
この記事は個人的意見が多く含まれます。
どんな子も「子は天からの授かりもの」なんです。
そして「子は鎹」ともいわれますね。
あなたも、このことを聞いたことがあるかもしれません。
「鎹(かすがい)」とは、上記の画像のように材木と材木をつなぎとめるために打ち込む大釘のことです。
お父さんとお母さんが木材で、つなぎとめるための大釘が子どものイメージです。
子は鎹というのは、子どもには「出会った二人を繋ぎとめる素敵な力がある」という意味なのです。
私たち人間は、どんな素敵な出会いがあっても、喧嘩をしたり、別れそうになったりします。
二人の仲が悪くなり、本当に分かれてしまいそうな時に、可愛い我が子を考えると「この子にとって別れることは好ましくない…」そう思わせてくれ二人を繋ぎとめてくれるんです。
そして「子は親に気づきを与えるために生まれてきた」のです。
引きこもりの人は親の苦しみを背負い引きこもったのです。
対人恐怖症の人は親の苦しみを背負い対人恐怖症になったのです。
いつ?
0歳~3歳の間に、無意識に大量に、親の苦しみが子どもにインストールされたのです。
ほぼ、すべて。
これが「三つ子の魂百までの正体」です。
つまり、もしも、あなたが今苦しいのなら、自信を持って下さい。
あなたは通常よりも「難しい試練」を選んだのです。
本当は比較すべきではないのですが、あえて比較するのなら「温室の中」ではない「厳しい環境」を選んだのです。
あえて苦しむ覚悟で、親を救いたいという強い思いから、選んで生まれてきたのです。
ですので、苦しいことは恥じることではありません。
あなたの苦しみはあなたのものではなく、それは基本、親の苦しみなのです。
私たちは信じると相手の苦しみなどがインストールされるようになっているのです。
相手の苦しみを実感し体感し理解できるからです。
私たち人間は、信じ切ると、不思議と、相手の悲しみや苦しみが分かってくるのです。
そして自分の苦しみと相手の苦しみの区別がつかず自分の苦しみだと思ったりするのです。
子供は無条件で親を信じます。
子供は苦しんでいる親の苦しみを一緒に背負うために生まれてくるから「子は天からの授かりもの」と言われるのです。
そして、本物の「供養」とは「供に心の中で繋がっているものと養うこと」を言います。
偽物の、金だけ供養とはわけが違うのです。
供に養う。
つまり「気づき」です。
既に亡くなった方でも、心の中では生きているのです。
自分に「気づき」を出せば、それは心の中で生きている者と供に養うことになるのです。
これが本物の供養です。
もしも、あなたが今苦しんでいるのなら、それを解決する為にあなたは背負ったのでしょう!
真っ白な赤ちゃんが、何もなしに、苦しみたいと願うことはありません。
苦しむようになっていく理由。
それは世代間連鎖による他者の苦しみを背負うからです。
ですので、私は断言できます。
苦しんでいる人は立派だと。
子供が生まれてきていることで、過去歴史振り返ってみても分かるように、人はだんだん良くなってきているのです。
それは子供の功績なのです。
そして皆さんも子供時代があるので、みんなの功績なんです。