ACを自分で治す(アダルトチルドレンの克服・回復)なら「サヨナラ・モンスター」!感情の虐待によるネガティブ思考のクセとトラウマを「転換」で克服しよう!

目次

アダルトチルドレン(Adult Children)とは

アダルトチルドレン(Adult Children)とは、頭文字をとってACとも言われます。これは、機能不全家族の元(機能不全家庭)で育ったことによって、成人しても、癒されていない内心的なトラウマを持つ(大人になってもトラウマを抱えている)といった考え方なのです。

※「アダルトチルドレン(Adult Children)」=「病名や診断名」ではありません

アダルトチルドレンは病気だと勘違いされている方がいますが、アダルトチルドレン=病気ではありません。アダルトチルドレンとは「機能不全家族の環境で育った大人達(ACOD:Adult Children Of Dysfunctional Families)」という定義です。 「精神的に成熟していない未熟な大人」や「大人になりきれない大人子供」いう、勘違いした間違った意味で捉えている方もいますが、そういった意味はまったくありません。

機能不全家族とは

機能不全家族」とは、家庭内での親子間、兄弟間での対立、不法行為、心理的虐待、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、無意識裡の心理的ネグレクトなどが恒常的(永続的、変わらないまま)に存在する家族と言われています。

簡単に言えば「健全な家族として機能していない家族」という感じです。一家団らんもなく、子育てもうまくいっていない、そして社会や地域との関わりが健全に機能していない家族です。

アダルトチルドレンのトラウマを「転換」して克服

僕も「アダルトチルドレン(機能不全家族で育と、成人しても、今も内心的なトラウマを抱えている状態)」でした。最初にお伝えしておきますが、自分がアダルトチルドレンであることを「本当の自分の道への通過点」だと考えていますので、「これでよかった」と思っています。

そして過去に【「アダルトチルドレンだったからこそよかった」と、機能不全家族への感謝に変わることが自分でわかっています。】と書いたように、実際に、「親への恨みはでっち上げ」「感謝できない人が感謝できるようになるために大切なこと!」に書いたことや「サヨナラ・モンスター」の方法で心が大きく変化し、区別した上で「感謝」の気持ちを持てるようになりました。過去に書いたことが本当にその通りになりました。

人は皆、自分の人生において必要な経験をしているのです。トラウマは大事なことを僕に教えてくれているのだと自分でわかっていました。だから僕は過去を振り返り続けました。ですので僕は、「機能不全家族の元で育ったんだ。辛い。誰か助けて」ではなく、「機能不全家族の元で育った。だから、成長のし甲斐がある。」と思っていました。

そして、【トラウマを克服する方法は、「転換」です。転換ツールも用意しました。】でお伝えしたように、「トラウマ」を「転換」していきました。「転換」することで、トラウマの一部を克服し、感謝の気持ちが持てるようになり、心は軽くなりました。

トラウマは「無意識」にあります。無意識とは自分で気づいていない部分です。自分で気づいていない部分をサヨナラ・モンスターの「書くこと」を通して少しずつ気づいていって、その心の情報を1つ1つ転換していくことでトラウマを癒すことが出来るのです。自分の力でトラウマ記憶に変化を起こしていけば良いのです。

家族とは?家族の定義は?

僕の考えている本当の家族というものは以下になります。

夫婦関係が中心で、基礎として、親子、兄弟、近親者の集団で、
社会貢献、福祉(幸せ、豊かさ)を追及する目的を共有し、
邪魔者を駆逐する力を備えている、又は備える努力をしている機能集団である

機能不全家族とは、これらが全然正常に機能していない家族と言うことです。

こういった機能不全家族の中には、親が子供を虐待したり、いじめたり、攻撃が隠された巧妙なモラルハラスメントも隠れていることがあります。被害者が被害者だと分からなくなるまで思考をコントロールされ、心理的に操作されたり、誰かを媒体にして兄弟間で争うように仕向けたりなど。とても複雑に悪化している場合も稀にあります。

家族の定義は、色々調べてみましたが、はっきり定まったものはありませんでした。

機能不全家族と機能不全家庭の違いは?

機能不全家族と機能不全家庭の違いは、「家族(集団)」と「家庭(場所)」の違いです。

機能不全家庭というのは、夫婦関係が中心で、基礎として、親子、兄弟、近親者の集団で、社会貢献、福祉(幸せ、豊かさ)を追及する目的を共有した機能集団が、築いてしまっている間違った家庭(場所)のことです。

アダルトチルドレンの人は感情の虐待を受けてきた

アダルトチルドレンの人は「感情の虐待」を受けてきた人たちです。身体的な虐待は肉体的な虐待です。毒物を飲ませる、首を絞める、髪を引っ張るなど。性的な虐待は性的なことを相手を侵害し傷つけることです。力あるものが弱いものに対し性的な侵害をするのです。強姦もそうです。

そして、「感情の虐待」というのは「相手の感情を傷つける虐待」です。

例えば、

非言語メッセージを使って相手に嫌な感情を抱かせる。

周囲に気づかれないように相手を睨む。

足をこっそり踏んで相手が怒るのを待って「そんなつもりじゃないのに酷い」とすり替えて嫌な思いをさせる。

怒鳴りつける。

軽視する。

無視する。

悪い噂を流す。

ネットで匿名で名誉毀損に該当するような書き込みをして嫌な感情を抱かせる。

嘲笑する。

人前で恥をかかせる。

傷つけておきながら「そんなつもりじゃないのに」と相手の解釈の所為にする。

相手の感情をないものとして封じ込めて決めつける。

濡れ衣を着せる。

このようなことです。

感情の虐待を受けて自分の感情がわからない

感情の虐待を受けて自分の感情がわからないという人は「本当の自分の感情を感じる」ことが大切です。本当の自分の感情を感じれるようになると、幸せだなと思えることが増えていきます。

僕は、「サヨナラ・モンスター」の方法で、本当の自分の感情を見つけていきました。

サヨナラ・モンスター公式サイト

アダルトチルドレン(AC)から回復した人

アダルトチルドレン(AC)から回復した人は、魅力的で、本当の自分の道をしっかりと見つけて生きている人です。機能不全家庭で育つということは、機能不全ではない普通の家庭で育つのとは違いますから親からの愛情など、必要なものが欠けています。そして、心理的な虐待なども受けてきている。それは、とても大変なことです。

それを、「自分の力で自分に与える」ということがアダルトチルドレン(AC)から回復でもありますので、普通の家庭で育った人よりも「難易度が高い」部分もあるのです。それを回復させるのですから「らかの能力」となっていくのです。僕自身も、まだまだ回復していない部分がありますけど、アダルトチルドレン(AC)の傷に向き合っていくことで、能力が高まった部分があります。

それが、【トラウマを克服する方法は、「転換」です。転換ツールも用意しました。】でお伝えしている「転換」によって起こったことです。

例えば、自分の気持ちを自分でもわからず、自己理解も皆無。そして、自分の思いを伝えることも出来なかった。文章も何を書いているのかわからないほど支離滅裂だったのですが、「伝える能力」や「文章力」も上がってきましたし、「自己理解」も出来るようになってきた部分も多いです。

そして、子供のころからずっと心の奥底、潜在意識レベルにある得体のしれない恐怖(酷い悪夢にうなされ続けるほど)も消えました。恐怖はかなり消えました。

一言で言い表すことなど到底不可能なほどの恐怖が消えたのです。悪夢もまったく見なくなりました。

ココ・シャネルもアダルトチルドレンだった!?

実際にどうかわかりませんが、CHANEL創設者ココ・シャネルもアダルトチルドレンだったと言われます。CHANELの力の根源にはトラウマがあったことが深く関係しているように思えます。

My life didn’t please me, so I created my life. –

私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの。

引用元:ココ・シャネル【 CHANEL 】素敵な名言|MERY [メリー]

シャネルの語る辛辣な言葉は常に迷いが無く、強い確信に満ちています。時代を先読みする卓越した目線と、大衆を観察する冷静な頭脳と誰にも媚びない批判精神が、ゆるぎない彼女オリジナルのポリシーを構築しています。それが周囲から影響を受けやすいというアダルトチルドレンの欠点を見事に克服しています。

引用元:ココ・シャネルはアダルトチルドレンだった?辛い過去から幸せを切り開いた6つのポイント – cotree(コトリー)

アダルトチルドレン(AC)回復過程

まず、アダルトチルドレンの心の傷は、子供の時に受けているものです。子供は潜在意識(無意識)への影響が大きいので簡単に潜在意識(無意識)に刷り込まれていきます。そして、自分が処理できないほどの大きな出来事(虐待、心理的な虐待、ネグレクトなど)によって生まれた感情は「未処理の感情」としてトラウマとなります。

そして、こういった未処理の感情、心の傷は、同じような出来事を再現しようとします。だから、虐待された人は虐待する人を選びやすかったり、暴力を振るわれた人は選んだ人が暴力をふるう人だったりするのです。

なので色々なことを「再認識」しなければいけないのです。

再認識については以下の2記事をお読みください。

[blogcard url=”https://bright-ms.net/post-5231/”]

[blogcard url=”https://bright-ms.net/post-5638/”]

心の傷ではなくなる再認識や、心の傷が増えないための再認識が出来れば、傷も減っていきます。

心が傷つく家庭で育ち、心が傷つく出来事が何なのかを理解しないまま育ったことで「未処理の感情」がたくさん増えてしまったのです。

つまり、コントロールされ、支配されることで「未処理の感情は増えていく」のです。逆に、本当の自分を大切にして本当の自分と繋がれば「未処理の感情は減っていく」のです。その方法が「サヨナラ・モンスター」です。

以下は、僕自身が一部回復していった流れとなります。

自分の心の傷を自覚し、向き合う。被害者性を吐き出す。感情を吐き出す。何度も何度も感情を吐き出すのです。子供の時の自分の本音の感情です。今まで封じ込められてどんな感情かさえもわからなかった本当の自分の感情です。それを、自分が自分の親となり受け止めてあげます。「さみしかったな。助けてあげられなくてごめんな」と。すると、心の中の小さな自分と繋がり、少しずつ傷が癒されていきます。

心の中の小さな自分が育ってくると、被害者性が消えていき、自分の加害者性に目を向けることが出来るようになってきます。自分も人を傷つけていた。自分もたくさん迷惑をかけてきた。あの人も辛かったと思う。など。そうして人は人間的に成熟していくのです。

1、自覚のない心の傷に向き合う。または自覚している傷に向き合う。
2、被害者性を吐き出す。感情を吐き出す。恨みも吐き出す。何度も何度も感情を吐き出す。
3、自分で自分を助けてあげたり守ってあげる。心の中の小さな自分の親となる。
4、囚われから解放されて自分の加害者性にも気づきバランスよく見れるようになっていく。

このような流れを、心の中の冷たい氷山がゆっくり溶けていくような感じです。時間がかかります。

アダルトチルドレンの心の傷を回復させていくには、自己学習が必要不可欠です。

サヨナラ・モンスター公式サイト

アダルトチルドレンだったからこそ自己信頼を手にすることが出来る

「自己信頼」というのは、本当に難しいことです。本当のことを言うだけで攻撃を受ける場合もあります。そして、気が狂いそうになるほど事実をすり替えられることもあります。そして、自分を見失って自分を裏切る人もいます。

アダルトチルドレンの人たちの機能不全家庭にはこういった「自分を裏切らないといけなくなるほどの辛い出来事」があることもあります。だからこそ、本当の自分を大事にすることが出来るようになりますし、自分が自分の親となり強くなれるのです。「何がっても曲げないぞ」という強い気持ちを持つことが出来るのもアダルトチルドレンのスケープゴートタイプの特徴です。

トラウマは、自分が強くなるために再認識の要求をしてくれます。使い方によってはプラスにもなるのだと僕は思っています。マイナスもプラスもコインの表裏のようにセットです。トラウマを抱えたからこそ、苦しんだからこそ、反対のことが必ずあるはずです。

あなたがトラウマで苦しんでいるなら、トラウマを克服した先に、あなたの魅力が眠っているのだと思います。大事なことは諦めない事です。やまない雨はない…。明けない夜はない…。と言われるよう、苦しみは永遠ではないのです。自分が自分らしく生きていくために必要な経験をしているのです。諦めなければ必ず希望の光が出てくるでしょう。

アダルトチルドレンで心が苦しい・生きづらい・辛い

アダルトチルドレンの特徴としては自己肯定感が低い、自信がない、自分を認めることが出来ない、対人不安、自分や他者を過度に批判してしまう、相手を敵か味方かで判断してしまう、見捨てられ不安、依存が強い、完璧主義、感情で決めつけてしまう、断れない、不安が強い、などです。

こういった苦しさの原因となっているのは「歪んだ認知」です。認知の歪みの10パターンにあるように「完璧主義」や「白黒思考」なども苦しさの原因になります。僕も、この2つによって長い間、苦しみました。三つ子の魂百までというように、3歳までに刷り込まれたことは100歳まで続くほどの強力な影響があります。

理由は、潜在意識(無意識)に刷り込まれているので、潜在意識(無意識)レベルで強力に作用してくるからです。あなたの無意識の習慣1つ変えるのにどれだけの時間がかかりますか?習慣を変えるのは個人差はありますけど、数か月はかかるものです。それが10個、100個とあれば?簡単に潜在意識(無意識)を変えることは、なかなか出来ないことがお分かりいただけますよね。

だけど、1つ1つやっていけば、進んでいけます。だから歩き続けることが大事なのです。どの道を歩けばよいのか。それは、「本当の自分の感情が指し示す方向」です。あなたの人生は、あなたものです。他人のものではありませんから。

自己否定が強く、生きづらい……、という人は下記をお読み下さい。

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感情の虐待はダメージも大きい、その傷を癒すには?

感情の虐待は、身体的虐待のようにマイナスな影響を与えます。見下したり軽蔑したり、怒鳴ったり、無視したり、必要な事を教えずに馬鹿にしたり、怒鳴りはしなくても視線などの非言語的メッセージで嫌なものを送る、悪い噂を流したり、嘘を広めたり、事実に嘘を混ぜてイメージ操作したり、人前で嘲笑したり、集団でイメージを低下させるようなことをしたりなど、感情の虐待によるダメージは、とても大きいのです。

そして、人は自分の傷と向き合います。癒したいから。癒すには「理解」が必要です。理解とは、物事の道筋をもって解くことです。過去の傷に、誠実に、道筋をもって、過去の感情を紐解き、解放すると癒されます。間違いなく。僕は、誰にも相談できなかったので、1人で、自分の傷に正直に、誠実に、向き合いました。そして、道筋をもって、過去の感情を紐解き、解放して吐き出しました。気が狂うのではないかと思うほど。

その結果、徐々に、本当に癒されていく傷がありました。そうやって、無数にある心の傷を癒すことが大事です。感情はね、吐き出すと良いのです。過去の辛かった感情を吐き出すのです。そして、自分が自分の親となり「大丈夫だよ。僕(私)はあなたの味方。絶対に見捨てない。裏切らない。」そう約束してあげると、徐々に、心の中の傷ついた小さな自分が、自分を信じてくれるようになってくるのです。

自分の感情を大切にすること。

自動で作動しているネガティブな考え方のクセを治そう

アダルトチルドレンの克服に大事なことは「潜在意識(無意識)」「認知の歪み」です。

「潜在意識(無意識)」は、あなたもご存知のように、人には意識と無意識があります。そして「認知の歪み」ですが、これはストレスを生み出してしまう考え方のクセのことです。このストレスを生み出すネガティブで偏った考え方のクセが、機能不全家庭で育ったことにより、心理的な虐待、感情の虐待を受け、無意識に刷り込まれているのです。

だから、無意識のうちに、自分で自分を傷つけるようなことをしてしまうのです。自分への虐待ですね。自分への虐待や、ストレスが強くなってしまう考え方の癖として「認知の歪み10パターン」があります。このような10パターンを知ることで修正もしやすくなりますので1度見てみて下さい。

そして人間は、ほぼ無意識で思考し行動しますから、無意識にストレスを生み出すネガティブで偏った考え方のクセが、自動で作動しているのですから、苦しんで生きづらくなるのは当然なのです。ですので、「根っこから解決しないと問題の根本的な解決には繋がらない」という事です。

その「自動で作動しているネガティブな考え方のクセ」は、「サヨナラ・モンスター」の付属ツール【自分の「モンスター」と「隠れた能力」を知るためのツール】で変えていくことが出来ます。

アダルトチルドレンの方は、弱かったわけでもダメだったわけでもありません。強いか弱いかで言うのであれば、逆に強かったから他の人間の弱さからの攻撃を受けていたのです。

自己犠牲をやめて自分を生きよう

お人好しな人は、もういいんです。

もう誰かのものを背負わなくていいんです。

もう誰の苦しみも背負う事はしなくていいんです。

もう沢山頑張って頑張り続けたのだと思います。

もう区別して離れていいのです。

その優しさを今度は自分に向けてあげることが大切です。

 

親からの支配

アダルトチルドレンの方が回復していく通過点でインナーペアレントという内なる親・脳内の親との対決や解放が必要になってきます。小さい頃から親に否定されたこと、否定的な評価をされたことに自分が支配されています。心の中に親イメージが住み着いているのです。

その親イメージが子イメージを大切に育てるのが親イメージの役割ですが、機能不全家族で育ったことにより、親イメージは子供イメージを欺き騙しいじめるイメージがあるのです。 そのイメージを書き換えて健全な親と子のイメージにするためには、内なる親との対決や解放、そして内なる親を育てるという事が必要です。

内なる自分に「今まで気持ちをわかってあげなくてごめんね。これからはあなたの気持ちを一番大事にするから」と自分に言ってあげましょう。辛かった自分を自分の力で助けてあげるのです。「自分が自分の親になる」のです。

そして、誰しも間違いがあります。大事なことは「今」からです。本人さえ変わる気になればいつでも変われると思っています。自分を大事にしてあげることが何より大切です。あなたの思考と感情を大切にしてあげましょう。

親の呪縛を解放し、自分が自分の心の中の自分を守ってあげるのです。心の中にいる支配者に打ち勝つのです。

虐待を受けた人を理解できるのは虐待を克服した人だけ!

虐待を受けた人の心を本当の意味で深く理解できるのは、自分も虐待を受けた経験を持ち、そのトラウマを克服できた人だけです。経験したことのない人は、表面上のことしか、理解できないのです。

僕の場合は、複雑巧妙な心理的な虐待をされたきたこともあり、アダルトチルドレンの中で最も傷が深いと言われるスケープゴートタイプです。アダルトチルドレンの中でも、スケープゴートタイプは理解が難しいのです。スケープゴートタイプを理解するには、宗教、裏社会、犯罪心理にも詳しくないと深くは理解できません。スケープゴートタイプの深い部分に詳しい専門家は殆どいません(表面的なことを知っている専門家はたくさんいますが)。

特に僕の場合は、宗教などの問題もあり根深い問題があるので、基本的に自分で学んでいく必要があるので、独学で学び自分で自分を理解していくしかないのです。スケープゴートタイプに詳しく、犯罪心理、サイコパス、ソシオパス、巧妙なモラハラ、ガスライティングなどの知識がなければ癒えない深い傷があるのです(※スケープゴートタイプがみんなそうだと言っているのではない)。

根深いアダルトチルドレンのスケープゴートの傷を癒す方法は、自分でわかっている。その方法は「理解」です。これは皆、共通しています。「理解」=「癒し」なのです。「理(物事の道筋)」をもって「解く」ことで癒されるのです。傷を核として纏まっている感情を理で解く。それが理解であり、癒しです。

右が、潜在意識にある傷を核として感情が纏まっているもののイメージ。これを、「理(物事の道筋)」をもって1つ1つ「解く」ことで、徐々に癒されてくるのです。僕は、自分を自分で理解して癒すために、その作業をやっています。スキーマ療法が2年3年、もしくは、生涯かけて取り組むくらい長い時間をかけるように、時間のかかる人もいるのです。

しかし、歩き出さなくては克服していけません。虐待の連鎖を止めたい。そう思うのなら、「サヨナラ・モンスター」に取り組んでみてください。サヨナラ・モンスターでやることは、アダルトチルドレンのトラウマを克服し、自分が自分の親になるためのことです。ぜひ、あなたも検討してみてください。

僕自身、この方法で、心の苦しみが楽になりました。まだまだ残ってますが、希望を持てるようになりました。ずっと、死のことばかり考えていました。俺なんて死ねばいいんだ…と。自分が扱われたことを、自分で自分にやっていたのです。

僕は、自分に対して「本当に申し訳なかった」、そう思えるようになりました。そして「自己信頼」が深まり、心が強くなりました。自分を、過去よりも、大切に思えるようになれました。その成長過程である6年…6年もの集大成ともいえる教材が、「サヨナラ・モンスター」です。

あなたにも、この方法の理解を深めていただきたい。そして、自分の力で自分の心を助けてあげてほしいです。心の中の小さな自分は、きっと、その日を待っているのだと思います。

虐待を受けた人の心を本当の意味で深く理解できるのは、自分も虐待を受けた経験を持ち、そのトラウマを克服できた人だけです。つまり、あなたを一番理解できるのは、あなたなのです。自己理解こそが、本当の癒しなのです。心の中の小さな自分を、理解してあげましょう。

そして、感情の虐待によるネガティブ思考のクセとトラウマを「転換」で克服しよう!

サヨナラ・モンスター公式サイト

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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