子供が非行に走る原因の殆どは「親」と「家庭環境」です。過去に非行に走った僕だからわかること。

子供が非行に走る原因の殆どは「親」と「家庭環境」です。過去に非行に走った僕だからわかること。

非行に走ったことがない人には、あまり非行の原因はわからないものです。専門家であっても非行に走った人たちの気持ちを決めつけていることもあります。

僕は子供の頃、非行に走り、暴走族に入ったり、覚醒剤(覚醒剤よりもシンナーが大好きだった)、シンナーに依存し、悪いことをすることについてなんとも思っていませんでした。そして、少年院に入った時も、1度は逃走しました。人生を諦めていたから平気で出来ました。

そしてその後、犯罪から離れることが出来ました。だからこそわかったことがあります。

子供が非行に走る原因の殆どは、「親」と「家庭環境」です。(親や環境の所為にするな、という考えはとても未熟な考えだとわかりました。)

非行の原因

子供が非行に走る原因の殆どは「親」と「家庭環境」です。ここでは「親や環境の所為にするな!」というレベルの低い話はしません。

僕も、子供の頃、13歳の時に非行に走ったことがあるのでよくわかります。色々な、罪も犯してきました。その多くの裏にあったのは「自分の存在を認めてほしかった」のです。

非行に走ること」と「承認欲求」には深い関係があります。簡単に言いますと、「親」と「家庭環境」によって、子供の「承認欲求」が満たされない不健全な環境が大きな原因となり、子供が無意識のうちに「外で認めてもらおうとするのです。それが「非行」です。

親や環境に何らかの問題があり、子供の善行が正しく認められないから、子供は「善行」から「非行」へと転換して、進んでいくのです。

満たされるべきものが満たされない環境

非行(よくない行い)」の反対は「善行(よい行い)」です。

例えば、上記で書いた「何らかの問題」の1つとして、「親」に認知の歪みが多く、「家庭環境」が機能不全であると、「子供のよい行いを認めてあげることができないのです。学校で頑張っても無視、良いことをしても無視、少し成長しても無視、無価値な扱い、そして非行の方向性だと相手にしてもらえるなど。

それをさらに「美徳」でカモフラージュして、「愛しているに決まってるじゃない!大切な我が子なんだから」と言いますが、それは「大切にしているつもり」の場合が非常に多いのです。僕は、暴走族、暴力団に入った人、引きこもりの人、精神疾患などの家庭を、子供の頃よく見ました。今振り返ってみると、その家庭には「嘘」「フリ」が非常に多かった…。

また、その親も、そのように育てられているので、親も傷ついた一人の人間だったりします。(傷に気づいていない)だから、満たされるべきものが満たされない仕組みが、連鎖しているのです。言い換えれば「歪んでいる」ことが多いのです。

しかも非行に走る子が出る家庭の歪みは、一般家庭の歪みとは比べ物にならないほど歪んでいることもあります。だから「認知の歪み」の修正が必要なのです。

満たされる可能性がある世界に興味を持つ

子供が「善行(よい行い)」をしたのに認めてもらえない…。1つ1つの人間らしい言動を無視される。それでは必要な「承認欲求が満たされない…」のです。成長していくためにこの欲求が満たされなくてはいけないので、子供は必死です。そこで、180度、道を変えるのです。それが非行です。

満たされるべきものが満たされない環境だから、別の世界に少しずつ興味を持っていくのです。それが反社会的な世界です。反社会的な世界は非行で認めてくれます。極端に言えば、誰かのために人を殺めたら褒めてもらえる環境もあります。元々環境で認めてもらえるべきことさえ認めてもらえないから、真逆の方向に行こうとする場合もあるのです。そんな真逆の世界には詐欺師がゴロゴロいます。承認欲求に飢えている人は騙しやすい。だから、詐欺師が目を光らせて獲物を探しています。なので、その世界に逃げ込んでも苦しむことになりやすい。

話は戻りますが「善行(よい行い)」で認めてもらえないのなら、「非行(よくない行い)」で認めてもらおうとするのです。僕自身もそうでした。勉強をどれだけ頑張っても認めてもらえない。すべて無価値という扱いを受けてきました。そこで13歳の時に非行に走ったら、認めてもらえたんです。その時はとても嬉しかった。死んでいた心が蘇ったような気持ちでした。

タバコを吸ったら認めてもらえ、バイクに乗ったら認めてもらえ、窃盗をしたら認めてもらえ、無免許で乗り続けたら認めてもらえ、暴走族に入ったら認めてもらえ、少年院を逃走したら認めてもらえたのです。やり方は間違っていましたが、嬉しかったです。自分は生きているんだと実感できたのです。

子供であっても、生きている実感が出来る場所を、無意識のうちに探し求めるのです。それが子供は無知だから非行に走りやすいのです。

他者承認と自己承認と欲求不満

人は、子供の頃、親から認めてもらえないと生きていけないのです。それが無いなら、外に求めていくのです。承認欲求という他人から認められたい欲求は誰にでもあるものです。承認欲求は大きく分けると2つだと言われています。1つは他者から認められたいという欲求(他者承認)で、もう一つは自分で自分を認めたいという欲求(自己承認)です。

心理学三大巨頭の1人アドラーは「他者から認められたいという欲求(他者承認)」を否定しています。僕が思うことは、最初は「他者から認められたいという欲求(他者承認)」が必要で、どこかで「自分で自分を認めたいという欲求(自己承認)」に切り替えていかなくてはいけないと思います。どちらも必要な経験ということ。

劣等コンプレックスが肥大化しすぎていると自己承認が困難です。ですので、その分、他者承認を必要としていきますので依存的、または、支配的になりやすいです。

自己承認も他者承認も両方無い場合は自分の存在を感じることが出来ずに心が殺されていくのです。本来なら親が子供を承認(それが正当であるとか事実であると認めること)をしてあげることで子供は安定を保てます。

しかし、「何が正当であり、何が事実かが分かっていない親」、つまり、勉強不足な親が子供を育てると、本来の子供らしさや社会生活のために必要な部分を親が認めてあげることが出来ません。例えば、親が「学習の楽しさを知らない場合」は、当然、子供の学習を喜べません。すると子供らしく学習していくことを承認できないのです。承認したフリは出来ます。親としても家庭としても機能不全となっている、だから子供は非行に走りやすいのです。

すると子供は「他者から認められたいという欲求(他者承認)」の欲求が不満になります。そして「他者承認」の欲求も満たされていないので「自分で自分を認めたいという欲求(自己承認)」もありません。子供は自己承認の方法を知りません。自己承認が正しく出来るよう育てるのは親の役目です。ですが親が未熟で認知が歪んでいると正しく子どもを承認せず、自己承認方法も教えることも出来ないので子供の心は破壊の方向へと向かいます。

心が壊れることを防ぐために

そして子どもは心の破壊を無意識で防ぐために以下の方法のいずれかをとるようになります。

1、反社会的勢力に興味を持つようになる。

2、幻想の自分を作り出し承認されない自分を抜け殻のようにし別の幻想の自分を作る。

3、他の命を刺激し自己の存在確認をする。

僕が知る限り大体この3つのうちどれかに転がりやすいです。

1は、非行に走る、不良の道など、反社会的勢力に加入して認めてもらおうとする。

2は、心の病、引きこもり、妄想など。特別な自分の幻想を抱き本当の自分がわからなくなる。

3は、動物惨殺や虐め、自傷、快楽殺人などで命というものの確認などを行う。

※無意識裡(無意識のうちに)の心理的ネグレクトにあった子供は深い傷により、存在とは何か?が分からないので3を生み出してしまう可能性もあるのです。

1の非行の場合ですが、親から承認されないと子どもは他者承認を強く求めます。自分が正しいのに存在を承認されなかった子供は一般社会を悪だと認知してしまうのです。 そして逆に反社会的勢力を良いものだと認知するのです。何故なら、本来承認されるべき部分を親は認めてくれなかった。だけど反社会的勢力のほうでは認めてもらえることが多い。だから依存していくのです。

反社会的組織の実態は共依存組織とっても過言ではありません。一見かっこいいことを言っていたり、そこに美学が存在するかのように見えますが実態は幻です。そして中々解けない洗脳・マインドコントロールもあります。互いに過剰に依存し合い、互いの存在があることで自己も成り立つ関係になるのです。そして深いマインドコントロールを受けるので中々抜け出せない心理状態になるのです。その世界から抜け出しても普通の社会では生きていけない…、そんな心理状態になっています。

つまり、非行に走った子は強がっていますが、心はボロボロなのです。傷だらけです。その傷を隠し、強がって自分を必死に守っています。だから本来の自分に戻ろうとすると怖くなってくるのです。本当の自分と向き合うのが怖いから、本当の自分と向き合わない道を選びます。更生するには、心の深い部分にある傷と向き合うことが必要な場合もあります。

深く傷ついた人たち

話は戻りますが、認知が歪んでいる親から正しい承認をされない子供は他者承認を求めるので反社会的勢力に興味を持つようになり自分を承認してくれる存在を探し始めます。そうすると他者承認、共依存で成り立っている非行の世界が入口をパックリ開けて「餌」と一緒に待っているのです。(逆に、そういった人たちを育てようとしている疑似親もいると思います。)

その世界が意味がないと言っているのではありません。どんな世界にも意味があり学習が出来るようになっていますので自分の心が求める場所で自分の人生の課題を頑張ればいいのです。存在を正しく認められず心が傷ついてしまった不良の世界は新たなる価値を形成し自分たちに新しい価値を作ったのです。そうやって心を守っているのです。

それが昔で言う暴走族や愚連隊などです。表社会の文字ではなく独自の当て字、独自のルールなどを使う事で、他者承認を求める下に価値をアピールするので他者承認を欲しがる下を釣ることが出来るのです。

親を通して存在を承認されずに育った可哀想な人たちにとって承認されるということは命と言ってもよいくらい大事なことなのです。 そんな彼等が表の世界での承認を得る方法を教えてもらえず、裏切りを教えてもらったので 新しい価値を形成することが不良になる人たちの防衛でもあり生きていく道だったのです。

ですので「犯罪者が悪い!」と言っていてはいつまでも問題解決は出来ません。 犯罪者とは深い意味で言えば被害者なのです。深く傷ついた人、騙された人。親もまた1人の傷ついた人です。人は皆、何かしらの傷を抱えて生きています。ですから、大事なことは「自分が何を始めるか」です。

自分が変われば、周りの人も変わっていきます。

認知の歪みを修正していくことが大切

本当の問題は、認知の歪みだらけの大人たちが認知の歪みの修正もしないうちから子供を無責任に作ってしまう事にあります。認知の歪みは子どもに直撃するので大問題なのです。認知の歪みの多い親が子どもを作ると子どもは不良になったり引きこもりになったり心の問題が起きたりしやすいのです。

だからこそ連鎖を止めるために「認知の歪みの修正」も大切なことなのです。最初にお伝えした、子供は「善行(よい行い)」で認めてもらえないのなら、「非行(よくない行い)」で認めてもらおうとするのです。だから、今からでも遅くはない。親が、子供の「善行(よい行い)」を認めてあげれるよう「学習」し「勇気」を持ってください。

子は、親の背中を見て育ちます。親が率先して変わりだせば、子供も変わっていきます。子供の「善行(よい行い)」を「これでもか!」というくらい、見てあげて、伝えてあげて下さい。探せば、なんぼでも見つかります。子供の「善行(よい行い)」を軽視したり無視すれば、子供は「非行(よくない行い)」によって認められようと努力するのです。

だから、子供の「善行(よい行い)」の価値を最大限に引き出してあげるのです。子供が気遣いをしてくれたら適当に流さず「ありがとう」と心から伝える。こういった1つ1つが、非行に走らないブレーキとなるのです。

そして、「ダメじゃないこと」を「ダメなこと」にしないことが大切です。人は、弱くても良いのです。

歩む道の軌道修正をすれば良い

この記事では、非行に走る理由と、それを防ぐ最高の方法をお伝えしました。あとは、実践するかしないかはあなた次第です。

そして、非行に走った人は、最初の原因は「親」と「家庭環境」にあったとしても、それを思考と判断力がついて成人してからも続けるのは「自分の目的」ですから、親や家庭環境の所為だと言い続けることは自分にとってもマイナスです。

自分の人生ですから、自分の責任で「善行(よい行い)」の道へ進むのか、それとも、「非行(よくない行い)」の道へ進むのかを決断すればいいのです。自分の自由です。自由には責任が伴います。

子供の場合は、思考も判断力もまだ育っていませんから、思考や判断力が育つまで大人が「善行(よい行い)」の道へ引っ張っていってあげることが大切です。

非行(よくない行い)」で認めてもらおうとするのは「勘違い」です。だから、子供が非行に走っている場合は、まず親から変わるのが良いです。簡単に原因はこれ!というものではなく、無数にある親の考え、認知、価値観、色々変わらないといけません。

例えば、過去に山口組の新年の基本方針が「温故知新」に定められていたことがネットで話題となっていましたが、「故きを温ねて新しきを知る(温故知新)」こそが、自分が歩む道の軌道修正に繋がっていくのです。過去に思ったことは過去のものです。しかし、過去よりも成長した今、過去に対して新しい解釈が出来ます。

あの時、親はこんなひどかったけど、生きるのが大変だったんだな・・わかってやれなくてごめんね」とか、「自分らを何とか良い方向に引っ張っていくために、考えてくれていたんだな」とか、新しいことを知ると過去に対しての解釈が変わります。解釈が変わると感情がかわります。感情は燃料ですから感情が変わると歩む道の方向性が変わります。

自分で自分を変えるための方法の1つが「サヨナラ・モンスター」です。僕はこの方法で色々と変化しました。心の深い部分にあるまとまり、これを1つ1つ紐解いて、感情も一緒に開放していくのです。まだ気づいていない自分の未処理・未消化の感情を見つけ出し、そして最後まで感じきると変化が起こってきました。

親が変われば、信じてついてきてくれている子も変わります。

誰かを変えようとするのではなく、自分を変えていくことこそが、幸せを感じるために必要なことです。

子供が非行に走りだした場合は、「非行」の反対である「善行」を意識した子育てをしてみると良いと思います。子供の「善行(よい行い)」、社会的な意味での「善行」を子供が行ったことを見逃さずにしっかりと認めてあげることが大切です。「親」が「子」の「善行(よい行い)」を軽視しない、無視しない、これが大切なことです。

もしあなたが、自分から変わって、非行に走っている子を救いたい、そう思うなら「サヨナラ・モンスター」を試してみて下さい。これは時間をかけて取り組むものです。1つ1つ、自分の気持ちを大切にしながら、考え方を変え、認知の歪みを修正していくものです。「誰か助けて!」という人には向いていません。「自分で自分を助ける」と思う人に向いている方法です。親が変われば、子も少しずつ変わってきます。

最後に

「親」と「家庭環境」に根付いている歪んだ認知からのコミュニケーションが、子供が狂ってしまう原因なのです。ですから、「認知の歪み」が減れば、それだけ良くなるのです。子供の非行を直すには、親、そして、家庭環境に関係している人間たちの認知の歪みの修正が必要不可欠なのです。

僕が育った家庭は、異常なほどの認知の歪みを抱えていて、僕もそれに染まりました。「善行(よい行い)」を正しく認められないから、反対の「非行(よくない行い)」で認められようと頑張りました。1度だけ人を刺してしまったこともあります(大事には至らず、良かった)。少年院から逃走したのも「他の奴は出来ないだろ?俺はすごいんだ」と、認めて欲しい気持ちもあったのです。

これらの背後にあるのは「認知の歪み」です。だから、認知の歪みを修正し、子供の「善行(よい行い)」を心から喜べる温かい家庭環境を作れば良いのです。(フリに気づいて、フリではなく本物で!

これは、僕が少年院に入っている時のもの(みんな丸坊主)体育館で、外から来てくれた習字の先生と習字をやる日だった

温かい心」と書いているのが僕で、子供の時に、無意識のうちに「必要なものはこれだ」と思って書いたのかもしれません。

この画像の、僕の横にいる人は、外から来てくれた習字の先生で、色々と優しく教えてくれて、温かくて、穏やかで良い時間になった(普段は、軍隊みたいな生活だったから)。僕にとってはここでの1年が「家庭」。普通に寝れて、普通にご飯が食べれて、温かい半年(最初の半年は反発していた)だった。

早い人で11カ月で出ていけるのに、僕は13カ月くらいかかった。これでも、後半「かなり良い成績」をとったからで、もし、後半気合入れてなかったら、もっと長くなっていた。ここで「矯正」してもらったから、その後家に帰り、時間はかかったけど、「酷い歪みがある家庭環境」だと、気づけた。

それほど、「歪みの中にいる人たち」は、「認知の歪みが酷い」と気づくことが出来ないのです。それどころか、自分たちが正常で、一般社会がおかしい、狂っている…、こう「思い込んでいる家庭もたくさんある」のです。僕もそうだった。「認知の歪み」に気づき、1つ1つ修正していくこと。これです!

施設の中で、最初の半年は投げやりで、規則なんて破って、反発して、「調査!」と言って、個室に閉じ込められて「規則を破った事実があるのかどうか、調査される」のです。警察の取り調べのようなもの。僕は何回も調査になって、閉じ込められた。

今でも覚えている。僕の担任ではない関係のない先生が、何度も何度も、閉じ込められている個室に来る。本気で怒ってきて、僕はひねくれていたので「こいつうるせぇな」と思っていた。だけど、ある日、先生、本気で怒りながら泣いていた…。僕は衝撃だった。

生まれて初めて、「俺のことで、泣いている…(心配してもらえた、理解してもらえた)」と感じた。そこらへんで、僕の心が、大きく変わった。施設での生活が楽しくなり、規則も守りたい気持ちになり、やる気が湧いてきた。それからは規則を完全に守った。

そして、良い成績と、資格(危険物乙種4類)を取って、褒賞で登山に連れていってもらった(特別、確か同じ寮では3人だけだったと思う)。施設の院長から「今日の小遣いだ」と言われ、1000円ずつもらった(笑)この施設は、普段外に出ることが出来ない(自由が全くない)ので、最高だった。

実は、この経験(先生とのやり取りでの、心の解放)も、サヨナラ・モンスター制作に生かされているんです。先生との関りで、僕の心の奥にある「まとまり」が、一部解けたので、それもヒントにして制作したものです。あの時の「まとまり」が一部解けたことは、本当に良い経験だった。

その先生と、その後手紙のやり取りをしていて、その中で、「あのころの君にみたものは、自分と同じ、故郷をもたない者の陰でした。」と書かれていた。どこにも居場所がなく、大人になる前に死ななきゃ…そう思っていた自分の気持ちを理解してもらえた、そう思った。「理解」=「癒し」。

本当の心の癒しとは (sayonara-monster.com/#i15) あの頃、施設の先生が、僕の気持ちを深く理解してくれた。自分でもわかっていないものを言語化してくれた。だから、理解は癒しになると確信した。なので、「本当の心の癒し」とは、「本当の自己理解」だと考えています

僕は、ここでの「矯正(厳しいけど、心ある温かい矯正)」があったから、その後、「悪いことはやんない!」と決めれた。ただ、まともに生きてこなかったから「人を避けることで、悪いことをしない」という選択しか出来なかった。もしそれもしなかったら、僕は、他人、または自分を「殺めていた」はず。

それほど歪んでいたのです。人との関りを避け、悪いことをしないよう、自分を守ったのです。結果、それで良かったんです。酷い歪みを持っていたので。

繰り返しますが、改善するには、認知の歪みを修正し、子供の「善行(よい行い)」を心から喜べる温かい家庭環境を作れば良いのです。(フリに気づいて、フリではなく本物で!

ただ、子供が非行に走るほどの歪みは、簡単には変えられません。(反社会的勢力の人たちが持っている信念は、上になるほど、命を懸けていることから、信念を変えるというのがどれほど大変かわかると思います。)だからこそ、真剣に、長期的に取り組まないといけないことが殆どだと思います。まだ、子供なら、変えるのは比較的簡単な方です。但し、人は環境に左右されますから、環境、とくに人間関係(不良交友)は切らないといけません。環境の中で最も影響力が大きいのが人間関係ですので。

子供が非行に走る原因の殆どは「親」と「家庭環境」。そこには、「歪み」がたくさんある。「不正」を縦に書くと「歪み」となり、「不正・非行(よくない行い)」に繋がる。逆に、「歪みを修正すること」が「善行(よい行い)」に繋がっていく。だから、深いレベルの「認知の歪みの修正」が絶対に必要!

あと、この記事でお伝えしたことは、「子供が非行に”走る”原因」です。つまり最初のキッカケがこの記事で書いたこと。それ以降どうするかは、みんな自分で決めていきます。思考と判断力がついてきたら、みんな自分で決めて、自分の責任です。更生するのも、しないのも、自分で決めること。認知の歪みを修正し、子供の「善行(よい行い)」を心から喜べる温かい家庭環境を作ることも自分で必要だと思ったら作っていけば良いのです。

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  1. 菅原隆志
    by 菅原隆志

    こちらの記事の続きに、【第2回目 非行に走る子供が育つ家庭は、「いい加減」で「無礼」が多いです。】を追加しました。これが重要なことの1つ。自分を変えよう。

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