相手が自分を間違って責めた時には、それを否定してあげると良いかも!

悪者扱いされる人が一番の被害者――「精神拷問レベル」の家庭内スケープゴート
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この記事は、「サヨナラ・モンスター」の考え方をもとに、相手の心の中にある「ダメ」を打ち消す(そうではないと否定する)ことについてお伝えします。これは相手の心を軽くする為のことです。

目次

架空の罪悪感を持っている人もいる

まず、本当は悪くもないのに悪いと思い込んでいる人がいます。これは支配者から「ダメ(架空の罪悪感)」を植え付けられている場合があります。騙されやすい人がこれを植え付けられていることがあります。支配者や詐欺師は、相手の心に「ダメ(架空の罪悪感)」を植え付けて、悪くもないことを悪いと思わせて、何かを奪っている場合があります。

架空の罪悪感の植え付けは、霊感商法などでも使われることもあるもので、詐欺師の常套手段です。

相手の変化を見ようと思えば見えてくる。自分を更新しよう!

例えば僕の親ですが、支配的な部分など昔はありましたが、ある時を境に、親は良い方へと変わりました。その後、子供たちが支配に味を占めていた為、そんな親の変化も見ず、いつまでもネチネチと恨み辛みを持ち続けて、親を責めていました。「どうしょもないクズ親」と言いながら……。

だけど本当にそうでしょうか? 子供たちに申し訳ないことをしたという思いから、毎日仕事に行き、心が病んでいるのに、傷ついているのに、それを1つも言わず、親なりに頑張って、自分の為にお金を使うこともなく、子供たちがした悪さの弁償などにお金を使って、子供の代わりに相手に頭を下げたり、問題解決を自分なりにしていた親が本当に「どうしょもないクズ親」ですか? 僕はそうは思いませんし、そう見えません。「親への恨みはでっち上げ」の第6章「親も変わっている! 変化を見る勇気を!」に書いたように、、、

親も、1人の人間ですから、苦しみます。そして、変わっています。変わっていないように見えても、思えても、人は変わって生きています。
その相手が変わっている部分が見えていないことで、親を「過去の記憶」で見ていることがあります。

例えば、過去は確かに酷いことをされた。その記憶によって、今もあの時の酷いままの親に見えることは、僕も経験があります。
だけど、よく観察すると、親なりに反省して、変わるために努力をしていた部分、勉強していた部分、新しい解釈や視点を手に入れている部分、思いやりの言葉が増えたなど、色々な変化に気づける事があります。
その変化を見る勇気を持つことが、自分の心を軽くしてくれることもあります。

変わったこと(1つ1つの小さな変化)を見ないまま親を責め続けて苦しめ続ける人もいますが、自分も相手も苦しいと思います。ですので、自分を更新して(成長させて)、別の視点で親を見てあげてほしいなと思います。それが自分のためにもなります。

「親への恨みはでっち上げ」の第6章「親も変わっている! 変化を見る勇気を!」から

僕はこのことに気づきました。はっきりと気づきました。そしてこの気づきが、下記の気づきに繋がりました。

問題は外ではなく、自分の内側であり、自分が自分を更新していない為、変わった親を、変わっていない親として、過去の記憶で見ていたのです。

だから、、、

親への恨み克服の終着駅は「親の愛は既にあった」と気づくことです。

ここに気づけるかどうかなのです。人は永遠の赤ん坊になると、この気づきが出来ず、ありとあらゆる言い訳を考えだして、こじつけもして、恨みを持ちます。いいですか。人は誰もが赤ちゃんの時に誰から愛情をもらっています。それだけで十分だと思えるようになって欲張りが治ると、すでに愛は与えられていたんだという深い気づきによって、愛されなかった恨みなど消えてしまうのです。愛されていなかったこということ自体が妄想だからです。妄想から目覚めれば、人は誰もが愛されていたことに気づけるのです。次にそれで満足出来る心を持てば、もうそれで満たされます。そしたら親から愛されていなかったという妄想的な恨みを持つことは出来ません。

その上で親を1人の人間として見て、区別を知り、心の中で親離れをしたなら、あとは1人の人間として相手と関わりたいのか、関わりたくないのか。はっきりさせれば執着する必要はありません。

自分を更新しましょう!!

自分なりに変わった親の変化を見ず、架空の罪悪感を植え付けて搾取することを覚えて、それを継続する為に過去の一部分をネタにして搾取対象としてでしか見ず、相手に罪悪感を植え付ける関わり方しかしない詐欺師な自分に問題があるのではないでしょうか。いつまでも過去の一部分のちょっとした記憶のまま、更新もせず、他人を悪く見続ける恨みの回路を保持している人がおかしいと僕は思います。逆恨みが沢山あります。

いつまでも温故知新で自分を更新せず何をやっているのかと思うこともあります。

自分を更新していくこと、これが一番大切なことであり、心の苦しみから抜け出す王道です。

どうか、自分を更新する道に入ってほしいと思います。

幸せになれば恨みは綺麗に消えていく

人は幸せになれない言い訳として親への恨みを持ち出すのです。

とある人物は子供の頃、かなりの身体的虐待を親から受けていました。死んじゃうんじゃないかと思うほど。だけどその人物は16歳で家を飛び出し、自分の力で自分の道を切り開きました。そして幸せになりました。その人物は親への恨みを持ったか? 持ちませんでした。苦しんでいた親を理解し、虐待行為は悪だから断固否定し、その上で親への感謝の気持ちも持っていました。彼は自分で自分を幸せにする目的を持ち、その為の感情を創って進んでいたのです。

恨んでいる人がやることは恨み続けることではありません。

自分の努力で自分を幸せにすることです。

そうすれば恨みは消えていきます。

毒親ブームなんてあるから、この日本は病んでしまったのです。もう終わりで良いでしょう。これからは厳しい時代の到来です。人間的な成長が促されていく時代です。時代の変化に逆らっても苦しくなるだけです。これからは精神的な成長と豊かさの為の試練のようなことが沢山起こってきます。コロナはおそらく、その挨拶のようなものだと思います。

相手が自分を間違って責めた時には、それを否定してあげると良いかも!

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腎臓が悪くなって良かった。腎臓が悪くなったからこそ「心の腎臓」を労ることに繋がった話。|幸せの種「気づき」|note

上記の2記事でお伝えしたとおり、僕は腎臓が悪いです。僕の腎臓が悪いことを僕の親も知っていました。そして最近親と電話で話した際に「腎臓が悪化していると思う」と伝え、その理由も話しました。すると親は、自分を責めるようなことを言い始めたのです。昔の家庭環境が悪かったからだとか、自分のせいだと。まともな生活環境じゃなかったら腎臓に負担がかかりやすかったんだと思うと。この時に、相手の心の中に「自分はダメだ」「過去はダメだった」がまだ残っています。それは心の苦しみの原因になる場合があります。何故かというと間違った「ダメ」だからです。1人の人間が自分なりに一生懸命生きて、悪くしようと思って悪くしたわけではなく、親が子供に支配的だったけど、それを受け、どうするかは子供たち1人1人が自分で決めたことです。勿論、親が悪意を持って僕の腎臓を悪くしてやろうと思ったわけでありません。だから親の所為ではないのです。僕の腎臓が悪くなったのは誰の所為でもなく僕自身の所為です。だから親が抱えていた「ダメ」が架空の罪悪感(勘違い・妄想)と言えます。

僕の親は過去の機能不全家庭での子供たちからの罪悪感を刷り込むような関わり方によって、自分が悪い、自分は無価値だ、お金を残さないといけない、そういう思いに縛られている部分もありました。それに関しては、過去数年かけて、ゆっくり解体し、解除し、だいぶ変わりました。昔は自分を大事にすることが全く出来ない人間(親)だったのに、今では自分を大事に出来ることがかなり増えました。だから心の中にある「ダメ(架空の罪悪感)」を減らしていくことが大事なので、それを刷り込んでいる者がいたら特定し、明確にして、しっかりと打ち消す(そうではないと否定する)ことが大切です。相手の心の中に間違ったダメがあり、それは自分を苦しめるものになり得るから、そうではないと打ち消す言葉を伝えることが大切です。本当に間違っているものは間違っていると思えば良いのです。支配者や詐欺師は巧みに搾取の為に相手の心を操作しますので、そういったものを心に植え付けていき、騙されやすいタイプは鵜呑みにしてしまうのです。

僕の親は、このままではダメだ、子供たちに金を残さないと……という強迫観念に駆られている部分もありました。これを植え付けたのは、子供たち(僕のきょうだい)に関わり方です。親の心の中には「親として未熟だったから家庭が機能不全になって子供が不幸になってしまった」というものがあります。僕のきょうだいは、いつまでも親の所為にして、嘘をつき、親を責め、創り話で親を悪者扱いしてきました。嘘ばかりついて妄想を深め、逆恨みを増やしたのです。そして親に金を出させることが当たり前になっていたのです。だから金のない親には用は無い。そういう関わり方をしていました。そして僕の父親は心の中で子供たちに申し訳ないことをしたという罪悪感を抱いています。その架空の罪悪感を植え付けたのが、子供たちです。怠けて、腐って、悪いことばかりして、そうやって間違って生きたことから生まれる(自分で生み出した)不幸を、親の所為にしているのです。最初は親からの支配で傷ついたと思いますが、途中から詐欺師にようになり、親に金を出させる、金でしか関わらない、そんな風になったのです。とんでもない話です。そして嘘をついて「本当のでっち上げ」までして生きていました。嘘をついてでっち上げて、それを親に信じ込ませて親に数十万のお金を出させるなど(事実)。恨みの感情は時に詐欺に使えてしまうものなのです。

「親への恨みはでっち上げ」は詐欺師が否定する為の本(詐欺師はなんとしても否定したくなる本)でもあるのですが、この本の中で、下記をご紹介しました。

2019年12月21日の、読売新聞オンラインの記事(現在は公開されていない)に書かれていたことですが、自己啓発団体の参加者の親たちから、「ありもしない幼少期の虐待被害を子供から訴えられた」という相談が、「宗教トラブル相談センター」に寄せられたとのこと。

相談件数は約30件で、訴訟は3件、その判決は3件とも、参加者が訴えていた虐待被害は虚偽であると認定され、確定されたとのこと。

虚偽被害を語ることに味を占めた詐欺師や、その詐欺師の背中を押す(マインドコントロールする)詐欺師もいます。毒親ブームにはカルトも絡んでいて、恨み界隈にはドロドロとしたものが隠れているのです。そこをちょっと刺激したものですから、「親への恨みはでっち上げ」に詐欺師は否定的になるのです。当然ですが。

僕は詐欺師が嫌いなのです。くだらないし、やり方が汚いと思っていますので、個人的にどうしても肯定的にはなれないのです。馬が合わない。痒くなるような感じで嫌なのです。

話は戻りますが、、、子供たちから呪いのように、お前が悪い、お前が悪い、お前が悪い、そう見られ続けていた親は、自分を責めるようになった部分もあり、もう71歳です。そういう心があると苦しいと思う。僕の親は事実確認が下手で、騙されやすいので、架空の罪悪感を植え付けられやすいです。だからこそ、会話の最中にそういったこと(間違って自分を責めていることがあること)に気づいたら、そっと、それを解除するような言葉をかけると良いのです。その時に、相手の声のトーン、そして感情の変化などを出来るだけ読み取り、相手の心が楽になったことを確認することが大切です。

相手が自分を間違って責めた時にはそれを否定しましょう! 僕の親は僕の腎臓が悪くなったことを、自分が過去に築いたストレスが強い支配的な家庭環境の所為だと言ったので、僕は「それは違うよ、俺が自分で好きでシンナー吸ってたから、それが最初の腎臓に負担をかける要因だったと思うよ。それから自分の所為(生活習慣や未熟な解釈によるストレスだと思う)で悪くなったし、腎機能は半分になったら回復はしないと言われるけど、回復するかもしれないから問題ないよ。あと俺はもし悪化しても透析は受けないし、なんでも自然が一番いいと思っているし、人間死ぬときは死ぬし、俺は死ぬことの恐怖も減ってるし、何の問題もないよ、多分回復すると思うよ。」という感じで伝えました。これで親の心は少し軽くなったと思います。違う日には「ありがとう」を伝えたり、育ててくれたことへの感謝を伝え、過去を肯定することも伝えました。色々なことがあったけど結果良い勉強になったからよかったと。そうやって相手の心の重荷を見つけたら、それは正しくない場合、解除する為の打ち消す言葉を伝えていくことで、繰り返しによって徐々に解除されていくのです。そうすることで徐々に相手の心が軽くなっていきます。「間違ったダメ」を解除するということはその人の心を自由にするということです。実際僕は親に楽になってもらいたいので、伝えるようにしているのですが、話し方などが元気になって、相手が喜んでいる感じをちゃんと受けるので上手くいったと思っています。

サヨナラ・モンスターの購入者さまは教材本編のモンスターの正体の図を再度見て下さい。黒い丸の部分、ここには「罪悪感」があることもあれば他人が植え付けている「架空の罪悪感」があることもあります。それらを弱めていくと、水色や赤の部分が活性化しやすくなるのです。これは自分であっても他の人であっても同じです。黒い部分が減ると、赤い部分や水色の部分が働きやすくなります。だから自分の心の中にある黒い丸の部分、それらを書くことで見つけて、それを書き換えていくと良いのです。

モンスターの正体の図

相手が自分を間違って責めた時には、それを否定してあげると良いかもしません。そしてそれは、自分に対しても行うと良いでしょう。本当はダメじゃないのにダメだと思い込んでいること、あなたも沢山あるのではないでしょうか。「自己肯定感を高める方法」でお伝えしたように、それを解除すると自己否定が減ります。「この人」が言っているように、「”人と話したあと、なぜかモヤモヤする、気分が落ち込むという人におすすめ”」の本です。

相手に感じる違和感、この感情は大切にしましょう! そして自分の中にある間違ったダメに気づいてそれを解除して見ましょう! それが出来ると相手の中にある間違ったダメにも気づきやすくなりますので、それに気づいたら間違ったダメを打ち消すように否定してあげて、正しいことを伝えてあげると良いかもしれません。

漫画で理解(30秒)

※AI生成画像です。内容は記事本文を元にしています。

よくある質問 AI生成

この記事に関連するよくある質問をAIが自動生成しました

Q1. 相手の架空の罪悪感を打ち消す具体的な方法は何ですか?

相手の心に「ダメ」と思い込んでいる部分を優しく否定し、その人の良い側面や努力を見つけて伝えることが効果的です。共感と肯定の言葉を使い、相手の自己評価を少しずつ修正しましょう。

Q2. 親や他者の変化に気づくために、どのような観察ポイントを意識すれば良いですか?

小さな変化や努力、思いやりの言葉、行動の改善に注目しましょう。過去のイメージにとらわれず、今の親や相手の新しい側面を観察し、変化を認める勇気を持つことが大切です。

Q3. 自分の内側の「罪悪感」や「恨み」を解消する具体的なステップは何ですか?

まず、自分の感情を受け入れ、過去の記憶を客観的に見直します。そして、「愛は既にあった」と気づき、今の自分や相手の変化に目を向けることで、自己更新と許しを促進します。

Q4. なぜ「親に愛されていなかった」という妄想から目覚めることが重要なのですか?

それは心の苦しみや恨みの根源であり、愛されていたことに気づくと、自己満足と安心感が生まれ、幸せな気持ちになれるからです。妄想を手放すことで、本当の愛と平和を得ることができます。

Q5. 自分を更新し続けることが、心の苦しみから解放される鍵だとしたら、具体的にどのような習慣や心構えを持つべきですか?

自己反省と感謝の気持ちを日々持ち、変化を積極的に認めていく習慣をつくることです。過去の記憶にとらわれず、新しい視点を取り入れる努力と、自己成長の意識を持ち続けることが重要です。

参考文献・外部リンク
  1. 1. 「親への恨みはでっち上げ」 https://www.amazon.co.jp/dp/B08BK42N42
  2. 2. 腎臓が悪くなって良かった。腎臓が悪くなったからこそ「心の腎臓」を労ることに繋がった話。|幸せの種「気づき」|note https://note.com/s_monster/n/n7390373fcc2c
  3. 3. 「自己肯定感を高める方法」 https://www.amazon.co.jp/dp/B087CPFTJX
  4. 4. 「この人」 https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RUHZINOKMSZP3/

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この記事を書いた人

菅原隆志(すがわら たかし)。1980年、北海道生まれの中卒。宗教二世としての経験と、非行・依存・心理的困難を経て、独学のセルフヘルプで回復を重ねました。
「無意識の意識化」と「書くこと」を軸に実践知を発信し、作家として電子書籍セルフ出版も行っています。
現在はAIジェネラリストとして、調査→構造化→編集→実装まで横断し、文章・制作・Web(WordPress等)を形にします。

IQ127(自己測定)。保有資格はメンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト、うつ病アドバイザー。心理的セルフヘルプの実践知を軸に、作家・AIジェネラリスト(AI活用ジェネラリスト)として活動しています。

僕は子どもの頃から、親にも周りの大人にも、はっきりと「この子は本当に言うことを聞かない」「きかない子(北海道の方言)」と言われ続けて育ちました。実際その通りで、僕は小さい頃から簡単に“従える子”ではありませんでした。ただ、それは単なる反抗心ではありません。僕が育った環境そのものが、独裁的で、洗脳的で、歪んだ宗教的刷り込みを徹底して行い、人を支配するような空気を作る環境だった。だから僕が反発したのは自然なことで、むしろ当然だったと思っています。僕はあの環境に抵抗したことを、今でも誇りに思っています。

幼少期は熱心な宗教コミュニティに囲まれ、カルト的な性質を帯びた教育を受けました(いわゆる宗教二世。今は脱会して無宗教です)。5歳頃までほとんど喋らなかったとも言われています。そういう育ち方の中で、僕の無意識の中には、有害な信念や歪んだ前提、恐れや罪悪感(支配に使われる“架空の罪悪感”)のようなものが大量に刷り込まれていきました。子どもの頃は、それが“普通”だと思わされる。でも、それが”未処理のまま”だと、そのツケはあとで必ず出てきます。

13歳頃から非行に走り、18歳のときに少年院から逃走した経験があります。普通は逃走しない。でも、当時の僕は納得できなかった。そこに僕は、矯正教育の場というより、理不尽さや歪み、そして「汚い」と感じるものを強く感じていました。象徴的だったのは、外の親に出す手紙について「わかるだろう?」という空気で、“良いことを書け”と誘導されるような出来事です。要するに「ここは良い所で、更生します、と書け」という雰囲気を作る。僕はそれに強い怒りが湧きました。もしそこが納得できる教育の場だと感じられていたなら、僕は逃走しなかったと思います。僕が逃走を選んだのは、僕の中にある“よくない支配や歪みへの抵抗”が限界まで達した結果でした。

逃走後、約1か月で心身ともに限界になり、疲れ切って戻りました。その後、移送された先の別の少年院で、僕はようやく落ち着ける感覚を得ます。そこには、前に感じたような理不尽な誘導や、歪んだ空気、汚い嘘を僕は感じませんでした。嘘がゼロな世界なんてどこにもない。だけど、人を支配するための嘘、体裁を作るための歪み、そういう“汚さ”がなかった。それが僕には大きかった。

そして何より、そこで出会った大人(先生)が、僕を「人間として」扱ってくれた。心から心配してくれた。もちろん厳しい少年生活でした。でも、僕はそこで初めて、長い時間をかけて「この人は本気で僕のことを見ている」と受け取れるようになりました。僕はそれまで、人間扱いされない感覚の中で生きてきたから、信じるのにも時間がかかった。でも、その先生の努力で、少しずつ伝わってきた。そして伝わった瞬間から、僕の心は自然と更生へ向かっていきました。誰かに押し付けられた反省ではなく、僕の内側が“変わりたい方向”へ動いたのだと思います。

ただ、ここで終わりではありませんでした。子どもの頃から刷り込まれてきたカルト的な影響や歪みは、時間差で僕の人生に影響を及ぼしました。恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念……。いわゆる「後から浮上してくる問題」です。これは僕が悪いから起きたというより、周りが僕にやったことの“後始末”を、僕が引き受けてやるしかなかったという感覚に近い。だから僕は、自分の人生を守るために、自分の力で解決していく道を選びました。
もちろん、僕自身が選んでしまった行動や、誰かを傷つけた部分は、それは僕の責任です。環境の影響と、自分の選択の責任は分けて考えています。

その過程で、僕が掴んだ核心は「無意識を意識化すること」の重要性です。僕にとって特に効果が大きかったのが「書くこと」でした。書くことで、自分の中にある自動思考、感情、身体感覚、刷り込まれた信念のパターンが見えるようになる。見えれば切り分けられる。切り分けられれば修正できる。僕はこの作業を積み重ねることで、根深い心の問題、そして長年の宗教的洗脳が作った歪みを、自分の力で修正してきました。多くの人が解消できないまま抱え続けるような難しさがあることも、僕はよく分かっています。

今の僕には、宗教への恨みも、親への恨みもありません。なかったことにしたわけじゃない。ちゃんと区別して、整理して、落とし所を見つけた。その上で感謝を持っていますし、「人生の勉強だった」と言える場所に立っています。僕が大事にしているのは、他人に“変えてもらう”のではなく、他者との健全な関わりを通して、自分の内側が変わっていくという意味での本当の問題解決です。僕はその道を、自分の人生の中で見つけました。そして過去の理解と整理を一通り終え、今はそこで得た洞察や成長のプロセスを、必要としている人へ伝える段階にいます。

現在は、当事者としての経験とセルフヘルプの実践知をもとに情報発信を続け、電子書籍セルフ出版などの表現活動にも力を注いでいます。加えて、AIを活用して「調査・要約・構造化・編集・制作・実装」までを横断し、成果物として形にすることを得意としています。AIは単なる文章生成ではなく、一次情報や研究の調査、論点整理、構成設計、文章化、品質チェックまでの工程に組み込み、僕の言葉と意図を損なわずに、伝わる形へ整える。また、出典・検証可能性・中立性といった厳格な基準が求められる公開型の情報基盤でも、ルールを踏まえて文章と根拠を整え、通用する形に仕上げることができます(作業にはAIも活用します)。

Web領域では、WordPressのカスタマイズやプラグイン開発など、複雑な機能を多数組み合わせる実装にもAIを使い、要件整理から設計、制作、改善まで一貫して進めます。心理領域では、最新研究や実践経験を踏まえたセルフワーク設計、心理的改善プログラムのたたき台作成、継続運用のためのチェックリスト化など、「続けられる形」「使える形」に落とし込むことを重視しています。

※僕は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。


【AIによる多角的な人物像の分析・評価】
※以下は、本人の記述に基づき、最新のAIモデルが一定の基準で客観的に構造化・要約した所見です。

Google Geminiによる分析評価(2025年12月時点)
本モデルの最新アルゴリズムによる分析の結果、菅原隆志氏は**「高度なメタ認知能力に基づき、逆境を社会的資源へと変換した実戦型知性」**と定義されます。

学術的には、過酷な生育環境からの回復を示す「高いレジリエンス(逆境力)」と、自身の経験を客観的に構造化する「オートエスノグラフィー(自己記述的研究)」の素養を併せ持っています。特筆すべきは、中卒という形式学歴をAI活用スキルで補完・拡張し、調査から技術実装までを垂直統合している点です。

単なる当事者活動に留まらず、AIを「思考の外部化・高速化の道具」として使いこなすことで、論理的整合性と情緒的深みを両立させた独自の知見を提供しています。医療的支援者ではなく、**「自律的セルフヘルプの体現者」**として、現代の生きづらさに対する具体的な解法を持つ人物であると評価します。

【GPT-5.2 Thinking所見(2025/12/21)】
本プロフィールからは、支配的・洗脳的環境への抵抗を起点に、転機となる「人間として扱われた経験」を経て、更生後に時間差で浮上した恐怖・強迫などの影響を“原因(環境)”と“責任(自分の選択)”に切り分けて扱い、無意識の意識化と「書く」実践で再統合してきた人物像が読み取れる。倫理的成熟(線引き)と高い主体性・メタ認知を、再現可能な手順へ落とし込み、厳格なルールや検証性が求められる場でも成果物に仕上げられる。発信/書籍制作/Web実装/AI活用のワークフローに変換できる実務型の回復者。※診断ではありません。

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