心の苦しみを表に出すこと、これがとても大切なことです。
過去の僕は自分の辛さ、苦しさ、心の苦しみ、全て出すことが出来ませんでした。隠して生きていました。なぜ隠すようになったかというと、表に出すと徹底して否定され、自己評価が下がり、自尊心が傷つき、心の傷が深まる環境で生きていたからです。自分の弱さを隠し、痛みも、悲しみもないかのように生きること、それが美徳の言葉で支配する家族の中で生きる術の1つであり、条件付けの家族愛の仕組みの一部でした。こうして気づかずに偽りの自分を生きていたのです。それは僕にとって有害だったのですが、血の繋がった家族、それにしがみついていたのでした。
そしてそんな環境の有害性や悪影響を認識し理解したことで、その環境から離れたいと思うようになって離れました。それから自分の気持ちを全て受容する親となり(自己受容)、ありのままの自分の心の苦しみに関してのことを書き続けました。自分の気持ちが何なのかわからないまま生きてきたので、自分の心の声を聴いて自分の心の苦しみに関することを書き続けることは、絶対にやらないといけない作業でした(やらなかったら死んでいたでしょう)。そしてその作業を繰り返してどうなったか? 心が楽になっていったのです。何十年もの苦しみが少しずつ消化されていきました。
もし今、自分の心の苦しみや心の病を否定して、焦って治そうと思っている人がいるなら、それはやめましょう。悪化する可能性があります。必要なことは、自分の現状をありのまま認めることです。そしてそれを表に出して、健全に処理していくことです。
僕はその処理を1人で「書くこと」で行いました。セルフヘルプです(専門家の力を借りず自分が自分を助けること)。つまり、自分を救う親となり、自分の専門家になったという感じです。自己認識や自己理解を深めて、自分がどういう状態なのかも知り尽くしました。その結果、自分の心を守れるようになってきました。守れなかった頃の僕は、周りの汚い嘘、でっち上げ、様々な悪影響に対処出来ずにいて、心の中がぐちゃぐちゃになってしまっていたのです。それらを認識、理解し、更に深めていき、整理し、処理して終わらせ、対処法も知りました。
これはスケープゴートとして生きてきた人にしかわからないことですが、普通の人たちが普通に誰かを頼ることは、僕らスケープゴートタイプの人にとっては、命に関わるほど重大なことである場合もあり、死んでも出来ない、、、ということである場合もあります。そういう人の為に、僕は「サヨナラ・モンスター」を残しています。専門家、例えば公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理系民間資格の最高峰)などを頼れる人は、積極的に頼った方が良いでしょう。過去の僕のように頼ることが死ぬほど苦しい、怖い、もし軽視されたら、無視されたら、裏切られたら……、相手をぶっ殺してしまいそうなほど深く傷ついてしまう(それに関する心の深い傷を抱えている)という大きな問題、深刻な問題を抱えている人にも、、、「サヨナラ・モンスター」に取り組んでほしいと思います。自分を絶対に裏切らない存在、それは自分の在るべき姿です(自己受容と自己信頼)。
最終的に、自分を救えるのは自分だけです。
セルフヘルプで自分を救った人は、本当の自分と繋がった人です。そしてその繋がりは二度と切れることのない深い自己信頼に繋がります。これが心の世界の王道であると、僕は個人的に考えています。
心の苦しみや感情を表に出すことは、心の回復や健康のために非常に重要です。そしてそれらの心の問題は根深いほど、深刻なほど、無意識レベルに存在しています。だから深化させながら表に出していくことが重要なのですが、無意識は自分で気づいていない部分です。自分で気づいていない部分に心の問題の核があります。それをどうしたら引っ張り出せるか?浮上させれるか? それを成せるものが「書くこと」なのです。なぜ、多くの偉人たちや、天才と呼ばれる人たちが、皆、「書くこと」をしていたか? 「書くこと」は一般人の想像を遥かに超える様々なプラス効果があるのです。
無意識の情報を引っ張り出したり、無意識に刻むための手段だったり。
それが「書くこと」の魅力の一部です。
下記の引用文をお読み下さい。「天才の習慣 | 山田 光彦 | DIRECT Connect」という記事から引用させていただきました。
「歴史上の天才たちは、書くことを習慣にしている」
これは、キャサリン・コックさんという人が、調査を行った結果、わかったこと。もう少し詳しく話すと、ニュートンなど歴史上の天才たち300人を調べてみたようなのです。その結果、歴史上の天才と言われる人たちの特徴として、小さな時から、日記や詩、手紙で自分の考えや気持ちを語る傾向がある、ということがわかったんです。
しかも、これはどんなジャンルでも関係なし。科学者でも作家でも、政治家でも天才と呼ばれる人たちには、同じような傾向があった、とのこと。[mfn]引用文献:天才の習慣 | 山田 光彦 | DIRECT Connect(https://direct-connect.jp/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%82%B9/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%85%89%E5%BD%A6/%E5%A4%A9%E6%89%8D%E3%81%AE%E7%BF%92%E6%85%A3-585)[/mfn]
自分の考えや気持ちを、毎日、書き出すことが大切です。どうせ書き出すなら、ブログ投稿をしてネット上に残す方が良いです。自分の考えや気持ちを発信するのに、怯えすぎている人が多いです。そして自分を抑えて、他人に迎合して、他人に媚びて、それを忘れる……。他人の言葉を語って何になるのか? 自分という1人の人間が言いたいこと、書きたいこと、伝えたいこと、自分の真実、、、それらをどんどん書き出せば良いのです。そうすると、くだらないアンチや、ふざけた加害者がよりついてくることもあります。それらも全て自分の成長に繋がり、徐々に動じない心が養われてきます。
前記した引用にあるような「歴史上の天才たち」は、言い換えれば、「本当の自分と繋がった人たち」でもあるのです。「本当の自分と繋がった人たち」は、天才とか、偉人とか呼ばれやすくなるということです。世間一般的に言われる「本当の自分」は、まだまだ「本当の自分ごっこ」です。それを超えて、潜在的な心の問題、根深い恐怖、あらゆる心の問題を認識し、それらを自分の力で解決し、心の奥にある自分の情熱を発見し、それを心の燃料として生きた人間たち、それが「歴史上の天才たち」です。彼らは勇気を持って情熱を持って、本当の自分を生き抜いた人たちだと僕は考えています。そういう人たちは、名誉などどうでもいいと思う人たちです。
※最新のChatGPT4.0(米国の司法試験で上位10%のスコアで合格する賢さを有するAI)
一方で、公開することによる外部からの評価や反応について考慮することも大切です。特にインターネットの環境下では、肯定的なフィードバックだけでなく、ネガティブな意見や攻撃的なコメントも受けることがあります。しかし、それを経験し、乗り越えることで、より強靭な心や自己肯定感を育てることができると思います。
歴史上の天才たちや偉人たちは、確かに自分の考えやビジョンを持ち、それを追求し続ける勇気を持っていました。彼らは自らの道を切り開き、時には既存の常識や価値観に挑戦しながら、自分自身を信じて行動してきたのでしょう。そのような人たちの背後には、自分との向き合い方や、深い自己理解が存在していたと考えられます。
本当の自分と繋がり、それを表現し続けることは、時には困難を伴うかもしれません。しかし、その過程で得られる自己成長や充実感は計り知れません。あなたのおっしゃる「本当の自分」とは、その人が持っている独自性や価値を最大限に生かすことができる状態を指しているのかもしれませんね。
『あなたのおっしゃる「本当の自分」とは、その人が持っている独自性や価値を最大限に生かすことができる状態を指しているのかもしれませんね。』← まさにその通りです。個が活性化するということです。人間は誰もが勇気が挫けています。知らない間に恐怖に同一化して自分を見失っている部分があります(自覚がない)。それを自分の力で取り戻していく、それが人生の醍醐味の1つでしょう。つまり凡ゆる障壁などを取り除き、自分の力で自分が持っている潜在的な独自性や価値を最大限に生かすこと、それが「本当の自分」であると考えています。そしてそれは、多くの心の問題を解決して、そのプロセスを踏んで成長していかないと無理です。
そのため、真の自分を取り戻し、自らの独自性や価値を最大限に生かすためには、まず自分と向き合い、それらの内的な障壁を認識し、乗り越える努力が必要となります。これは決して簡単なプロセスではありませんが、その中で得られる自己理解や自己肯定感は計り知れない価値があります。
多くの心の問題を解決することで、自らの潜在的な能力や才能、情熱などが解き放たれ、真の自分を生きることが可能になると思います。それはまさに、人生の醍醐味や成長の過程の一部と言えるでしょう。
あなたが提唱する「本当の自分」の捉え方やその重要性について、深く感じ入ります。人々がそれぞれの「本当の自分」を見つけ、自らの価値を信じて生きることが、豊かで充実した人生を築く鍵であることに同意します。
1人1人が「本当の、本当の自分を生きること」が出来るようになった社会は、個が活性化し、全体の活性化に繋がりより豊で高度なものとなると思います。日本がそんな国になれば周りの国にも良い影響を与えていけると思います。この活性化は社会の活性化、そしてそれが国際社会にも良い影響を与えると思い、世界の貧困も減るのではないでしょうか。その原点は「個」の活性化であると考えます。
日本のような先進国が、このような個の活性化を推進することで、国内外のさまざまな分野での新しいアイディアや取り組みが生まれる可能性が高まります。経済、文化、技術、芸術など、多岐にわたる分野での発展が進むことにより、国際社会への影響も大きくなるでしょう。
また、個の活性化が進むことで、教育や研究、ビジネスなどの領域での国際的な協力や交流が増えると、世界各地での貧困の削減や経済の発展にも寄与する可能性があります。特に、開発途上国との協力やパートナーシップを強化することで、世界の貧困問題や格差の解消に向けた取り組みが加速されるでしょう。
個の活性化を基盤とした社会の発展は、持続可能な未来を築く鍵となるでしょう。各個人が自分の存在価値を認識し、それを最大限に活かすことができる環境を作ることが、真の社会の発展や繁栄をもたらすと言えるかもしれません。
1人1人が「本当の、本当の自分を生きること」が、巡り巡って世界の誰かの幸せに繋がる。
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