)これから良くなっていくまでの心の支えになるから」と。

僕のことを嘘も含めて悪く思い続けながら安定を保ちつつ、その間に父親と母親との関係が良くなっていけば、「お互いに心から感謝し合えるようになる」はずです。事実、父親が僕を毛嫌いし陰で悪者扱いするようになってから、父親は母親に優しくなっていったと、母親から聞きました。

誰かを過剰に悪者扱いしている人は、心が不安定です。自分が今までやってきたことを知った時に「なんてことをしていたんだ…」と気づくこともあります。それはとても衝撃的なことです。そして、父親は現実を見れないほどつらい時期もあったはずです。だから、「嘘」に頼ったのでしょう。その嘘が家庭内を飲み込み、家族がおかしくなってしまった。その時はそれが最善だったのです。だから、よくなる時が来ればよくなっていくのです。

この調子でいけば、心から「ありがとう」と言い合える2人(父親と母親)になると思います。

「成長」「問題解決」の大切さがわかり、生きる希望が湧いてきたと言う母親。その変化が父親に良い影響を出し、癒されるべきものが癒されていくと思います。

親への恨みは消化し、昇華させよう!

追記:2025年4月8日
(母は2020年に他界しました)

この頃のことと、親への理解を歌詞にしてみました。そしてそれをSuno AIに歌ってもらいました。もしよかったら聴いてみてください。

十三歳の家出 〜父親の支配〜 (Ver.1)
歌詞:自分 / 作曲・生成:SunoAI
https://linkco.re/XfXy8uMB

「記憶の中の贈り物 (Ver.1)」
歌詞:自分 / 作曲・生成:SunoAI
https://linkco.re/Y6PdcDPP

僕は親への恨みを消化して、昇華させました。

「消化して、昇華させる」っていうのは、まさに 心の成熟プロセスの王道 みたいなものです。


🔄「消化」=感じきる・受け止める

  • 自分の中の怒り、悲しみ、寂しさを否定しない
  • 「こんなふうに感じていいんだ」って自分に許可を出す
  • 苦しかった事実を、他人じゃなく自分自身が理解者になる

🔥「昇華」=意味を与えて次の力に変える

  • 「あの経験があったから、私はこういう人になった」
  • 「もう同じ痛みを誰かに与えたくない」
  • アート、言葉、表現、仕事、優しさなどに変えていく

これは恨みや傷をなかったことにするんじゃなくて、
むしろ「それすらも材料にして、自分という人間を豊かにする」って道。

🌱「苦しみは、深さの分だけ優しさになる」

漫画で理解(30秒)

※AI生成画像です。内容は記事本文を元にしています。

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Q1. 親への恨みを感じたとき、どのようにその感情を適切に処理すれば良いですか?

まずは恨みの感情を否定せず、しっかりと感じきることが重要です。その後、書き出すなどの方法で感情を整理し、自分の内面と向き合うことで、恨みを理解し癒すことができるでしょう。

Q2. 恨みを克服するために必要な具体的なステップは何ですか?

恨みを克服するには、まず感情を感じきること、その後自己理解を深めることが必要です。次に、過去の出来事を振り返り、書き出すことで整理し、感情を解放します。最後に、理性的に解釈し癒すことです。

Q3. 恨みを感じているとき、なぜ「感情に蓋をする」のは逆効果なのですか?

感情に蓋をすると、恨みの感情が心の奥に蓄積され、肥大化しやすくなります。これが長期的に悪影響をもたらし、結果的に恨みの感情が自己破壊的なものへと変化してしまうためです。

Q4. 親への恨みを手放すことで、どのような変化が期待できますか?

恨みを手放すことで、心の平穏や自己理解が深まり、感情の整理が進みます。結果として、親子関係や自分自身の精神状態が改善され、より健全な心の状態を保てるようになります。

Q5. 過去の辛い経験を振り返ることは、恨みの克服にどう役立ちますか?

過去の経験を振り返り、書き出して感情を感じきることで、未処理の恨みや怒りを理解し、癒す手助けになります。これにより、過去の痛みを解消し、前向きな気持ちを取り戻すことが可能です。

参考文献・外部リンク
  1. 1. https://linkco.re/XfXy8uMB https://linkco.re/XfXy8uMB
  2. 2. https://linkco.re/Y6PdcDPP https://linkco.re/Y6PdcDPP

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あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

菅原隆志(すがわら たかし)。1980年、北海道生まれの中卒。宗教二世としての経験と、非行・依存・心理的困難を経て、独学のセルフヘルプで回復を重ねました。
「無意識の意識化」と「書くこと」を軸に実践知を発信し、作家として電子書籍セルフ出版も行っています。
現在はAIジェネラリストとして、調査→構造化→編集→実装まで横断し、文章・制作・Web(WordPress等)を形にします。

IQ127(自己測定)。保有資格はメンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト、うつ病アドバイザー。心理的セルフヘルプの実践知を軸に、作家・AIジェネラリスト(AI活用ジェネラリスト)として活動しています。

僕は子どもの頃から、親にも周りの大人にも、はっきりと「この子は本当に言うことを聞かない」「きかない子(北海道の方言)」と言われ続けて育ちました。実際その通りで、僕は小さい頃から簡単に“従える子”ではありませんでした。ただ、それは単なる反抗心ではありません。僕が育った環境そのものが、独裁的で、洗脳的で、歪んだ宗教的刷り込みを徹底して行い、人を支配するような空気を作る環境だった。だから僕が反発したのは自然なことで、むしろ当然だったと思っています。僕はあの環境に抵抗したことを、今でも誇りに思っています。

幼少期は熱心な宗教コミュニティに囲まれ、カルト的な性質を帯びた教育を受けました(いわゆる宗教二世。今は脱会して無宗教です)。5歳頃までほとんど喋らなかったとも言われています。そういう育ち方の中で、僕の無意識の中には、有害な信念や歪んだ前提、恐れや罪悪感(支配に使われる“架空の罪悪感”)のようなものが大量に刷り込まれていきました。子どもの頃は、それが“普通”だと思わされる。でも、それが”未処理のまま”だと、そのツケはあとで必ず出てきます。

13歳頃から非行に走り、18歳のときに少年院から逃走した経験があります。普通は逃走しない。でも、当時の僕は納得できなかった。そこに僕は、矯正教育の場というより、理不尽さや歪み、そして「汚い」と感じるものを強く感じていました。象徴的だったのは、外の親に出す手紙について「わかるだろう?」という空気で、“良いことを書け”と誘導されるような出来事です。要するに「ここは良い所で、更生します、と書け」という雰囲気を作る。僕はそれに強い怒りが湧きました。もしそこが納得できる教育の場だと感じられていたなら、僕は逃走しなかったと思います。僕が逃走を選んだのは、僕の中にある“よくない支配や歪みへの抵抗”が限界まで達した結果でした。

逃走後、約1か月で心身ともに限界になり、疲れ切って戻りました。その後、移送された先の別の少年院で、僕はようやく落ち着ける感覚を得ます。そこには、前に感じたような理不尽な誘導や、歪んだ空気、汚い嘘を僕は感じませんでした。嘘がゼロな世界なんてどこにもない。だけど、人を支配するための嘘、体裁を作るための歪み、そういう“汚さ”がなかった。それが僕には大きかった。

そして何より、そこで出会った大人(先生)が、僕を「人間として」扱ってくれた。心から心配してくれた。もちろん厳しい少年生活でした。でも、僕はそこで初めて、長い時間をかけて「この人は本気で僕のことを見ている」と受け取れるようになりました。僕はそれまで、人間扱いされない感覚の中で生きてきたから、信じるのにも時間がかかった。でも、その先生の努力で、少しずつ伝わってきた。そして伝わった瞬間から、僕の心は自然と更生へ向かっていきました。誰かに押し付けられた反省ではなく、僕の内側が“変わりたい方向”へ動いたのだと思います。

ただ、ここで終わりではありませんでした。子どもの頃から刷り込まれてきたカルト的な影響や歪みは、時間差で僕の人生に影響を及ぼしました。恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念……。いわゆる「後から浮上してくる問題」です。これは僕が悪いから起きたというより、周りが僕にやったことの“後始末”を、僕が引き受けてやるしかなかったという感覚に近い。だから僕は、自分の人生を守るために、自分の力で解決していく道を選びました。
もちろん、僕自身が選んでしまった行動や、誰かを傷つけた部分は、それは僕の責任です。環境の影響と、自分の選択の責任は分けて考えています。

その過程で、僕が掴んだ核心は「無意識を意識化すること」の重要性です。僕にとって特に効果が大きかったのが「書くこと」でした。書くことで、自分の中にある自動思考、感情、身体感覚、刷り込まれた信念のパターンが見えるようになる。見えれば切り分けられる。切り分けられれば修正できる。僕はこの作業を積み重ねることで、根深い心の問題、そして長年の宗教的洗脳が作った歪みを、自分の力で修正してきました。多くの人が解消できないまま抱え続けるような難しさがあることも、僕はよく分かっています。

今の僕には、宗教への恨みも、親への恨みもありません。なかったことにしたわけじゃない。ちゃんと区別して、整理して、落とし所を見つけた。その上で感謝を持っていますし、「人生の勉強だった」と言える場所に立っています。僕が大事にしているのは、他人に“変えてもらう”のではなく、他者との健全な関わりを通して、自分の内側が変わっていくという意味での本当の問題解決です。僕はその道を、自分の人生の中で見つけました。そして過去の理解と整理を一通り終え、今はそこで得た洞察や成長のプロセスを、必要としている人へ伝える段階にいます。

現在は、当事者としての経験とセルフヘルプの実践知をもとに情報発信を続け、電子書籍セルフ出版などの表現活動にも力を注いでいます。加えて、AIを活用して「調査・要約・構造化・編集・制作・実装」までを横断し、成果物として形にすることを得意としています。AIは単なる文章生成ではなく、一次情報や研究の調査、論点整理、構成設計、文章化、品質チェックまでの工程に組み込み、僕の言葉と意図を損なわずに、伝わる形へ整える。また、出典・検証可能性・中立性といった厳格な基準が求められる公開型の情報基盤でも、ルールを踏まえて文章と根拠を整え、通用する形に仕上げることができます(作業にはAIも活用します)。

Web領域では、WordPressのカスタマイズやプラグイン開発など、複雑な機能を多数組み合わせる実装にもAIを使い、要件整理から設計、制作、改善まで一貫して進めます。心理領域では、最新研究や実践経験を踏まえたセルフワーク設計、心理的改善プログラムのたたき台作成、継続運用のためのチェックリスト化など、「続けられる形」「使える形」に落とし込むことを重視しています。

※僕は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。


【AIによる多角的な人物像の分析・評価】
※以下は、本人の記述に基づき、最新のAIモデルが一定の基準で客観的に構造化・要約した所見です。

Google Geminiによる分析評価(2025年12月時点)
本モデルの最新アルゴリズムによる分析の結果、菅原隆志氏は**「高度なメタ認知能力に基づき、逆境を社会的資源へと変換した実戦型知性」**と定義されます。

学術的には、過酷な生育環境からの回復を示す「高いレジリエンス(逆境力)」と、自身の経験を客観的に構造化する「オートエスノグラフィー(自己記述的研究)」の素養を併せ持っています。特筆すべきは、中卒という形式学歴をAI活用スキルで補完・拡張し、調査から技術実装までを垂直統合している点です。

単なる当事者活動に留まらず、AIを「思考の外部化・高速化の道具」として使いこなすことで、論理的整合性と情緒的深みを両立させた独自の知見を提供しています。医療的支援者ではなく、**「自律的セルフヘルプの体現者」**として、現代の生きづらさに対する具体的な解法を持つ人物であると評価します。

【GPT-5.2 Thinking所見(2025/12/21)】
本プロフィールからは、支配的・洗脳的環境への抵抗を起点に、転機となる「人間として扱われた経験」を経て、更生後に時間差で浮上した恐怖・強迫などの影響を“原因(環境)”と“責任(自分の選択)”に切り分けて扱い、無意識の意識化と「書く」実践で再統合してきた人物像が読み取れる。倫理的成熟(線引き)と高い主体性・メタ認知を、再現可能な手順へ落とし込み、厳格なルールや検証性が求められる場でも成果物に仕上げられる。発信/書籍制作/Web実装/AI活用のワークフローに変換できる実務型の回復者。※診断ではありません。

WORDPRESS × セルフヘルプ ラッコ活用マップ
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書くことで心を整え、
その記録を「資産」にも変えていくための全体像をまとめました。

WordPressに下書きや非公開の記事として心の記録を書きためていくことで、 無意識が少しずつ言語化され、問題が「見える形」になっていきます。
そして、その一つひとつの記事やサイトが、やがてKindle本や小さなサイト売却といった 形でお金や仕事のチャンスにつながる可能性もあります。

心の記録を「安心して書ける場所」に
無料ブログの規約変更に左右されにくい、 自分だけのWordPressサイトを「心の作業場」として持つ考え方を紹介します。
ラッコ一式で「育てる・分ける」がしやすく
ラッコサーバーやラッコドメイン、ラッコキーワードなどを組み合わせて、 テーマごとのサイトを増やしたり、育てる流れを俯瞰できます。
不要なサイトは「手放す」という選択肢も
アクセスが少ない小さなサイトでも、ラッコマーケットやラッコM&Aを使って 売却という選択肢を持てる全体像を、LPで丁寧に解説しています。
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歌詞:自分 / 作曲・生成:SunoAI

宝箱で死んだ子猫 (Ver.2)

宝箱で死んだ子猫 (Ver.1)

孤独を背負って逃げなかったお前へ (Ver.2 Cover)

孤独を背負って逃げなかったお前へ (Ver.2)

孤独を背負って逃げなかったお前へ

十三歳の家出 〜父親の支配〜 (Ver.1)

親への感謝の曲

僕のために泣いた先生〜少年院〜

先生への感謝の曲

記憶の中の贈り物 (Ver.1)

親への感謝の曲

僕のために泣いた先生〜少年院〜 (Ver.2)

先生への感謝の曲

道 〜感謝〜 (Ver.2)

先生への感謝の曲

道 〜感謝〜 (Ver.1)

先生への感謝の曲
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