被害妄想は理解し合えるチャンスの場合もある。視線が気になるAさんの心の傷とBさんの心の傷。

 2021年11月28日
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被害妄想は理解し合えるチャンスの場合もある。視線が気になるAさんの心の傷とBさんの心の傷。

 

被害妄想は理解し合えるチャンスの場合もある。

Aさんは人といると視線が気になり馬鹿にされているのではないか?と被害妄想があると自分で思っていました。
そしてBさんと一緒にいると何か視線が気になり否定的な感じがするので馬鹿にされていると思ってしまいBさんとトラブルになることがありました。

Aさん「おいB!何チラチラみてんのさっきから」
Bさん「別に見てないよ!被害妄想でしょ!」

と、このような感じが頻繁にあり、ますますAさんはBさんがチラチラみてバカにしているという思い込みが強まっていき喧嘩がエスカレートして、
手が出るまでいったのです。

通常なら「Aさんの被害妄想でBさんは別に見ていなかった…。だからAさんが悪い。」
という片づけ方になるかもしれませんが、それでは一向に根本解決はしません。もう一歩踏み込むことで思わぬ原因に気づく場合もあるのです。

Aさんは自分が手を出してしまう事が怖くなり申し訳なくなり、だけど視線を感じ馬鹿にされている感じがいつまでもとれない。と悩んでいたのです。
しかし手を出してこれ以上悪化すれば相手を殺してしまう事だってあるかもしれない。そう悩み「どうしてBさんはチラチラ見ているのに見ていないと言うんだ」と寝ないで考えたそうです。

そして「前に聞いた別の視点から考える」ということをやってみようと思いAさんはBさんがチラチラ見る別の視点での理由を考えてみました。
すると「もしかするとBは自分(A)といると、何かでスイッチが入り、別の何かに怖くなり、守るためにチラチラ見ているのかもしれない」と思ったそうです。

このことを聞いた時に私も、恐らくそうだと思いました。

そしてAさんはBさんにこう言ったそうです。

「今まで本当にごめん。もしかして俺といる時に何か別の気持ちとか感情出てない?」と聞くとBさんは考えてはっと気づいたのです。

Bさんは「あっ!自分の母親とかぶってた。小さい頃から母親に、先を読んで行動するのが当たり前と殴られてたこととリンクしてた」とのこと。

続けてBさんは「だから先を読まなきゃいけないって思いが無意識であんたをチラチラみてたんだ!わかった」

このように気づいたそうです。

そしてAさんはどうして自分が視線が過剰に気になるのかも理解できたとのことです。

幼少期から陰険な嘲笑、陰険な視線、暴言、暴力、虐待の家庭に身も心も置いていたことで、常に周囲から陰険な視線がくることに恐れていた自分があったと。

それは自分の兄弟からの陰険ないじめや陰険な視線、陰険な眼差しによる、自分の心の傷がBさんのチラチラ見るという行動で刺激されてしまい、Bさんに悪意もなかったのだとわかったそうです。

そこから更にAさんは、もしかしたら自分に陰険な視線を送っていた兄弟も似たような理由があったのかもしれない。そう考えたそうです。

そしてAさんとBさんは、互いの心の傷を理解し合えたそうで、心がすっきりしたということでした。

このように、トラブルや喧嘩など、そこには自分や相手の無意識に隠れた傷に関した思わぬ理由が隠れている場合があり、そこを互いに理解し合えれば癒され回復するチャンスになる場合もあるのです。



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この記事を書いた人(寄稿者)

菅原隆志
1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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