【電子書籍に移行(準備中)】被害妄想の原因と改善方法。被害妄想を治したい方は「確かなこと」を求めることが大切!

被害妄想はプラスに解釈にすれば

深く固く繰り返して思い込む力が強い

ということ

 

足りないのは「確認」「特定

確かなことのみを追求すると

妄想から抜け出せます

目次

被害妄想とは?

被害妄想とは、実際には他人から危害を加えられていないのに、他人から危害を加えられていて被害を受けていると深く思い込んでいる妄想のことです。妄想とは「非合理的かつ訂正不能な思い込み」のことです。正しい物事の道筋がなく論理的ではないことを、訂正できないレベルで思い込んでいるという事です。

つまり、被害妄想とは、正しい道筋の無い考え方で、被害にあっていると勘違いして思い込んでいて、それを周囲が説明しても訂正できない状態ということです。

質問者
えっと、質問お願いします!じゃあ、訂正が出来た場合は妄想じゃないってことですか?
回答者

そうです。相手に理由を説明して、訂正可能な場合は妄想ではありません。どんなに説明をしても相手の思い込みが訂正できない場合で、それが非合理的で道筋がない場合が妄想ということです。

例えば、強い力で思い込んでいる信念、これも、合理的であれば妄想ではありません。

 

質問者
理解できました!ありがとうございました!

 

1、非合理的」 (正しい道筋の無い考え方)

2、訂正不能」 (間違ってる理由を説明しても訂正できない)

3、思い込み」 (深く信じ込んでいる)

1~3がセットになり強い力で働いているのが「妄想」です。相手に間違っている理由をわかりやすく伝えて、相手が間違いだとわかった場合は妄想ではありません。それは、誰にでもある勘違いのレベルです。

実際は「被害を受けていないのに被害を受けていると思い込んでしまう」ことが「妄想レベル」になり、それを周囲がどう説得しても訂正出来ない状態を「被害妄想」と言います。「それは、こういった理由があるから、違うんだよ」と伝えても、証拠を見せても、訂正できないレベルで深く思い込んでいて、それが非合理的(道筋がない)であるという場合、それが被害妄想です。

次の、有名なフリー百科事典からの引用文をお読み下さい。

妄想性障害においては典型的な症状であり、その訴えは明快で論理的であり体系化されている。怒りの対象に対して行動化をとり、訴訟を起こされるほどのことでも自分が悪いとは思えず、更には敗訴したにもかかわらず自分の悪い部分を認めることが出来ずに逆恨みをし、ときには攻撃・殺害したりすることもある。

引用元:被害妄想 – Wikipedia

相手が訴訟を起こしてくるというのは、”それほどのこと”です。それでも被害妄想があると相手が悪いと思い込んでしまう、被害妄想が強いと「あいつは、妄想があるから訴訟を起こすんだ」と逆に考えている場合もあるのです。

被害型(persesecutory) – 証拠がないのに、騙されている、嫌がらせを受けている、毒を盛られているなどの被害妄想が出現する。実際に被害を受けている可能性もあるので慎重な対処が必要。

引用元:妄想性障害 – Wikipedia

こういった被害妄想は、過去の記憶に、不正確さが合わさって出ている可能性もあります。

 

なぜ被害を受けていると思い込むか?

ではなぜ、被害を受けていないのに被害を受けていると思い込んでしまうようになってしまったのか?

ここで「頭がおかしいから」と決めつけて、傷つけてはいけません。何事にも「理由」があります。

「思い込む」というのは、「深く心に思う、固く心に決める」ことです。被害妄想は被害にあっていると「勘違い」して深く、固く、そして、繰り返した結果、思い込んでしまったということになります。人は、雲一つない青空を見て「宇宙船がある」なんて勘違いはしませんよね。(幻覚を除く)

勘違いをする時って「似ているものがある…」から勘違いしてしまうこともあるんですよね。

つまり、被害妄想をしている人たちも同じで「似ているものがある…」から勘違いしていることもあるのです。

つまり、その時には被害を受けてはいないけど、どこかほかの場所、または過去に被害を受けていることがあります。過去の被害の視点で今を見ていたり、巧妙な嫌がらせを受けているのにそれを特定できないものが蓄積されていたり。つまり、Aから被害を受けているのにソレに気づけないからAに似ているBから被害を受けていると勘違いすることもあるのです。

このように、ハッキリさせることがないできないことが、被害妄想の元になっている場合があります。特定力、確認力などの低下など。

ただ、プラスな解釈をすれば被害妄想の強い人は「深く固く繰り返し思い込む力が強い」という事です。深く固く繰り返して思い込む力は強いのに「確認する力が追い付かない」ことでバランスを崩している場合もあるのです。ですから、物事を正しく見れるようになればとても能力の高い人になるのです。ですから「本当にそうなのか!?」と「確認」することを大切にしていけると良いです。見極める力や特定力をつけていくと被害妄想から抜け出していけます。

被害にあっていると深く思い込んでしまった原因は必ずあります。その原因の一つ。それは幼少期の親や環境にある場合があります。親が妄想的な考えを持っていると、依存している子は親の妄想的な考えを無意識(潜在意識)に刷り込まれるので、子供も妄想的な考えになりやすくなります。

そして、親は「正しい根拠が無い否定」で、子供を否定していることがありますから、子供は親の妄想で正しいことをしても否定されることがあります。

「毒親は子を軽視する。どんな毒親を受け入れていると自分も軽視する人間になります。刷り込みなど粉砕してしまおう!」の記事でも引用でご紹介しましたが、「脳科学の研究で、本の読み聞かせが、その後の子どもの一生を左右するという研究結果が出ている」という事です。

脳科学で証明されたという以下の引用。

最近の脳科学の研究で、“3歳までの本の読み聞かせ”が、その後の子どもの一生を左右するという結果が出ており、その研究結果を受けて、アメリカの小児科学会が本の読み聞かせを積極的に進める方針を固めたという記事が、『The New York Times』に掲載されていました。

引用元:https://itmama.jp/2015/02/16/76921/

その後の子どもの一生を左右するというのは本だけではありません。親からの影響は「一生を左右するくらい強いもの」なのです。(自分次第でいくらでも変えていけますけどね)だって、無条件で親を信じ親が好きだったからこそ、その影響を強く受けてしまうのです。子は親の背中を見て育つ。

それなのに、受けた影響が無意識(潜在意識)に刷り込まれている為、中々気づけない刷り込みもあるのです。話は戻りますが、子供が親の妄想で正しいことをしても否定される場合、勘違い、矛盾や混乱、など色々なものが親から子に刷り込まれてしまうことがあります。

その結果、正しいことをやっているのに、正しい根拠のない否定をされることが多くなり、それが日々の生活の中、インプットされアウトプットされますから、ますます間違いを学習してしまい、正しい思考や行動を求められる場に行くと親への依存心が断ち切れていない場合「否定されるのではないか?」という不安が無意識レベルでありますので「正しいことは否定されるというフィルター」を通して物事を見るようになる場合があります。

つまり、根源にあるものは、幼少期に妄想や勘違い、歪んだ価値観などを刷り込まれている場合がありますので、妄想的な見方、解釈になっている「認知の歪み」が一つの原因だと言うことです。

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ですので、必要なことは「再学習をスタートする」ということです。僕も、あなたも、学習次第でちゃんとプラスになれるのです。

また幼少期に被害を受け続けたことで、人は皆、害を加えてくるようなものだという思考パターンが出来上がっている場合もあるので、害を加えない者のことまで害を加えてくるかのように思えてしまうこともあるのです。

それ以外にも、実は実際に嫌がらせをしている者がいる場合もあります。しかし、現代の嫌がらせは実に巧妙で特定しにくい巧みな嫌がらせをする者がいますので、嫌がらせをする者の特定が出来ず、他の者が嫌がらせをしてくると勘違いをする場合もあります。その勘違いを生み出して遊んでいるような者もいますが、それが「被害妄想者を増やす」ことに加担している場合もあるでしょう。

実際には存在しない架空の敵「集団ストーカー(見えない敵)」による嫌がらせだと勘違いしてしまうのです。本当の嫌がらせをしている者は、架空の敵(集団ストーカー)を作り出し、それが実在すると思い込ませて、思い込んだものは精神的におかしいとレッテルを貼られる仕組みになっていることもあります。

ですから、確認もせず、確かなこと以外を思い込んでしまえば、巧みな嫌がらせをする者の思うつぼです。思い込んでしまえば、その結果、勘違いの考え方、勘違いの解釈で、どんどん深く思い込んでいって更には後戻りが難しいくらいの被害妄想になりますので、根源にある妄想的な非合理的な考えを捨てることが自分のためになります。

過去の自分は正しかった。自分なりに最善を尽くしてきた。だけど過去のままの物事の見方は間違っている。幸せになる為に、新しい考え方、新しい価値観を手に入れてみよう」と理解すると良いと思います。

そして、被害妄想のある人が、妄想的な考え方をしている人に依存している場合、依存心を無意識レベルで断ち切ること。そして自分を客観視して論理的思考をすることが大事です。つまり学習や人生勉強を積んで行く事が被害妄想を改善するために大事なのです。それにより1つ1つ自分の勘違いが解けていけば、少しずつ改善されていきます。

大丈夫、あなたは、きっと、よくなっていく。

原因が不明?

前述した「本当の嫌がらせをしている者」のように、稀に、しつこく付き纏って粘着して何年も精神的な嫌がらせを周囲にはばれないように行う者もいます。

そして、嫌がらせをされている側が、はっきり何か言おうとすると、攻撃者が被害者を装って周囲を味方につけて被害者の怒りの反応を狙ってを引き出して、ますます被害者が悪者に見えやすくなったりして被害者が加害者として責められる仕組みになる場合もあるので、こう言った場合は被害者はどんどん混乱していきます。そして何が何だかわからなくなると本人は攻撃者の特定が中々出来ないので、思い込みが強くなり被害妄想になっていく場合もあります。

また、被害妄想になってしまう原因の一つとして「自分では原因が分からないので、適当な理由づけを行ってしまう」ことを繰り返していく事で、被害妄想になってしまう事もあります。 最初に書いた通り、被害妄想とは、他人から危害を加えられていると思い込む妄想のことです。

例えば「悪い暗示(情報)」によって自尊心を傷つけられている場合、暗示ですから本人は気が付きません。気が付かないので暗示により自尊心を傷つけられているのですが、本人はそれもよく分からない為、何か危害を加えられているような気がする場合があります。 以下の引用文も読んでみてください。

暗示(あんじ、英: suggestion)は、言葉や合図などにより、他者の思考、感覚、行動を操作・誘導する心理作用のことをいう。暗示にかけられた者は自然にそうなったと考え、それが他者による誘導によるものであることに気が付かない。特に催眠状態において暗示は最も効力を発揮する。

引用元:暗示 – Wikipedia

被害妄想の人は、暗示に気が付かないけれど、何か危害を加えられている感じが強くあるので、憶測で攻撃者を決めつけてしまう場合もあります。

ですので「確認が大事」になります。正しい確認もせず憶測で決めつけてはいけません。悪い暗示がある場合はまず勉強をして悪い暗示だと気が付くことが大事になります。暗示は気が付けば解けますし、同じ暗示は二度とかかりません。自分を本当に隠れて傷つけていた人物もいるのであれば特定出来ます。特定できれば、あとは防ぐことも可能になるので離れることで徐々に回復していきます。

子供の頃の再現

例えば、父親から不当な攻撃を受ける。母親は助けず無視する。そして兄弟は、親からの攻撃が自分に来ないよう兄弟の一人を嘘で悪者として追い込む。それでも家族を信じる子は、まさか家族が自分を傷つけていると思わずに被害妄想になっていくという場合もあります。不当な攻撃による被害者が被害妄想になる人という場合もあります。

そして無意識に抑圧した不当な攻撃を整理し区別して、はっきりさせていないので、無意識から滲み出て来るかのように、無関係な他人が自分に危害を加えていると思い込んでしまうのです。本当は子供時代に不当な攻撃を受けたことを再現しているの場合もあるのです。本当の家族から不当な攻撃を受けていたことに気づくことは大変な苦しみを伴うので避けたくもなって当然です。成長痛のように心も成長するときには痛むものです。

なので「確認」「区別」「整理」「特定」などが、とても大事なのです。

被害妄想が強いハラスメント加害者の場合

被害妄想が強いハラスメント加害者の場合は、証拠がないのに相手が悪いと思い込んでいることもあります。

https://sougok.net/archives/2197

このように裁判沙汰になるようなことをしてもなお、「アイツは被害妄想があるから裁判を起こしたんだ!」などと本気で思い込んでいて自分が訴えられるほどのことをしたことさえもわからないこともある。このように被害妄想が強すぎて相手が悪いと思い込んでいて、相手のことをおかしい扱いをするほどの被害妄想は、入院することが必要な場合もあると思います。誰かに危害を加えてはいけないので。

被害妄想を治したい方へ

自分を変えるための前向きな原因探し

「原因」を明確にしていくと、自分の勘違いや、刷り込まれた悪い暗示に気がつくことがあります。結局のところは自分の依存の問題ではあるのですが、

過剰に「原因探し」を悪いものとする考えには要注意です。「原因探し」にも良い面、悪い面があって自然です。当然、良い面もあるのです。それなのに「原因探しは何もならん!」という偏った考え方は、何かおかしいと感じませんか?「なんか疚しいことでもあるの?」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか・・。

逃げるための原因探しと、変わるための前向きな原因探しは違うんです。前向きな原因探しは過去と向き合い「故きを温ねて新しきを知る(温故知新)」のようなものです。

原因を明確にしていき、自分の勘違いに気づき、先ほどの引用でご紹介したような「他者からの心理誘導である暗示」があったと気づいた場合は相手を責めたくなる方が多いですが、責めてもエネルギーを奪われるだけなので仕返しで責めてはいけません。厳しく言えば暗示は自分が相手に期待するからかけられてしまうので、自分の依存や期待の問題がありますので、自分と相手をしっかり区別しなければなりません。相手を捨てることも全然OKです。家族でも兄弟でも嫌なら離れて良いでしょう。

暗示は無意識のコミュニケーションです。人の本質は無意識ですので、相手に依存すると相手の価値観を共有しますので、相手も自分も知らず知らず無意識で暗示を出してしまうのです。その暗示はあらゆる妄想の原因になることもあります。ですので暗示に気づき、自分の勘違いの思い込みだったと気づけば改善されていきます。自分に被害妄想があると気づいてきた方は、改善されてきていると私は思います

無意識にある被害妄想が意識化されてきているので治すチャンスなのです。

被害妄想がある場合、物事をしっかり道筋立てて考えるようにしていくことが、非常に大事なことです。原因が不明の状態にしておくのではなく、納得のいく原因を見つけた上で、納得の進み方をすることが大事です。自分の考えだけに捉われるのではなく客観視し多方面から確認し確実に間違いがないことを正しく認識しましょう。

その繰り返しで、客観視し多方面から確認し、確実に間違いがない確認をしていけば少しずつ改善していけるでしょう。そして、被害妄想があるとき、自分が同じことをしていないか?よく自己分析してみて下さい。被害者であるとき、加害者の自分がいます。人は変えられませんから、自分を変えるほうが解決になります。

安全で安心できる環境が大切

例えば、親兄弟から騙され続け、搾取され続けて育った1人の人は、人間不信に陥り被害妄想も強くなっていった。そんな長年の深い心の傷は、絶対に裏切ることのない「人」と「猫」との生活の中で少しずつ癒えていった。回復するために、安全で安心できる環境は絶対に必要です。

これは「過去の被害」の視点で「今」を見ていたのです。過去受けたような状況にまた直面した場合、自分で自分のことを守るだけの力が身についていないから、あれもこれも自分を傷つける騙す存在と被害妄想に陥ることで人を避け、自分を守っていたのです。そして、安全で安心できる環境、絶対に裏切らない人や、可愛いペットとの関りによって過去のトラウマ記憶が書き換わっていき、心の傷が癒えながら、被害妄想も消えていったのです。ですので、被害妄想はある意味、自分を守ってくれているもの…という場合もあるのです。必要なことは回復させてから、必要な能力を身につけていくことです。

「サヨナラ・モンスター」は、軽い「被害妄想」を減らしていくためにも役立ちます。被害妄想は「被害に関する妄想」です。妄想は「無意識レベルのまとまり」です。このまとまりを解いていく方法が「サヨナラ・モンスター」です。自分のことをダメだと思う必要はありません。そして自分の過去は自分なりに精一杯頑張ってきたのです。自分なりに最善を尽くした結果、今があるのです。その被害妄想とサヨナラするために必要なものを解き放ちましょう。

被害妄想を治すには、たとえそれが妄想であっても吐き出すことが大事なのです。

何故なら「事実」と「感じたこと(感情)」は別だから。そして感情は吐き出さないといつまでも残るから。サヨナラモンスターは感情を吐き出して変化を起こすための方法でもあります。

統合失調症の人の食事改善

被害妄想は「統合失調症」の人に多く見られると言われますが、もし統合失調症の人がこちらの記事を読んで下さっているのでしたら、是非見ていただきたい改善方法があります。

それは「統合失調症と共に歩む会」の代表である石川史郎さんの実の娘が「統合失調症」になってしまい、娘さんの改善のために調べ上げた知識から生まれた、薬に頼らない食事改善を摂りいれた克服方法です。

 

この改善法は、1人で2つのノ-ベル賞を受賞したアメリカの博士の知恵を活かした手法で、この方法はアメリカ、カナダをはじめ多くの地域で支持されている方法です。

自分を回復させたり成長させたりする道は1つではありません。食事改善からの道でも、プラス思考トレーニングからの道でも、自分が行動に起こして、学んでいけば、意味のないことなんか1つもありません。何かを学ぶために動き出すことが大事です。

あなたの苦しみが1日でも早く解放されて行く事を僕も心から願っております。そして大事なことは「苦しんでいる自分を決して嫌わないこと」が大事です。苦しみの先には光があると言われるようにあなたの苦しみは「心の成長の通過点」なのです。心の成長の通過点としての苦しみですから堂々と自分を好きになっても良いという事です。素直でいたがために受け入れてしまった歪んだ価値観は捨てて良いのです。

ダブルバインド

被害妄想は統合失調症の人に多く見られると言われることを前述しました。

次に以下の引用を見て下さい。

1956年にグレゴリー・ベイトソンによって発表された説。家族内コミュニケーションがダブルバインド・パターンであると、その状況におかれた人が統合失調症に似た症状を示すようになる、と指摘する説。 Wikipediaより引用

こちらのダブルバインドパターンのコミュニケーションにより「被害妄想になる可能性がある」と私は考えています。また、稀に「被害妄想をわざわざ植え付けている者」もいると私は思っています。

前述した「被害妄想になってしまう原因の一つとして、自分では原因が分からないので、適当な理由づけを行ってしまうことで被害妄想になってしまう事もあります。」と繋げると、ダブルバインドパターンに気づいていない事で、適当な理由づけを行う事で被害妄想になっている場合もあるかと考えています。

心理学者ユングは「統合失調症患者の支離滅裂な言動や妄想にもその人なりの理由やメッセージが隠されていて、それが表れているという考え方」をしたそうです。「頭がおかしいとか、妄想だと切り捨てる」やり方とは違い素晴らしいです。ユングの目的は「本当に治療すること」後者の頭がおかしいとか、妄想だと切り捨てる人の目的は「フリをして相手を傷つけること」の場合もあると思います。

モラルハラスメントの加害者はダブルバインドパターンが多いです。例えばインターネットの場合は、事前に調べた情報を元に、匿名掲示板にターゲットを釣り上げて、執着させてから離れられないようにして、否定的なメッセージを繰り返して脳を疲れさせるという感じだと思います。悪い暗示や、アンカリングの悪用でターゲットを追い込んでいきますが、ターゲットは気が付かないため被害妄想になっている場合もあるでしょう。相手を変える労力は無駄なので自分が変われば良いです。

被毒妄想(ひどくもうそう)

例えば、毒を盛られてもいないのに毒を盛られていると思い込む被毒妄想(ひどくもうそう)は、コミュニケーションを通じて相手の非言語的メッセージからのマイナスなことが多すぎることを説明できないことと、自分の解釈がマイナスであることなどが重なって、ストレスが日々溜まり、体調不良になるので心に毒が溜まり、それを理解できないので毒を実際に盛られていると勘違いしている場合があります。

その場合は自分が相手を不快にしている部分を見つけて、そこを修正すると相手はプラスな態度になってくるので、ストレスも減り、徐々に体調も良くなると、妄想も消えてくると思います。

「心の毒」に気づかないので、それを「実際の毒だと勘違い」してしまっている場合があります。

あとは、自分の体に「毒」が溜まっているような感じが被毒妄想(ひどくもうそう)に繋がっているかもしれませんので、体内に蓄積している毒素を排出していくことも大切なので一度試してみて下さい。体内の毒素排出でおすすなのが2つあります。1つめは、スプーン一杯でなんと6皿分のアンチエイジング効果のあるオーガニック野菜を摂取できる「ドクターズチョイス プレミアムスーパーフード」を毎日摂取することです。私も摂取していますが本当におすすめです。

もう1つは「断食でデトックス」です。断食を行って宿便を出すことで毒出しが出来ます。「自宅でできる断食セット5日分」は全米売り上げNo.1の人気商品で、空腹感がないので継続できるというのと、植物などから取られた安心の成分を使用しているものなので安心です。断食が体に良いのはわかってるんだけどいざやってみると中々続かないなんてことがあります(笑)私も1日で諦めてしまったことがあります。だけど「自宅でできる断食セット5日分」を購入してしまえば「せっかくお金をだしたのだから最後までやろう!」と言う気持ちになりやすいと思います。(^^)大事なのは最後までやることですからね。

※空腹時には血圧が高くなったり低くなったりするので断食する際は注意が必要です。既往症のある方や処方薬を服用されている方は必ず医師に相談してから断食を検討してみて下さい。

「あいつは、腹黒いうやつだ」とか「腹割って話す」と言うように人の心は、お腹と深い関係にあります。腹黒いというのは宿便がこびりついているイメージで、腹割って話すというのは本音で話すイメージです。

お腹の中を綺麗にすると心もスッキリします。ですので、断食で毒出しをしてから、その後は、「ドクターズチョイス プレミアムスーパーフード」を摂取して、「運動も大事」なので、適度な運動とバランスのとれた食生活をしていくだけでも大分プラスになります。

他に、腸内フローラを整えることも大切です。

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あとは、統合失調症の方は、脳を休めて、そして、回復したら脳を鍛える生活を開始することも大切です。そして、物事をしっかり道筋立てて考えるようにしていくことが必要です。本当にそうなのか!?と確認を大事にしていきましょう。

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加藤諦三さんの本が役立つ?

加藤諦三さんってどんな人?と思う方はこちらを見て下さい。モラルハラスメントや美徳による支配にはとても詳しい方で、私も加藤諦三さんの本のおかげで巧妙な支配から脱出するきっかけになったので、自分が巧妙に支配されていると思う方にはおすすめします。加藤諦三さんの本は、モラルハラスメントや支配に関して、一般的な内容より、もう一歩深く踏み込まれているのでおすすめです。

モラル・ハラスメントの心理構造 ~見せかけの愛で他人を苦しめる人~

いつも加藤諦三さん「自分」だけ責める人 ──被責妄想は「うつ」の前兆 角川oneテーマ21

加藤諦三さんは本の中で、いつも自分を責めてしまう人を「被害妄想(ひがいもうそう)」ではなく「被責妄想(ひせきもうそう)」と呼んでいます。常に自分を責めてしまう人には最高の一冊になるかと思います。機会があったら読んでみて下さい。常に自分を責めてしまう人は、あなたを責めている人の価値観を受け取っている可能性があると思います。そんな価値観は捨ててしまえば良いのです。

「問題解決力」「理解力」を上げる事

「被害妄想」や「被責妄想」を持っている人は、それは完全なる妄想ではなく、実際に他から被害を受けている(いた)のです。それは「今」かもしれませんし「過去」かもしれません。

ただ、それを解決したり特定したりする力が弱いので、無関係な者へ向いてしまうことがあります。無関係な人からは「頭がおかしい」と思われるのも当然ですよね。「被害妄想」や「被責妄想」を乗り越えるために大事なことは「問題解決力」「理解力」を上げる事なんです。

自分が誰から被害を受けていたのか、誰から責められているのか。そして、なぜ、それに気づけなかったのか。なぜ、そういう仕組みなったのか。どうしてそのループにはまったのか。そうすれば防げるか。どうすれば自分がそのポジションに座らなくてもよくなるか。色々知っていく必要があります。

自分の傷にも麻痺していること、感情も麻痺していることに気づくことが必要です。自分に優しく、1つ1つ大切に扱ってあげることが「被害妄想」や「被責妄想」を克服するために大切です。

被害妄想がある方への対処法

被害妄想がある方への対処法の1つは「嘘を付かない」「誠実に」「主語をハッキリさせる」などが大事です。

その理由ですが、まず被害妄想がある方が、完全なる妄想というわけではないからです。
例えば過去に実際に被害を受けていたのに、被害を明確に出来なかった、または被害が大きすぎて処理しきれなかったので、
過去の記憶で今をフィルター越しに見ているので自分を傷つけた対象と似ているようなことに敵として反応しちゃうからです。

被害妄想がある方は「嘘」や「不誠実」「主語が無い曖昧なこと」に過剰反応することが多いので、
嘘を付かず、誠実に、尊重して、主語をハッキリさせて伝えると、
被害妄想が軽い場合は妄想のスイッチが入らずにわかってくれることもあります。

例えば、朝起きたとき「水飲んだほうがいいよ」と言うとします。
すると被害妄想がある方は「何コイツ命令してんだよ」とか、攻撃されたと思い込む場合があるとします。

しかし、そこで「朝は動く前に水を飲んだほうが健康に良いし、脳梗塞予防にもなるんだって(^^)」と少し言い方を変えるだけで
被害妄想のスイッチを入れずに済んだりすることは沢山あるのです。

被害妄想がある方に、周りが出来ることは「コミュニケーション」から被害妄想のスイッチを入れないことです。
これは被害妄想がある方への対処をしていることで、自分のコミュニケーション能力も上げていける事なので、
是非、やってみてください!

人と人が気分良く過ごせるために「言葉」は絶大な威力を発揮します。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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